Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

39歳男子、カレンダーに悩む。

2013-09-07 06:13:53 | コラム
そういえば最近、アイドルについて書いていない。

無理して書く必要もないけれど、
自分の血液は7割が映画、1割が格闘技、残りがAVとアイドルであるからして「最近、書かないね」といってくる友人も居たりするわけだ。

興味を失ったということはない。
ただ、推している子がブレイクしたら親心? として「もう自分の援助は必要ないでしょ」と自立を促し、次に推すべき子を探す旅が始まる、、、なんてことを繰り返しているので、
たとえばいちばん分かり易い例を挙げれば、

「ももクロ、ブレイクしたね!」

なんていわれても、そのときには既に別の子に興味が移っていたりする。

ちゃんと「ももクロマンチョコ」も買うし、「ももクロ始球式」を録画したりもするのだが、
原石探しのほうが性にあっているというか、やっていて楽しいのだよね。


で、そんな原石が実際にダイヤのように輝いたケースはどのくらい?

映画で新しい才能を見抜く能力には自信あるんだろ?
サリエリみたいにさ。
じゃあアイドルだって一緒でしょ?

なんてなことをいわれたこともあったけれど、これが難儀で。

ももクロくらいだよ、特例なのは。

9nineも突出している川島海荷以外はパッとしないし、
オシリーナ秋山莉奈(トップ画像の左)も最近は通販番組くらいでしか見かけないし、
小松彩夏(トップ画像の中央)が人気出ないのは事務所の所為なんじゃないか、、、とか思ったりする。


気が早いが、すでに来年のカレンダーをどうしようかと悩む日々が続いている。

「もらうことが多いから、わざわざ買わない」というひとも多いカレンダーはしかし、アイドル好きにとってはマストアイテムのひとつであったりする。
そしてこのカレンダーこそ、原石がダイヤとして輝いたのか、輝き続けているのか、光を失ったのか―という残酷な現実を知る、第一級の資料として機能しているのだった。

売り出し中の場合は「お試し」として翌年のカレンダーはまちがいなく発売されるが、
「お試し」の終わった2年目以降は、本人の実力と人気によって発売されるかどうかが決まる。

このようなアイドルカレンダーの「特殊な価値」を作ったのは、りえちゃん「ふんどし」・田村英里子「半ケツ」以降のことであり、歴史そのものは浅いものだ。

自分のアイドルカレンダー購入歴はこのころに始まり、AV購入歴より古かったりする。

ひとつ(ひとり)ではなく、最低でも、ふたつ(ふたり)買う。

その子が「来年も」輝くかどうかは水着がメインの5~6月、7~8月くらいまでに決まることが多い。
いまは9月だから、14年度にカレンダーを出せる子・出せない子の振り分け真っ最中といったところか。

今年のカレンダーは、まだ9~10月、11~12月の2枚が残っているというのに、残酷な話である。

発売しなくなったが最後、再来年のカレンダーで復帰する―というような現象は、ないとはいい切れないものの、それは、かぎりなくゼロにちかい可能性でしかない。

引退するかどうかは本人の問題だが、
途切れたら最後、みたいな感覚はアイドルとそれを支持するもの双方が抱いているものだと思う。

オー・ヘンリーの『最後の一葉』みたいなじゃないか。

だからこそ、そういう感覚を抱いているからこそ、来年は誰にしようかと真剣に悩むことになる。
彼女と決めたら、その翌年はずっと、彼女を支持し続けなければならない。推し続けなければならない。

アイドル戦国時代とはよくいったものだ。

興味ないものからすれば、キモ! となるかもしれないが、あと数週間は悩み続けることになりそうである。


※話題になった割には歌は売れなかった田村英里子、でも自分は、りえちゃんより好きだったけれどね。
何回かファンの襲撃(!)に遭っているが、松尾スズキがいうように「本人に隙があるとしか思えず」、その隙って、りえちゃんにはなかったものなんだよねぇ。




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コメント (2)
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