すこし雲がでていたが、風がすこし秋らしく感じられた。
ノルウェーの作家(ジョー・ネスボ)を本屋さんで見つけた。題名は「ネメシス」
予備知識もなく、ただミステリの最上段に表紙を見せて並べてあり、本屋さんでも力が入っているのかとつい手が伸びた。
それが大正解で実に実に面白かった。久々の大ヒット。
シリーズだというので、デビュー作も買って来た。が、レビューは後にして、登場人物に惹かれた。聡明な犯罪者で重要人物の一人。だが犯罪の道に走ったのは彼が「ロマ」だったからだと言う。
気になったので「ロマ」「ジプシー」という種族をすこし調べてみた。
日本は大雑把に単一民族といわれている、小さな島国の中で独自の発展を遂げ、特に近代になって人の差別化には敏感になっている。全てにおいて社会的に平等に扱われることが当然だと決められた。難しい個人別の深い根を持つ問題はあっても、生まれによって社会的に無視される事はない。
ついに、本箱の中にあった「ユダヤ人」(J-P、サルトル)を引っ張り出した。往年の名著。
人間は他を区別、差別、相容れないものを憎悪しないでは生きていけない生き物なのだろうか。果てしない迷いの種をまいてしまい、これからすこしずつ回収していこうと感じた。
咲き残りの「ムクゲ」の中で「コチャバネセセリ」がまだ寝ていた。
「ジニア」(百日草)とヒョウモンチョウ(流行の豹柄なのね^^)
「アレチウリ」花が終わると丸い緑の実ができる。良く見るとくす球にも似ている。
「ヤブカラシ」空き地と見るといつの間にか蔓をのばして茂る。可愛くない野草の一つ。
「ヘクソカズラの花」においは別として形も色も可愛い。独特のにおいも、~にくらべれば~よりは、と言いたくなる。
別名「サオトメバナ」とも言うが本来の名前のインパクトには負ける。
「ネコジャラシ」の中に混じって。
「ハツユキソウ」ってこんな実になる、夏に初雪か。
一日中咲いている。小さい朝顔。この生命力は気化植物だな。琉球朝顔の仲間か?