49年4月11日生まれ・現在64歳。
福岡出身。
公式サイト
馴れ馴れしいファンが嫌いだという武田鉄矢(たけだ・てつや)さんは、「金八世代です」といわれる度に腹が立つといっています。
「なんだ金八世代って。そんなもの、ないよ!」
バラエティ番組でそう発言した際、自分は笑いながらも「あぁでも、実際に会ったらそう発言しそうだなぁ」と思いました。
自分のテレビドラマ視聴歴? を思い返してみると、TBSが圧倒的に多いことに気づきます。
少年期に欠かさず観るほど夢中になった作品は・・・
『スクール☆ウォーズ』(84)
『男女7人夏物語』(86)
『男女7人秋物語』(87)
『想い出にかわるまで』(90)
そして『3年B組金八先生』の第1・2シリーズ・・・
という具合に、すべてTBSだったのでした。
だから歌手ではなく「主演ドラマで歌も担当した俳優さん」という認識でしたし、
山田洋次の映画などで好演しても「金八さんが、映画に出ている」という感じで真面目に演技を評価していなかったところがありました。
それだけインパクトがあったということです、
ほかのジャンルに挑戦するには「おおきな足枷」だったにちがいありませんが、寅さん同様、これはすごいことなんじゃないでしょうか。
※しかし時代は変わりました。
1作目では金八先生、職員室で煙草吸ったりしていたのにねぇ。
好きなエピソードは…1作目はマッチの学ラン騒動、2作目はやっぱり「腐ったみかんの方程式」かなぁ。
<経歴>
俳優としてだけでなく、フォークグループ「海援隊」のボーカルとしても有名。
『母に捧げるバラード』や『贈る言葉』などが代表作とされていますが、個人的には『人として』がいちばん好きです。
福岡教育大学を中退後、72年に「海援隊」のボーカルとして芸能界デビューを果たす。
翌年、母への私信を歌で表現した『母に捧げるバラード』がスマッシュヒットを記録し知名度を上げる。
映画俳優デビューは77年、山田洋次による『幸福の黄色いハンカチ』。
主演・高倉健の対になるよう徹底した軽薄さを全面に出すキャラクターを好演し、俳優として注目されるようになりました。
殺人を犯し投獄していた男が出所後、待っているかどうかも分からない女に手紙を出す。「もし待っていてくれていたなら、黄色いハンカチをぶら下げておいてくれ」と。
自分の世代は『元気が出るテレビ』(85~96、日本テレビ)の「告白に対し、黄色いハンカチで答える」コーナーでオリジナルの存在を知ったひとも多いでしょう、現に自分もそうでしたし。
ともかく、山田洋次アレルギーの自分でも、この映画は割と好きです。
そして、とっても気持ち悪かった武田さんも悪くなかったと思います笑
79年―テレビドラマ『3年B組金八先生』が当たり、なんと2011年の第8シリーズまでつづく長寿ドラマとなりました。
映画のキャリアに話を戻して・・・。
『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』(78)や『遙かなる山の呼び声』(80)など、山田洋次の監督作に連続出演、
ドラマよりも主題歌が有名になった『思えば遠くへ来たもんだ』(80)、
『駅 STATION』(81)。
82年―脚本も担当した主演作『刑事物語』が好評を受け、シリーズ化される。
2作目『りんごの詩』(83)
3作目『潮騒の詩』(84)
4作目『くろしおの詩』(85)
5作目『やまびこの詩』(87)
ダサい刑事が格好よく見える不思議な映画でしたが、お薦めは鈴木保奈美のレオタード姿が拝めるという点で第5作目でしょうか。
『だいじょうぶマイ・フレンド』(83)、『幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬』(86)、『子象物語 地上に降りた天使』(86)、『二十四の瞳』(87)。
武田さん原作による漫画を映画化した『プロゴルファー織部金次郎』(93)、
これは5作までつづくシリーズ―2作目『パーでいいんだ』、3作目『飛べバーディー』、4作目『シャンク シャンク シャンク』、5作目『愛しのロストボール』―となる。
ワルノリに過ぎて笑えなかったコメディ『とられてたまるか!?』(94)、『ヒーローインタビュー』(94)、『バースデイプレゼント』(95)、
『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』(2005)、『私は貝になりたい』(2008)、『降りてゆく生き方』(2009)、『ストロベリーナイト』(2013)、最新作は本日公開の『くじけないで』(2013)。
うん、なかなか充実したキャリアだと思います。
作詞や原作、脚本など多才ですから、いつの日か自身による主演・脚本・監督・主題歌の4役を担当する映画を発表しそうですよね。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(212)竹中直人』
福岡出身。
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馴れ馴れしいファンが嫌いだという武田鉄矢(たけだ・てつや)さんは、「金八世代です」といわれる度に腹が立つといっています。
「なんだ金八世代って。そんなもの、ないよ!」
バラエティ番組でそう発言した際、自分は笑いながらも「あぁでも、実際に会ったらそう発言しそうだなぁ」と思いました。
自分のテレビドラマ視聴歴? を思い返してみると、TBSが圧倒的に多いことに気づきます。
少年期に欠かさず観るほど夢中になった作品は・・・
『スクール☆ウォーズ』(84)
『男女7人夏物語』(86)
『男女7人秋物語』(87)
『想い出にかわるまで』(90)
そして『3年B組金八先生』の第1・2シリーズ・・・
という具合に、すべてTBSだったのでした。
だから歌手ではなく「主演ドラマで歌も担当した俳優さん」という認識でしたし、
山田洋次の映画などで好演しても「金八さんが、映画に出ている」という感じで真面目に演技を評価していなかったところがありました。
それだけインパクトがあったということです、
ほかのジャンルに挑戦するには「おおきな足枷」だったにちがいありませんが、寅さん同様、これはすごいことなんじゃないでしょうか。
※しかし時代は変わりました。
1作目では金八先生、職員室で煙草吸ったりしていたのにねぇ。
好きなエピソードは…1作目はマッチの学ラン騒動、2作目はやっぱり「腐ったみかんの方程式」かなぁ。
<経歴>
俳優としてだけでなく、フォークグループ「海援隊」のボーカルとしても有名。
『母に捧げるバラード』や『贈る言葉』などが代表作とされていますが、個人的には『人として』がいちばん好きです。
福岡教育大学を中退後、72年に「海援隊」のボーカルとして芸能界デビューを果たす。
翌年、母への私信を歌で表現した『母に捧げるバラード』がスマッシュヒットを記録し知名度を上げる。
映画俳優デビューは77年、山田洋次による『幸福の黄色いハンカチ』。
主演・高倉健の対になるよう徹底した軽薄さを全面に出すキャラクターを好演し、俳優として注目されるようになりました。
殺人を犯し投獄していた男が出所後、待っているかどうかも分からない女に手紙を出す。「もし待っていてくれていたなら、黄色いハンカチをぶら下げておいてくれ」と。
自分の世代は『元気が出るテレビ』(85~96、日本テレビ)の「告白に対し、黄色いハンカチで答える」コーナーでオリジナルの存在を知ったひとも多いでしょう、現に自分もそうでしたし。
ともかく、山田洋次アレルギーの自分でも、この映画は割と好きです。
そして、とっても気持ち悪かった武田さんも悪くなかったと思います笑
79年―テレビドラマ『3年B組金八先生』が当たり、なんと2011年の第8シリーズまでつづく長寿ドラマとなりました。
映画のキャリアに話を戻して・・・。
『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』(78)や『遙かなる山の呼び声』(80)など、山田洋次の監督作に連続出演、
ドラマよりも主題歌が有名になった『思えば遠くへ来たもんだ』(80)、
『駅 STATION』(81)。
82年―脚本も担当した主演作『刑事物語』が好評を受け、シリーズ化される。
2作目『りんごの詩』(83)
3作目『潮騒の詩』(84)
4作目『くろしおの詩』(85)
5作目『やまびこの詩』(87)
ダサい刑事が格好よく見える不思議な映画でしたが、お薦めは鈴木保奈美のレオタード姿が拝めるという点で第5作目でしょうか。
『だいじょうぶマイ・フレンド』(83)、『幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬』(86)、『子象物語 地上に降りた天使』(86)、『二十四の瞳』(87)。
武田さん原作による漫画を映画化した『プロゴルファー織部金次郎』(93)、
これは5作までつづくシリーズ―2作目『パーでいいんだ』、3作目『飛べバーディー』、4作目『シャンク シャンク シャンク』、5作目『愛しのロストボール』―となる。
ワルノリに過ぎて笑えなかったコメディ『とられてたまるか!?』(94)、『ヒーローインタビュー』(94)、『バースデイプレゼント』(95)、
『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』(2005)、『私は貝になりたい』(2008)、『降りてゆく生き方』(2009)、『ストロベリーナイト』(2013)、最新作は本日公開の『くじけないで』(2013)。
うん、なかなか充実したキャリアだと思います。
作詞や原作、脚本など多才ですから、いつの日か自身による主演・脚本・監督・主題歌の4役を担当する映画を発表しそうですよね。
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