空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

クレマチスが咲きました。

2024-06-15 | 花だより

蒸し暑い一日でした。午後から雨というので水撒きはいらないかもと庭を見たら、クレマチスが咲いていてびっくり。小さいつぼみが出来ていたのでそろそろかとは思っていたのですが、小さい鈴形の花が咲いていました。昨年の冬買ってきて植えたのですが、蔓は伸びたのに花が咲きませんでした。まだ小さすぎたようです。今年はつぼみが出来ても育つのがあまり遅いのであきらめかけていたら、小さいスズランくらいの花が咲きました。とても可愛らしくて、さっそく記念撮影。

ついでに見ごろのアジサイも写しました。今年はヤマアジサイも揃ってきれいなピンク色で、来年は青い花が咲くように頑張ってみようかな。

 

クレマチス・白のクリスパ

 

☆ ☆ ☆

フランネルフラワー・フェアリーホワイト

一度失敗して枯れてしまったのですが、新しい株は水やりも控えて

放置気味にしていたら元気に育ってきました。

 

ハナカタバミ

 

赤いアジサイが満開です

 

赤いヤマアジサイが今年はピンクに

 

セトクレアセア(紫御殿)

 

オキシペタラム・ブルースター

大株になってきました。

 

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奈良国立博物館の「空海展」に行ってきました。

2024-06-09 | 日日是好日

空海展の最後の日曜日でした。快晴に恵まれ気温も上がっていなくて

気持ち良い日に恵まれました。

開館後でしたがまだ長い列ができていました。

遣唐使船は建設中の平城宮跡で見学しましたが、小さい船でした。

空海をはじめ荒れた日本海を行き来した人たちがもたらした

経典や多くの文化財が今でも立派に保管展示されていました。

嵯峨天皇に空海が持ちかえった品々を報告する文がありましたが

長い巻紙で経文以外にも多くのものが書かれていました

東寺にも直筆のものがありましたが、活字のようにそろった

美しい文字が並んでいました。

館内も人で溢れていました。

ここは写真がOKでした。

新緑の奈良公園で茶室のたたずまいにホッとしました。

 

やはり海外の人たちも多かったですが、若い女性とすれ違う時に

細い径を譲ってくださいました。

お礼に軽く会釈をしてすれ違いましたが、振り返ると深い礼をされていて、

少し文化の違いを感じました。

 

弘法大師空海と出会う 川崎一洋 岩波新書

遣唐使船の時代 時空をかけた超人たち 遣唐使船再現シンポジウム 角川学芸出版

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バロータの花を見つけた(バロータの続き)

2024-06-03 | 花だより

昨日見つけたバロータの花は緑のガクからピンクの花が咲くと「うさぎ」さんのブログを訪問して発見!

そして今日、夕立の後もう一度見に行ったら、ピンクの花が咲いていた、びっくり(*_*)

形は「カキドウシ」のような、小さい蘭のような、かわいらしい5弁のガクに似合わない花だった。

で、やっぱり調べてみた。

シソ科バロータ属 トルコあたりで生まれたらしい。なるほどシソ科かと納得。

やわらかいフェルトのようなシルバーリーフで5弁のガクがかわいくて初夏にピンクの花が咲く、お!間違いない。

葉っぱからは甘い香りがするそうで、、、、香りには気づかなかった。明日かいでみよう。

今年冬越しして大きくなったのが嬉しくて、コレ二年目、二年目と言いふらして喜んでいたが、丈夫で育て方も簡単だそうでちょっと声が小さくなった。

 

 

おまけの花

☆ ☆ ☆

 

ガイラルディア・アリゾナレッド

どこで買ったか忘れたが丈夫な花で勝手に育って今年も

どんどん咲いてきた。花壇に赤い花もいいなぁと大きな鉢に植え替えて

ちょっと贔屓気味に育てている。

 

レースフラワー。大きく育ってこぼれ種でどんどん増えるそうだ。

どんどん増えてよくってよ、ガンバレ

 

 

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バロータの花

2024-06-01 | 花だより

夕方、庭のパトロールをした。昨日の雨の後で水やりはいらないと思ったが、雨に弱いペチュニアがちょっと心配で。

昼過ぎから日差しが戻ってきたので、とても元気に咲きそろっていた。

花が過ぎたパンジーは思い切って切り戻したらもう一度咲くかな、新しい葉が少し茂り始めていたり、もう今年はおひましますというのもあって冬の間から楽しませてくれた花にお礼を言った。

ふと見るとバロータが伸びていて、寄せ植えから鉢に移し替えても育っている。

銀色の葉が地味だけれど美しいなぁと思っていたら、あれ!花が咲いている。

夕方で少し日光不足だったが、、ボケボケの記念写真で。

目立たない薄緑の花だがよく見ると5弁花でかわいらしい。もう少しいい写真が撮りたいと思いながらも残してみた。

今年も冬越しさせて春の寄せ植えを飾ってくれたら嬉しい。

 

 

 

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クラス会

2024-05-29 | 日日是好日

    今年も仲間に逢おう                               
 
    よく似たものを私は仲間と呼んできた
    雲には雲の仲間
    風には風の仲間
    優しさには優しさの仲間

    掌や心や時の中に仲間を集めて
    じっと見つめているが 

    時は急いで流れ
    いつか雲になり
    風になり
    どこかの知らない人になる

    目に見えない知らない世界に住んで
    新しい世界を連れてくることもある

    君たちか?
    風が木の葉を揺らし
    雲は小さな影を作って部屋の中を行き過ぎるのは

    遠い昔の優しい時間を思い出す

    騒がしい足音を思い出す

    見えないものに
    名前をつけたこともあった
    遠い昔のあるときが
    今と重なるように見える気がする

    風や雲と話していると

    あの時の声がする               

    みんなどこへ行った、

    中島さんの「地上の星」のように

    見送りもしないのに消えていいのかな

 

    三年二組51名。名前を呼ばれたら大きな声で手を上げよう

 

    行先も告げないで案内状が時ととともに流れていった君たち

    みんなどこへ行った

                    

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読書の世界は広く、私の世界は狭い?

2024-05-28 | 日日是好日

懲りずに今日また新しい本を積んだ。

「空飛び猫」講談社文庫 村上春樹さん訳の童話

「気軽に生きるこつ」三笠書房 この頃いろいろ重かったので

「たぬきの本」共和国  カモメさん主催、本が好き!のコミュニティーに参加本、面白そう(^^♪

「ミシンと金魚」集英社 すばる文学賞なら外れないかも

「ラブカは静かに弓を持つ」 集英社 弦楽器はいいな、特にチェロ。評判がいいので私も。

 

既読本

「しろがねの葉」「信仰(村田沙也加さん著)」「夜明けのすべて」「震える牛」「雪冤」「ぼくの死体をよろしくたのむ」「死を弄ぶ少年」「ハヅキさんのこと」「秘密なら、言わないで」「読み解き 般若心経」「惑いの森」「マクベス」「大きな鳥にさらわれないよう」

 

読みかけで中断

「毒猿」

 

こうして狙いを定めると書かねばという気持ちになるかも、改めて積みなおし机を整理した。

大きめの机でよかった。両脇机を広げてみたら全部の本が何とか乗ったが、床掃除まで増えた。

なんという雑然。本選びと記憶の無秩序。既読といってもまるきり初読みみたい。よしもう一度読み直してみるかな。面白かったし。

 

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袖振り合うけど

2024-05-28 | 日日是好日

 あさ時間があると時々散歩をする。同じ頃家を出るのか、細い農道を歩いてきてよくすれ違う人がいる、ぱったり正面から会うときはまぁどちらかが道を譲る。面倒なので先に脇によけて待っていると、たいていちょっと頭を下げてくれる。滅多に人に会わないだろうと、少し早い時間に出て一人で歩くのが爽快なのだが、あちらの人からも気軽に歩きたい気持ちが伝わってくる。私も野の花を見て歩いている時間はとても貴重だ。

 よく出会って 少し気になる二人組みの人たちがいる。うちは坂なので、どうもずっと下方の家から話しながら歩いてくるらしい。二人共大きな声で常に話している。間の悪いことに後ろから追いつくことがある。困ったことなので、挨拶をしてちょっと急ぐ。それでもお互い気になってはいるようで。毎朝前後して歩いてくる。道を変えてみたら、また柿畑でばったり会ってしまった。又お会いしましたね、の顔をしてみたが効果なしでばつが悪かった。ちょっと気になる。二人とも少し先輩のような年頃だし、ゆっくりした散歩でいつも私と似たコースを一回りの様子。

 袖振りあうも他生の縁 というが、初めてあっても何所かで出会っているような感じがする人もいる。でもこの感じでは、今世で初めて逢った人たちのようで、とはいえ二人ともすごい人見知りの星から来た人かも。初めて会っても声をかけるとといい人だったりすることもあるので、どこ人かは気にしないことにして。

でも道か時間を変えようかな。まだあちこちに田畑が残っている散歩道があるし。

 

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カルチャースクール

2024-05-25 | 日日是好日

今年は本を100冊は読もうとこっそり計画した。内緒の年頭の辞を公開したのは積読山が崩れそうになったし、書けば少しは今年の推しになるかも。読んだつもりでも内容をほとんど覚えていなかったという、驚愕の現実に気が付いたし。

読んだら書くということもしなくなった。振りかえればもう5月も終わりそう。それに感想を書いたのもわずか19冊で、これではアノ果てに向かってまっしぐら、かも。

 

それで読み始めたのが川上弘美さん、積んでいる好きな作品に手が伸びて。

短編集「どこから行っても遠い町」の目次7番目「急降下するエレベーター」というところまできた。

そこで友人の家を訪ねるシーン。「うちの母親って、カルチャースクールの講座、5つもとってるんだ」

とここで止まった。

カルチャースクールか、私も何度か新聞の折り込みを見たことがある。どれか行ってみようかな。庭の花の世話と、スーパー、図書館あたりしか動かないのは世間が狭くなるかも。それで十分満足しているが、いささか狭いかもと思ったし。

 

で、ステンドグラス、手芸教室、陶芸。もしこれを頑張ったら家に作品があふれそう、習字、絵画も今更、などと勝手に理屈をつけていたら、どれも気が向かず。一度受けてみた歴史教室も家にそんな本は積んであったし。と習いたいものが見つからなかったことに気が付いた。

カルチャースクールだって時間がかかる。まして5つなんて。とやかく言える筋合いはないし、言う気もないが、ふと思った。

時間があれば積んである本をせっせと読もう。と考えがぐるぐる回って今に戻った。

ここまで書くのに時間がかかった。タイピングでも頑張ろう。

 

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岩湧寺に秋海棠を見に行きました。

2023-09-12 | 花だより

記載漏れを拾っていますので少し前の記録になってしまいました(__)。

8月18日の土曜日は河内長野の岩湧寺周辺に自生している秋海棠が咲いているそうで、見に行きました。

以前、金剛岩湧登山の折には何度も通っているはずですが、その頃はお寺に関心もなくて、立ち寄った記憶がありません。

それよりも、秋海棠の群落があるというのを知ってから一度見てみたいと思いながら今まで花の季節を逃していました。

 

秋海棠の花は、親友の家の裏門を入ると庭の蹲のまわりに咲いていました。地味な花でしたがハート型のつぼみもかわいらしくて好きだ好きだと言っていたので咲く時期には声がかかって訪ねることにしていました。

彼女は頭もよく物知りでしたが、病気のために別の高校に入ってから会う機会が少なくなっていました。

訪ねようとした日に上六でお母さんと一緒に立っていた姿を見たのが最後です。私も仕事が忙しく会う機会がなくなり、彼女は九州に静養に行き、帰って会計士になると勉強しているということを聞いたのですがそれを途中にして亡くなってしまいました。

いろんな人と別れてきましたが、今でも電話口から聞こえてきたお母さんの思い出話を何度も思い出します。

 

三千院で見た秋海棠は庭木の下にしっくり溶け込んで見事でしたが、本来の姿は樹木の下に群れてこんな風に静かに咲いているのが似合うようで、地味な雰囲気は湿り気の多い土地から湧きだしたような花です。

400年を超すという杉の木立の中に岩湧寺があり、人気もなく本堂のまわりはシンとしていました、本尊の大日如来像は堺市博物館に寄託保管されているそうでお留守でした。

小雨模様の一日でしたがおかげで新鮮な色が映える花々や、季節の変わり目の山野草に会うことができました。

ミンミンゼミやツクツクボウシが山に響くほど大きな声で鳴き競っていて「ツクツクボーシオーシツクツクー」「ミーンミンミンミーーーン」と響き渡っていて、「大きな声で発音がいいね」と誉めてきました。子供の頃はツクツクボウシは、。夏の最後に鳴く蝉で秋を知らせてくれるのだと思っていましたがミンミンゼミもいっしょに大声で鳴いていて、静まった森のなかはなかなか賑やかに盛り上がっていました。

本堂と多宝塔

本尊の大日如来は堺市の博物館が保存しているそうです。

多宝塔。

素朴で美しい建物だと思いますが、あちこちで白い漆喰の亀腹を

見ると古い様式美がそのままで大切に保存されていることに感謝したく

なります。

シュウカイドウが見頃でこんなにたくさん咲いていました。

ヨウシュヤマゴボウ

まだ青いですが色づくと綺麗だなぁとおもいます。

 

ヘクソカヅラ

気の毒な名前です。でも一度見ると忘れなくていいのかも。

ワルナスビ、ハキダメギク、ノボロギクというのも

牧野博士が名付けたんだとか。

ノブドウ

実が色とりどりに色づいて美しいので、庭に植えているのですが

まだ実がなりません。

キンミズヒキ

紫陽花やシャクナゲの頃も美しいそうです。

ヒメジョオンとベニシジミ

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おふさ観音・風鈴まつり

2023-08-27 | お寺

暑いけど水辺の花を見に行こう、それなら本薬師寺跡のホテイアオイがいいかも。

橿原市観光協会のお知らせで「今年はホテイアオイの植え付けはしていません」とあったが、野草だしあちこちの水辺(池や川の縁田んぼなど)で咲いているので、少しくらい花は咲いているかも、お寺の跡地や近くの畝傍山も眺めてこようかなと、少し遠いけれど今日も暑いなと言いながら行ってみました。残念ながら花は見つかりませんでした。毎年根こそぎ整理して新しく植え付けているのでしょう。保存するのも大変なことで、またいつか植えられる時があれば行ってみようと思いました。

畝傍山にちょっと挨拶して、近くの「おふさ観音」に行ってみました。以前訪れた時は人影もまばらで静かなお寺でしたが、なぜか今回は駐車場が何か所もあるのにどこも満車でびっくり。側の川沿いに止めて歩きました。暑いのに我ながら好きだなぁと思い、家族にも笑われたのですが。

薔薇祭りは終わっていましたが、風鈴が揺れ短冊もなびいて綺麗でした。風に乗ってシャボン玉が飛んでいました。シャボン玉製造機(?)で大量に飛ばすのに驚きました、係(業者かも)のおじさんも暑そうでしたが。

 

薔薇の季節も美しそうです。

薔薇も夏休暇

 

買って帰ろうか一瞬揺れる。美しい提灯。

またお会いましたね。

暑、暑い、心頭を滅却、、、ナム

 

畝傍山さんに挨拶して帰る、

ホテイアオイが咲いたらまた来ます。

☆ ☆ ☆

お寺で見つけた夏の花

朝顔もあまり見なくなりました。

向日葵も暑そうでした。

さすが南国の花、ハイビスカスは元気です。

 

 

 

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矢田寺の広いアジサイ園を歩きました。

2023-06-26 | 花だより

お寺の横は、山あり谷あり、展望台ありという「あじさい庭園」で今真っ盛りの見ごろの花が、覆いかぶさるように咲いていて、圧巻でした。

素朴なヤマアジサイと見慣れた日本あじさい、華麗な色とりどりのハイドランジア(西洋紫陽花)の競演も見事でした。

季節ごとの花の寺巡りも一巡りで一年、年年歳歳という言葉通り、同じようでも年ごとにどこか違った風景に慰められます。

 

 

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紫陽花の見本園(矢田寺)

2023-06-26 | 花だより

お寺の隅に竹垣で囲った見本園があって立ち寄るのが恒例でした。

久しぶりに看板を見て、まだあるのを確かめて喜んで入っていきました。

残念ながら数も減って、気合いの入らないネームプレートもあったりなかったり、少し残念でした。

ただ初めて出会う花もあって嬉しかったです、今ではあじさいもずいぶん品種が増えているし、見本園も充実させるのは、広さもいるし世話も大変だろうと思いました。新しい品種や人気のあるものはネットでも見られますので、ここには地方の山に自生して咲いている花を集めてほしいなと、それでも「やまあじさい」と名前がついてもやっぱり交配して素朴な味が薄れてきているように思いました。などと言いながら、我が家の庭の隅でも交配種の可愛い何種かのヤマアジサイが咲いていますので、勝手な言い分かもというところです。少し時間をかけて観察しました。

 

常緑アジサイ・エレネンシス

冬にも落葉しないのが常緑アジサイということでしたが、花は

花びら(装飾化)がない素朴な形でした。ピンクは初めて見ました。

 

城ケ崎

六甲のシチダンカに似た雰囲気ですが花びらの尖り具合が少し柔らかな

感じでした。

 

みかん葉あじさい

よく見るとなるほど葉っぱが蜜柑のような。


コアマチャ

甘茶だけれど花が小さいと言うことなのでしょうか。山の少し湿った

木の下に点々と白く見えるのはヤマアジサイだったりしますが

この小さい花びらの丸い花は可愛くて見つけるとほっとします。

 

名前は不明ですが、この縁が白い装飾花は、一重だったり八重だったり

手毬咲きだったり、フリルがあったり。人気があってよく見かけます。

ちょっと終わりかけで残念でしたが、こんな形の苗があったら

植えてみたいと思いました。

 

これもシチダンカに似ていますがプレートがありませんでした。

花びらの先が丸いので違うかもしれません。素朴で静かな感じが

します。

  

とても美しい中の白が少しずつ青に変わっていく手毬咲で、

初めて見ました。名前が不明でどこかでまた出会いたい花です。

☆☆☆

素朴なヤマアジサイもチラホラ花をつけていましたが、全国の山に咲いていて

土地の名前がついているものも多いようです。

梅雨の季節は気分も沈みがちですが、雨が似合う紫陽花が咲くので

いい季節かも知れません。

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矢田寺の紫陽花を見に行ってきました。恒例になった土曜日(6月24日)のドライブです。

2023-06-25 | 花だより

梅雨晴れに恵まれた土曜の朝でした、見ごろというので紫陽花を訪ねました。

大和郡山にあるあじさい寺・矢田寺に久しぶりに行ってみることにしました。9時出発、車で約40分、高速道路も空いていて快適に走りました。

以前、紫陽花の季節に何度か訪ねていましたが、お寺に近づくと記憶にあった田畑もずいぶん宅地になって、一本道の参道が短くなっていました。本堂に続く石段を登りながら、時の流れを感じました。

夏椿が散っていました

 

新緑が瑞々しい影を落としていました

両脇に塔頭が並んでいます

大門坊の手水、夏椿(沙羅)と、紫陽花です

自然豊かな紫陽花の道も美しいですが、一角にある珍しい品種を集めた

見本園を見るのも楽しみです。(園の花々は次ページです。)

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おきなぐさ 宮沢賢治、陣崎草子 出版社:三起商行株式会社

2023-05-20 | 読書
 
おきなぐさ
 
 
子供の頃、畑の畦や野原でこの優しい花をよく見かけました。初夏には長いひげをもつ種子ができていました。
転勤先の岩手に住んでいた頃、山に行くと懐かしいいろいろな花に出会えました。
枯れた野原でこの花を見つけた時その話をすると「おきなぐさ」は「うずのしゅげ」と呼ばれていると教えてもらいました。
「うず」は「おじいさん」。「しゅげ」は「ひげ」という意味だそうです。
たまたま車で通りかかった道なのですが、岩手のどこかの山ではまだこの花が咲いているかもしれません。今はどうなっているだろうと時々思い出していました。
子供の頃歩いた故郷の野山はすっかり変わってもう見ることはできません。

偶然通りかかった花屋さんで見つけたオキナグサは記憶の花と同じ形をしていますが、色が薄くたぶん園芸種なのだと思います。それでも買ってきて植えてみました、元気に育って咲きました。次は「髭」を見ようと楽しみにしています。

挿絵が美しい宮沢賢治の絵本を図書館で見つけました。
「宮沢賢治コレクション4 雁の童子」が底本になっています。


              ☆☆☆


 私は去年の丁度今ごろの風のすきとおったある日のひるまを思い出します。
 それは小岩井農場の南、
 あのゆるやかな七つ森のいちばん西のはずれの西がわでした。

 この花は黒繻子ででもこしらえた変わり型のコップのように見えますが
 蟻にたずねます
 うずのしゅげはすきかい
 大好きです
 あの花は真っ黒だよ
 いいえ黒く見えるときもそれはあります   
 けれどもまるで燃えあがって真赤な時もあります。
 いいえ、お日さまの光の降る時なら
 誰にだってまっ赤に見えるだろうと思います

 蟻はそして花の全身を覆っている柔らかい銀の糸のことも話します
 山男も、空高く舞うひばりも、この花が大好きでした。
 花が終わり長いひげが旅立つ時が来ました。

 綺麗なすきとおった風がやって参りました。
 まず向こうのポプラをひるがえし
 青の燕麦に波をたててそれから丘に登って来ました。
 うずのしゅげは光ってまるで踊るように
 ふらふらして叫びました
「さようなら、ひばりさん、さようなら、みなさん
 お日さん、ありがとうございました」
 そして丁度星が砕けて散るときのように体がばらばらになって
 一本ずつの銀毛はまっしろに光り、羽虫のように北の方へ飛んでいきました。 

           ☆☆☆ 



これは抜き書きですが
賢治のたくさんの話の風景の中に「おきなぐさ」も咲いていて、こんな美しい言葉になっているのが嬉しくて何度も読み返しました。
 
今年、庭で咲いたおきなぐさです。
 
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3月26日 「本か好き!」から転載
 
 
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蛍の光窓の雪(^^♪

2023-05-19 | 花だより

春に園芸店で「ホタルブクロの苗」を見つけて植えました。ワクワクして待っていると、とてもきれいな色の花が咲きました。

子供の頃、田畑のあちこちで草に交じって咲いていたのは、薄い白色の花で遠慮がちにうつむいて咲いていました。そろそろつぼみが膨らんで花が咲くころか思っていたのですが、濃淡の混じった紫の花と、少し遅れて薄いピンク色で花弁が二重になったおしゃれな花が咲きました。

花の中を覗いてみると、蛍ならこの花に入りたいだろうと思うような柔らかい光に包まれた部屋がありました。

今日は朝から雨だったのですが、そろそろ開きそうだなとは思っていたのですが、夕方になって出てみるとベルのように咲いていました。

野の花は優しげでもどこかうっすらと逞しさも感じられるのですが、庭の花は優しくほっとするような風情です。

ちょっと意外に思ったのですが、昔、花びらが食べられると聞いて(-_-;)噛んでみたら苦そうな薄い香りがして、一度でこりごりでした。

名前のように蛍を入れる花なのかなと思ったのですが、思い出すと蛍よりずっと早く咲いていたように思います。

今日行った園芸店で、「ことしはもう蛍が出ているそうよ、温暖化でもう飛び始めたそうよ」と話声が聞こえてビックリしました。

ここでも近くの川でたまに蛍が飛んでいて、一度だけ見に行ったことがあるのですが、6月の半ばだったように思います。

一か月も早いようで、5月なのに気温が30度超える日もあるくらいで、蛍だけでなくホタルブクロもびっくりでしょう。

最初に咲いたホタルブクロです

これは花びらが二重でおしゃれなスカートのような種類です。

子供の頃空を埋めるほど(ホント大げさでなく)蛍が川から湧いて出ました。竹ぼうきでつかまえて籠にいれましたが、試してみると本が読めるほど明るくはなかったです、ろうそくなどの明かりでもっと暗かった頃は、 それで書を読んだのかもしれませんが。

蛍の光で文字がよく読めないのは数が少ないからかもと思って、両手に入るほど集めましたがそんなに明るくはなりませんでした。水を吹き付けたり、籠の底に草を活けてとまらせたり、いろいろ試してみましたが長くても3日くらいで死んでしまいました。

石鎚山を源にする澄んだ水に恵まれたところで、ホタルは水辺の柳の木の根元が光って見えるほど湧いて出て、子供たちが集まって、ホタルを追いかけて田んぼの畦や川岸を走り回って遊びましたが、大人になってお盆休みに行ってみると、チカチカボタルと呼んでいた、小さいヘイケボタルが一二匹飛んでいました。

長く光る大型のゲンジボタルはお盆の頃はもう見られませんでした。従妹たちに「まだ蛍飛ぶ?」

と聞いてみたら「減ったね。護岸工事でニナ(カワニナ)が居なくなったし」と言っていました。

科学雑誌でホタルの特集を読みました、南国では河辺の木に蛍が止まって、樹形が確かめられるくらい光っているそうで、点滅の間隔が違う蛍が合流して同じ木にとまると、同調して同じ間隔で点滅を始めるそうで、木の形をした光の塊が同じように点滅している風景はとても幻想的だろうと思いました。その光が川面に写っている風景を見てみたいと思ったのですが、オーロラも木の形に光っているホタルの群れも見る機会があるとは思えません。

それから、関東と関西では同じ種類の蛍でも光りかたが違うそうです。

 

現実にかえって、今日植えたチェリーセージです。

もう花は増やさない、というかあまり植える隙間もないのですが、チェリーセージだけは別で、色数も多いので植えてない色の花を見つけると、つい手が出ます。これは名前のように薄いオレンジとレモンイエローがとても美しく大きく育てたいと思っています。

チェリーセージは夏も冬も枯れないで強いし、その上花も小さくて地味な感じですがどこか好きで、4.5年育てているブルーの花はもうあふれるように咲き始めました。

色数だけは揃ってきましたがまだ昨年買ったものは小さくて、冬越しの後切り戻しをしたら株が少し大きくなってきました。まだつぼみも見えませんが楽しみです。

 

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