Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

バス男にアオラレる。

2021-06-11 00:10:00 | コラム
かなり肉厚になったラッセル・クロウの狂人演技が炸裂する映画『アオラレ』が、なかなか面白い。

※こちら予告編


原題は『UNHINGED』で「不安定な」とかいう意味だから、ぜんぜんちがう。

ここ数年の社会問題を意識した、かなり攻めた邦題にしたわけ。

「ぎりぎりセーフ」だとは思うのだけれど、「(社会問題をも)茶化している」ように感じるひとは居て賛否が起こった。

そして先日、「さらに」攻めた邦題の映画が発表された。

『元カレとセスナに乗ったらパイロットが死んじゃった話』


笑笑笑笑笑

ww使ったことないので、漢字で表現してみましたよ。

原題は『HORIZON LINE』、
まだ観てないのでなんともいえないが、純然たるコメディというわけでもなさそうなので、攻めているというよりヤケクソのような気もしてくる。

これ、コケたら完全に配給の所為にされるでしょう。


ときどき話題になる「ひどい邦題の映画」。

集計を取っていくと王者は『バス男』(2004)になりそうなのだが笑、


たしかにひどいんだこれが!!
当時流行っていた日本映画の亜流に思えてしまう、しかし物語そのものはオリジナリティに溢れる素晴らしい青春モノで。

あまりにも評判が悪かったからか、現在は原題の『ナポレオン・ダイナマイト』に変更しリリースされている。

攻め過ぎるのもね!!
(いやこれに関しては攻めてないか)

それでも自分のなかでは、5位くらい。
前にも書いたが、『おつむて・ん・て・ん・クリニック』(91=原題は『What About Bob?』)が不動の1位。

よく出来た映画なのだが、この邦題の所為で「おつむてんてん」なひとしか観ようと思えないものね!!

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(261)富司純子』
コメント (1)
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