空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

2005-11-14 | 山野草

キャプテン・ハーロックの宇宙船で
ドクロの旗が風になびいている
あんな風にはためくのはおかしいというが
あれはあのようでなくてはならないと思ってきた

甲板に立っているハーロック
あれはあのようでなくてはならないと思ってきた

見たことを信じる
幻であっても現であっても
そう思いきることで
自分を受け止める
そう
私はどんな人なのかなどど
思いつめることをやめて
風に吹かれている

あの遠い宇宙の中を
ハーロックの船が
今も旗をなびかせているように


       




「アンソロジー 風 Ⅴ 」より


コメント (4)
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