今日は、クリスマス・コンサートがありました。それで、フィナーレが、「喜びの歌」でした。
もちろん、簡単な混声3部です。
時間のある方は、カラヤンの演奏会から第4楽章を聴いて下さい。
カラヤン ベートーヴェン《歓喜の歌》 1986
コーラスの先生も説明していたのですが、この曲「第九」が年末に演奏されるように
なったのは、戦後の貧しかった時代のNHK交響楽団員の年越し費用捻出を目的として
いたそうです。NHK「チコちゃんに叱られる!」で解説していました。
合唱員が200人いて、一人が家族を10人聴きにくれば2000人のお客様が入り、
満席になるということだったようです。1947年といえば終戦間もなくで、みんなが
交響曲を聴く余裕はなく、「第九」ならとなったようです。
ちなみに、CDの録音時間が74分になっているのは、カラヤンのこの曲の演奏時間に
合わせたのだとか。
<日本語歌詞>
晴れたる青空 ただよう雲よ
小鳥は歌えり 林に森に
心はほがらか よろこびみちて
見交わす われらの明るき笑顔
花咲く丘べに いこえる友よ
吹く風さわやか みなぎる日ざし
心は楽しく しあわせあふれ
響くは われらのよろこびの歌
参考に、この部分のドイツ語の直訳です。
随分と違っていて、日本語版では神様が不在です。
歓喜よ、神々の麗しき霊感よ
天上楽園の乙女よ
我々は火のように酔いしれて
崇高なる者(歓喜)よ、汝の聖所に入る
汝が魔力は再び結び合わせる
時流が強く切り離したものを
すべての人々は兄弟となる
時流の刀が切り離したものを
物乞いらは君主らの兄弟となる)
汝の柔らかな翼が留まる所で
先生も、この場所が、お客様との位置もいいとかで、これからはこの場所で唄えるようです。
ところで、先生の頭はもう来年の創立30周年のコンサアートに行っているようです。来年最初の練習曲に「マイウェイ」が入っていますので、これ、候補かなと思いました。
皆さんの唄いたい曲を1曲入れるとおっしゃっていて、一人1曲ですかと聞いたら、やはり全体で1曲だけだとか。やっぱりね。
ゆきママさん、昨年、男声で唄った「Vive La Compagnie」を混声4部でやりませんか。この歌、コンアートの打ち上げにみんなで唄えると楽しいのですが。