空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

図書館までドライブ

2020-06-29 | 日日是好日

たいてい、本は近くの図書館に予約しているが、取り寄せるものや人気があるものは時間がかかる。

やっと来た時には待ちきれなくて買ってしまって、予約を取り消したり、待っている間にほかに面白い本が見つかって、後回しにすることもある。

 

ステイホームも長くなり、広い風景を見ないでいると、田舎の山道などを思い出して、懐かしい。

子供のころにしても、よくあんな森の家で退屈もしなかったものだと思うが、自然に囲まれた山の生活は懐かしい。

ふとした時に、風の音やサクサクと踏む落ち葉の音などを思い出す。

 

よしまたソローの森の生活に挑戦しようかななどと思うが、題名に惹かれるだけで、読み始めから面倒な本だったと、挫折感まで思い出してしまう。

代わりに、読みたいと思っていた「自然を感じるこころ 野田研一」があったと思いついた。

ついエンタメ本の陰になって読みはぐれてしまっていたが、(できるだけの)自粛生活も少し緩くなってきたら、小さな公園があるだけの住宅地が窮屈になって来た。

調べてみると近くの図書館にないので、在庫がある少し遠い図書館に気分転換がてら行ってみた。貸し出し用のメモを出すと、すぐに持ってきてくれた、さすが。まだ人は少なかった。

 

久しぶりに季節が変わった風景に出会い、新鮮な気分になった。

お馴染みの図書館だが駐車場や公園のまわりは、夏の花が咲いていた。

 

梔子、クチナシ、今年は初めて出会ったので香りを嗅いでみた。

この花の形は蓮座に似ている。バンカラの朴下駄の

音もする

春の花の夏バージョン。タンポポは旅立ち、満開だったクローバーの花も

少し枯れ始めている

アガパンサス

花火のように開いた薄い色が涼し気

満開のネズミモチ、一年中地味に立っているが

今だけは雪色に化粧をする

一階のお店で水分補給をした。

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コンロンカ

2020-06-28 | 山野草

帰り道で走り出してすぐ土砂降りになり、ガレージに入った途端ピタッと止んだ。梅雨の雨は気まぐれだ。

朝からの蒸し暑さが少し和らいだような気がする。

 

コンロンカの白い色が爽やかで、今年は少し花数も増えたようだ。葉の形はしているが白いのは苞で、冬を越すごとに幹も太くなってきた。

寒さに弱いので、金木犀の下で冬越しをする。柔らかい部分を剪定しておくと暖冬のおかげで大きくなってきた。

「ハンカチの木」と区別して「ハンカチの花」ともいうそうだ。

 

コンロンカ

金木犀の下で

 

花オレガノも真っ盛り

 

ベゴニアも雨の日は項垂れている

 

 

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スパティフィラム・メリーさん

2020-06-23 | 日日是好日

通称メリーさんを三年前に買ったときは花が三本咲いていて、清々しい、とほめたたえて家に来た。

花は半年くらいで揃って枯れた。葉っぱがつやつやして時々拭いて光らせてきた。このくらい可愛がったら今度は5本くらいは咲くだろう。

でも待っても待っても花が咲くどころかつぼみの影もない。

まだ環境に慣れないからね、と買ってきて世話をしている手前、そこはかとなく言い訳などしていたが、今年になっても咲く気配がない。

 

食事が一息つくと

「そろそろ咲いたらどぅ」とそれとなく催促してみて、肥やしの不足かなとソロッと緩効性の粒を4,5粒撒いてみる。

「これで咲く気になったかな」とお伺い。

それでも変化なしで、では奥の手でPC先生で調べると、根が詰まると安心して咲かなくなるらしい。

コイツめ、精神が緩んで甘えが出たのか。と食事時にぶつぶつ言うので、

「居心地がいいのかも、めでたいことだ」といわれ

根が詰まったなら株分けしようと決めた。

 

生きているなら前向きに花を咲かせ、子孫を増やし、もっと周りを和ませるのだ。

ところが「メリーさんの団らんを邪魔してはダメでしょう、もう少し先にしたら」と待ったが、かかった。

ナント、まぁ株分けも面倒だし、ここは折れておくか。

 

そんなこんなで水をやりながらじっと見ると、ナント葉の根元が膨らんできた。

「おぬし、今何か月だ、咲くつもり?」

つぼみができたらサッサと伸びて、めでたく咲いた、1本だけ( ;∀;)

今では花の色も少し寂び始めているが、それなりに聞こえていたのかと、ささやかなやる気を褒めて、可愛がっている。

あと一年待って咲かなければ株分けしてやろう、と密かに思ってはいるが、花は春から夏だとか、来年か。

 

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今年のアジサイは自然体

2020-06-22 | 日日是好日

残っていたマスクも出来上がって、さぁ次はあじさいだ。

 

と、その時思い出した。昨年見た「ネジバナ」が咲いているかもしれない。

 

東に県境を越し、棚田風の田んぼの畦を歩いて探してみた。ない、行きも戻りも、上の田んぼにも下まで行ってもナイ。あらら、やっぱりどなたかがお持ち帰りになったのだろうか。いつだったか近くの山のキンランもギンランも行きには見たのに帰りにはもうなかった。里山保存会の方たちが本気で保護しているが、聞いたところ、珍しい花が絶えて見つからなくなってしまったそうだ。

 

仕方がない、諦めて公園のアジサイを見に行った。

今年は外出自粛で人手も入らず、ちょっとした野趣を帯びていた。

 

ここは四季折々の花が咲いて、毎年追っかけている。

新しいカレンダーに替えると、もうすぐマンサクが咲き、サンシュユが咲いて、今年の花暦が始まるとワクワクする。

 

ところが今年は異例のコロナの年になった。

春の花は見ないで過ぎて行った。悲しい、

やっぱり花しょうぶ園は閉まっていた。

やっと仕事が始まった管理の人たちが、掘り上げた苗を鉢に入れて運んでいた。来年まで保管場に移して育てるのでしょう。

 

最近 目出度くなくなった誕生日を祝ってもらったが実は嬉しくない。年が増えた。あまり聞かれたくない年になった。

 

誕生日あたりにはちょうど公園の花しょうぶが見ごろになる。ハッピーバースデイにちなんでうっかり忘れることもないのに、今年は、行って柵の外から遠目に見たら気の毒な姿で一応並んで咲いていたが、写してきた画像を見て、削除してしまった。

 

小川沿いに咲き誇っている紫陽花も、今年は隙間ができていたりして、今までこれが自然の姿だと思って見てきたが、しっかり手入れされていたのかと気が付いた、下生えの雑草に埋もれてカンアヤメは無くなっていた。

 

今年のアジサイ。

 

 

最後のマスク、面白うてやがて、、、(-_-;)

 

 

 

 

 

フォトチャンネルも作りました

 

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夏マスク

2020-06-20 | 日日是好日

冷たいかなとタオルを濡らしてみたら、お昼まで冷たかった。

これで夏用マスクを縫うべし よぉぉし!!!

休日で始動は遅かったが力が入った。

この勢いでワイアーも縦に入れてみる。

 

簡単にできそうだしでこれなら楽々だ。と作り始めてお約束みたいにさっそく間違えた。

鼻の部分を縦に縫い付けて、さてと開いたら苦心して思いついたレースの部分が半分しかない。

通販で買った冷たいタオルは色が鮮やかすぎるようで、ごく日本人風の平凡な顔には気が引ける、とレースでごまかすことにした。

案外面倒で一度目は残念大失敗。

裁ち方を間違えおまけになんにも考えず縫い付け、開いてみてビックリ。やり直すのもしゃくなのでそのまま作っておいた。

 

後二枚作って夕食のときに家族に見せた。

 

「お!粋なのがあるね」と失敗作の方を見て言うので、悔し紛れに写しておいた。

「濡れている間は冷たいから半日は持つね。これは失敗で、こっちが成功作で、まぁ外に着けてでないから」

「家でもマスクするつもり?」

「まあ、エアコンのない所に行ったり、来たり、、、熱中症対策で」

(口紅忘れたり眉がなかったり)小池風な返事はごまかした。

 

一休みして積読山から一冊読もうかなと開いたら、貰った栞が出てきた。

これは手作りらしい。

カッターナイフで作るのかな。

水に花びらが浮かんでいる。手が込んでいるのに誰からいつもらったか思い出せない。

お詫びに記念撮影でもしておこう。

 

読みかけの本や読み終わった本が増えてきた。

マスクで遊んでいないで、感想文を書かないとまた同じ本を買ってきてしまいそうで、悪癖は治らないなぁ。

 

 

これ、いちおう成功作

まぁまぁ使えそうな失敗作、残りは明日作る予定。

 

読みかけの本と、頂いた栞。

 

今日はSFやミステリはやめて、栄養になる本を読もうかな。

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ツユクサのことなど

2020-06-18 | 山野草

お天気のようにどんよりとした気分の朝だった。いつも朝は嬉しいのに珍しい。

それでも習慣で洗濯をした。干す段になってこれは降るなと裏の軒下に吊るした。雨でも取り込む間くらいは濡れないだろう。

と、下を見るとつゆ草がニ十本ほど(数えたわけでないけど)芽を出していた。中に埋もれてオダマキがアップアップしている。

これはオダマキを助けなければ、とつゆ草は抜いてしまった。昨年散歩道にたくさん咲いていたのを見つけて懐かしい可愛らしいと思って植えたのだけれど、オダマキもまだ幼い。

 

青いツユクサは田舎の匂いがして懐かしい、でも朝気が付くともうしぼんでいる、

庭に植えてみたけれど儚すぎる。

 

そのせいかどうか少し憂鬱になってしまった。編み物をすると糸と針の相性が悪いのか引っかかって進まない。

ミシンは伸びのある生地が食い込んでうまく縫えない、こんな時はキッチンペーパーかと思ったら使い切っていてない。

 

いやはや鬱陶しい時間だったが。それもここまで。

 

ふと見つけた山口恵以子さんのエッセイがよかった。読みやすく、言葉巧みに滑るよう進む。っそして話はほのぼのと暖かい。知らない作家だったけれどメモをした。

松本清張賞から作家になったようだが、シリーズ作品も多くて、身近なエンタメ作品を書く人らしい。機会があれば受賞作から読んでみよう。

 

ここらあたりから雨が降り出したが気分は回復。

 

罪滅ぼしに、昔調べたツユクサのページを開いて、改めて載せてみた。

 

その上、夕食で、残り物を混ぜた天ぷらが好評で少し多いと思ったのに売り切れた。

むきエビ、ゴボウのかけら、大葉の残り、サツマイモの端っこ、玉ねぎ半分、レンコンやらニンジンやら混ぜてかき揚げにしてみた、大皿に盛り上がるほど大量にできたけれど、いつも失敗するのになんだかサクサクで大成功。

 

単純に気分が回復。今日はブログも休みだと思っていたのに、雑文にこれも天ぷらのように詰め込んだあれこれを書いている。

 

今日から県境を越してもいいらしい。京都や奈良の境目が近いと、解禁は朗報。

どなたかのブログでギンリョウソウが咲いているというニュースを見た。

近くの里山のあそこには今年も咲いているかな。

 

公園の花しょうぶもいいな

 

ツユクサ 前の記事

 

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アベノマスクが届いた

2020-06-17 | 日日是好日

 

お約束の15日になっても「来ないね」といっていたら夕方ポストに入っていた。

滑り込みセーフかな。

 

なにかと悪評高いマスクですが、不良品まで出て血税でやり直し、なんだか胡散臭い。

 

突然の災厄に見舞われて経済的にひっ迫しているところに、このマスクにかかわった莫大な金額が届けば、多くの人々が救われたのではないかと思える。

上乗せした補正予算の陰で税金はどこに流れていくのでしょう。

 

自作のプリーツマスクと比べても、平面のアベノマスクは小さい、上下にも狭く、総理のマスク姿が映るたびに、あれはいかん狭いのではないかと、何かうら悲しい気持ちがした。

 

新型のコロナ禍の時代に生きたことを少しでも記録したいと思っているが。

 

最近取引先の中国からマスクが届いたそうで1ケースずつわけて持って帰ってきた。

玄関の隅に置いて出かけるときにつけ忘れないようにしている。

が、一枚耳にかけたらゴムが取れた。あれ~~

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柏葉あじさいが見ごろ。

2020-06-16 | 日日是好日

秋に木の枝を払ってくれたので、陰でいじけていた柏葉あじさいが大きな房で咲いた。

静かにフェンスの内側で咲いていればいいのに、フェンスもモッコウバラも乗り越えて東に張り出した。通る人に褒められて得意そうに揺れているはいるが。

いや今年は特にデカイ。挿し木で増えるので生命力も強いし一時期だけれど、美しい。

 

ここが定位置なのに

伸びすぎ

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花が喜ぶ育て方

2020-06-15 | 日日是好日

少し記憶が怪しいが、いとうせいこうさんだったか、植物を育ててみると激しい生存競争に驚いたといったことが書いてあった。

同じ種でも並べて植えたはずが、強い種がたくさん芽を出して繁殖していることが多い。

特に鑑賞用に交配・改良が進んで、美しいが弱い品種も多くなっている。

 

内でもミョウガの葉が少ないと思ったら、ヒガンバナがあちこちで茂って、ミョウガは横でやっと生きている。ミョウガタケもそろそろ出るかなと見に行って気が付いた、ヒガンバナは強いんだ。田の畦を真っ赤に染めるのもうなずける。

珍しい花が咲くとどれも美しいが、それでも庭に植えた新種は少しずつ小さくなって、消えそうでやっと生き延びているのを見ると、これも人が無理やり生みだした新しい摂理かもしれないなぁと思う。

と大げさなことだけれど、今年も花を買ってきて育ててみようと思ったが、そんなあれこれを思い出して、見慣れたランタナやニチニチソウも新種は育ちにくいのかもしれない。とラベルをしっかり読んでみた。

ネットで調べることもできるけれど、説明付きのラベル札が付いているのがそれぞれの正しい育て方かもしれない。

一年草の種を蒔いてみてもなかなかうまくいかない、宿根草も枯れてしまうことが多いのは、勉強不足で、今まで随分可愛そうなことをしたな、などと何かコロナで籠って何ミリか考えが深くなったのかもしれない。今までラベル札なんかはさっと読んで捨ててしまっていたし。

 

すぐ読めるように写して貼っておこう。あらら、拡大しないと読みにくい😞。

 

  

 

 

 

 

 

 

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花の植え替え

2020-06-14 | 日日是好日

買い物のついでに植え替えようの花を買って来た。ビオラの後なので可愛い小花を少し。

休日は家族の食事など家事が増えるし、どうも落ち着かないので買い物に出た。

さぁプランターに植えるか、と空を見て始めようとしたら、的にでもなったように頭上からどっと降ってきた。

これはダメだ、と木の下に買って来たままの花を避難させて家に入った。

 

外に出たついでに、庭で目についた花を写しておいた。毎年元気に咲くが同じ花でも今年の顔をしているのがいい。

プランター用に小さい花苗を七つ、

日日草なのに小さい花がたくさん、横にカスミソウを植えよう

カスミソウは名前のように小さく短命で一年草だが毎年植えたくなる

これも小さいランタナと青い花<名前は一瞬忘れた(-_-;)>

明日タグを見てみよう。

見慣れた花でも新種が出てそれに可愛らしい名前がついている。

覚えられないけれど、お店に行くとすぐ手が出て連れて帰る。

 

 

庭の花

ベゴニア、さし芽をしておくと毎年鉢からあふれるほど咲く。

二枚のの間から柔らかい八重の花びらが開く種類。

 

花オレガノ 昨年植え替えなかったので少し小さい。

ハーブのオレガノとは似たところがないのに同じ仲間らしい。

苞に包まれた中で小さい花がしべを伸ばして咲いているので

ちょっと挨拶がてらのぞき込みたくなる。

 

 

毎年もりもりっと茂って玄関を飾ってくれる。

 

 

 

 

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夏マスクへ 準備編

2020-06-13 | 日日是好日

雨の止み間に、外で落ち葉などを少し片づけていると、マスクのせいで息苦しい気がした。

家の中ではマスクなしでも外ではそうもいかない。通りかかった誰かと井戸端会議を始めるかもしれないし。

 

さすがソーシャルディスタンスがOKのところではマスクなしでいいでしょう。

それより熱中症に注意しましょうと、ニュースで言うはずだ。

 

ネットで夏用のマスクを調べてみた。

さすが世の中はマスクも夏用にに衣替えしていた。

 

もう途中でほったらかしている冬のは季節遅れだ。あれを仕上げるより先に夏マスクを少し作らねばと気が付いた。

なんということでしょう! 二、三年前に、濡らすと冷えるタオル(COOLCORE)というのを買っていたのを思い出した。

濡らすとべたつくわ、と抽斗に押し込んだままだった。

ろくに使いもしなかったが、あれがいいかと思ってネットを探してみると、ヤッパリこの布を裏に使っているマスクを見つけた。

エウレカ!! (又吉さんの番組の影響で大げさに感嘆)

ありがとう、あなたに続くのだ。

 

と喜んではみた、だが濡らして使うのはどうだろう。

使ってみなくては分からないけれどと、失礼にも二の足を踏んが、何しろ濡れると冷える布だ。でも繊維の間が水分で密になって窒息するのではないだろうか。そもそもタオルをマスクに、、、だし。

いやしかし、何かわからない企業秘密でもあって、濡らしても息苦しくない特殊繊維かも知れないかもかも。

作って使ってみなくては分からない。

 

タオルを前にして裏返したり、濡らし鼻にあててたりしている間に夜になった。

また明日。

とりあえず作ってみるか。表布は接触冷感の滅菌ガーゼがあるし。

小池知事風のレースの布もあるし。よし。

 

 

なんというか、作り掛けで乱雑に散らばった冬マスク。

 

懲りないでcoolcoreを並べてみた。君たちは冷たいマスクになるのか?

 

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初めてのキルト「カテドラルウィンドゥ」

2020-06-12 | 日日是好日

読書仲間が持っていたキルティングのポシェットが可愛らしいので作り方を教えてもらった。

 

外国の女性たちが集まって世間話などをしながら、布の再利用と保温を兼ねて服を修理したのが始まりで、それがいまは色彩が豊かなキルト作品になって、手仕事の好きな人たちに受け継がれてきている、そうで。

 

そういえば映画で「キルトに綴る愛」を見たことがあって、すこしは知っていた。

展示会などで見た、布をはぎ合わせて作った大小の作品はとても美しくて暖かい印象だったが、作ってみようとは夢にも思ったことがなかった。

 

ところが、「すぐにできるよ」という言葉に、やってみようかなと、見ただけでこれなら作れそうな気がした。

 

幸い物置に「断捨離」の魔の手を逃れて詰め混んだ端切れの箱があるのを思い出した。

 

作るならと図に書いてくれた、これがなんときちんとした設計図面で、見ただけで誰でもできる、こんなことも隠れた才能というのだろう。

これは「カテドラルウインドゥ」という手法だそうで窓枠になる布にステンドグラス風に布を組込んでいく。

 

元になる生地に様々な端切れを組み合わせてみる。

 

これが楽しくて、あれこれと並べてみた。

20種類くらい作れそうだと喜んで、二個ほど作った頃、新型コロナウィルスで外出自粛になった。

 

それからの自粛生活であまり部屋から出ず、空き部屋を作業場にして17個できた。後三個でやめようというとき、タイミングよく、普段ミシンなどに触らない娘が、自作のマスクをくれた。「こんなの作ったよ」

 

花粉症用に、買い置きしてあるマスクがあるという声も無視無視、面白そうなので作ってみることにした。

それでまたマスクを作りはじめ、不織布製の方が布のものよりいいらしいよという声もなんのその、パターンを変えたマスクまで積みあがっていったが、マスクの話はまた。

 

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梅雨入りの日の言い訳

2020-06-11 | 日日是好日


言い訳は普通外に向かっていう けれど
これが自分に向かっているというのは実に腹立たしい。


この降ったりやんだりする雨のせいか、低気圧のせいか今日が梅雨入りだそうで、

いいわけでもしないと、買って来たままで玄関で咲いているアジサイが枯れるかも。

水でもやっておく。そんなところかな。

雨に濡れながら庭に穴を掘って植える。想像するだけで鬱陶しいし それでも花は可愛いし、些細な事さ。
でもあまり掘り下げると、言い訳ぐらいで済まないし。
なぜ昨日植えなかったのか、これが手遅れということか、わ、それだ。

網戸越しの雨雲。まぁいっか。

戒めのために写真でも貼っておこう。

  

小さいヤマアジサイ 可憐だな。


ユキノシタ 葉のゴワゴワに似合わない清楚な造形に、ついカメラを向けてしまう。


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コロナ禍の中で

2020-06-10 | 日日是好日
内にこもっている間は案外何もできないもので、3か月を無駄に過ごしてしまった。ただ感染者、感染源にならないように、自粛要請に沿って、何もかも控えめにおとなしくしていたらあっという間に日が過ぎた。

コロナウイルスという未知の病原体のおかげで、大げさに言えば、与えられたいのちや環境がどんなにもろいものかを実感した。

こうして命が生まれてから「人類」が生き続けてきたこの世界がをもう少し謙虚に見つめ返さないといけないと、少し違った日常の中で感じてきた。

進歩した文化国家という自負が、ただ一つのウイルスさえすぐには制圧できない、感染源の前でおろおろし、どこに持って行きようもない生活の不安の向く先さえ見極められないことに気が付いた。

経済や医療が崩壊する前につぎ込むのは、備蓄していた予算の切り崩しであって、それも同じ状態ならいずれウイルスに屈してしまうかもしれない。

すぐにすべての研究機関は全力挙げて「敵」の正体解明に向かい、防災体制を整えないといけないところを、少し甘く見た。そして身近な既成の病原菌に対するようなお粗末な知識で防戦しようとした。感染が拡大する中で、防戦対策は、政治力で、医療機関研究機関の、受容体の感染食い止め策で、やっと沈静化してきているように見える。

自然のチカラの前で、人類は脆いということを実感した。何度も大きな災害に見舞われた後でさえすぐに忘れ、いまだに解決されない中で苦しんでいる人も多い。マダマダ生き延びるために戦いは終わっていないし、あるいは命の尊さを忘れたころに災いは降りかかるのかもしれない。
未知のウイルスと自然の威力の前では地球はもろく狭い。

経済破綻を食い止めるということは、目下のウイルス封じ込めに並行した命題だ。このたび分かったことはいかに人々が安寧に馴れ、心身ともに緊張感が薄れ、単に事務処理さえも満足にできない、体たらくだということ。
高等教育が知識だけに終わったいないだろうか。
緊張感に敏感で、洞察力、実行力を備えた政治家、研究者、医療関係者、基礎知識の豊富なコメンテーター、報道関係者の真摯な姿勢は一部の人たちだけのものだろうか。振り返って初めて、ことの大小を問わず、こういった人たちの精神の偉大さがわかるように思う。

単に、レジ袋一枚、便利な生活用品を何気なく使い捨て、売らんかなの新しい製品開発に浮かれ、豊かな生活という美名を享受した暮らしを見直し、コロナ禍という時代があったことを、歴史の1ページを生きたことを忘れないようにしたい。

今日、ブログ画面に向かってふと思うこと。
明日もまた変化のない日が続いていくし、それが日々是好日でしょう。




昨年植えたボリジの種がこぼれて春早くから花が咲いた。



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