下北半島の冬の海釣り～父娘の磯釣り～

　1/23(日）のことです。この日は、娘が札幌へ帰るということで、奥さんの実家の脇野沢のおばあちゃんの

　にご挨拶に出かけました。

　この娘、なかなかの釣好きで、「魚釣りしてえ～」と前日から騒いでおりました。

　というわけで、釣具屋さんに行って、仕掛けを買って、途中、餌の秋刀魚をスーパーで買って行きました。

　実家の前に来ると、大時化！波が迫ってきます。もちろん雪です。

　

　今年は雪が多くて大変。いつもなら、風で飛ばされて、雪は積もらない地区なのに、ほんとに多いこと、

　多いこと。

　着いてから、餌とつけると、娘は、一人で防波堤に登りました。おっかね～。

　お父さんは、うれしいけど、ハラハラ、ドキドキ。だ、だいじょうぶか～。

　

　一人で行くな～！お、おーい！娘は一人でテトラポットの穴釣りをしています。

　君はまだ20歳。海に引き込まれるには早すぎる・・・！

　急いでお父さんも参戦します。

　で、やっぱし、釣れません。日中だし、時化だし、季節だし、魚がいないところに釣り糸を

　垂らしてもダメですね。

　お父さんは、昔、大釣りした思い出のポイントに向かいました。夢中になっていると、娘の姿が

　見えません。はっと、背筋がヒヤッとしました。

　周りを見ると、なんと、娘が波の中をスイスイよけながら、磯釣りをしているではありませんか！

　

　わかりますか、娘がいたすぐさま波が襲っているのがわかりますか？

　やー、たまげました！

　大人になったね！(笑い）というか、度胸がある、というか肝っ玉なのだね！

　さすが「下北娘」！

　　　　　　　　　　　　　　　　

　ボーズのまま、さすがに波が荒々しくなってきたので、引き上げました。

　渓流釣りに連れて行ってから、10数年ぶりに親子の魚釣りでした。

　オートバイのダンデムでなくても、いいもんだな～、父娘の海釣り！

　午後7時半ごろ、大湊駅に送っていきました。乗客はなんとうちの娘だけ！

　手を振って、「バイバイ～」。娘が去って、さっそく無言の夫婦生活に突入です。

　静かに、テレビを見ていると、奥さんが、「○○（娘）が汽車間違えちゃったってよ～」。

　「ん！なに？」と事情を聴くと、娘は、野辺地駅で、上りと下りの電車を乗り間違って、

　札幌と反対の八戸へ行ってしまった、という訳でした。

　しかも、眠ってしまい、気がついたら、終点の八戸駅だったそうです。

　なんておバカな娘・・・。変なトコだけ親に似るのですね。自分も新幹線で、逆方向のホームに行ってしまい、

　引き返したことが2－3度ありました。

　東京へ行きたいと、言っていましたが、まさかすぐに東京方面の列車に乗ってしまうとは・・・・。

　たまげました。

　娘も苦笑いで、八戸駅のビジネスホテルに泊まり、今日札幌に着いたそうです。

　

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