Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

TARAI-MAWASHI

2021-06-09 00:10:00 | コラム
いま働いている物流倉庫で、気の毒といったらいいのか、ちょっと見ていられないくらい仕事の出来ない若者が居て。

初日―ピッキング要員に任命されたものの「使えず」・・・
2日目、資材運び要員となる。
しかしそこでも使えず・・・
3日目、梱包要員に。

今晩が4日目となるのだが、きのうの感じだと、また異動になるのではないか。

意味はまったくちがうが、『生きる』(52)の陳情を繰り返す主婦たちのようで。


「あっちの課に行ってくれ」「これはウチの課の仕事ではない」と、たらい回し状態。


はっきり「君には向かない職場だ」といってやることが必要なときもある、、、はずなんだけれど「はい、クビね」とはいい難い世の中になったし、大企業であればあるほど、そういうことはしたくないのだよね。
出来れば自分で悟ってほしい、そう願っているからこその異動の繰り返し。

かつて自分も短期バイトで「あ、必要とされてないな」と感じ、早いほうがいいだろうと休憩時間に申し出て早退したことがあった。

そりゃ金はほしいし「きょうだけは」と開き直ることも出来たが、周囲の目がね。


さて、彼はどうするんだべか・・・・・。


※黒澤は後年、「失敗作。好きになれない作品だ」と発言。
じつは自分も初見時、渡辺さんの「はっきりしない」言動にイライラしたものだが、繰り返し観ていくうち「いつの間にか大好き」になっていた。

とくに後半の展開には舌を巻きまくりですわ。



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明日のコラムは・・・

『映画スタッフ別10傑(17)ロジャー・ディーキンス』
コメント (1)
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