Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん女優列伝(265)藤谷美紀

2021-06-26 00:10:00 | コラム
73年9月15日生まれ・47歳。
名古屋出身。

公式プロフィール

ゴクミさんや、りえちゃんを「いいな!」と思ったのは彼女たちが10代だったころではなく、ゴクミさんは成龍と共演したあたりで、りえちゃんに至っては「ごく最近」だったりします。
当時、「いいな!」と思った同世代は田村英里子や、藤谷美紀(ふじたに・みき)さんのほうでした。

ゴクミに倣って、フジミなんて呼ばれた美紀さん。
実際に撮影所の火災に巻き込まれ、なかなかの状態―吊るされていた!―だったため救出に時間を要しましたが、ほぼ無傷だったことから「ほんとうに不死身」なんていわれたりしましたね。

※すごい歌声だぜ(^^;)


<経歴>

第1回「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリ、当時14歳でした。


同級生に三浦理恵子など。
そこまで多くの映画に出演しているわけではないですが、出来は置いておいて話題になった作品によく顔を出す印象があります。
映画ファン以外にとっては、テレビドラマの印象のほうが強いのでしょうね。



映画俳優デビュー作は、88年の『ラブ・ストーリーを君に』。
(第二の吉永小百合を狙い)ゴクミを売り出そうとした映画なので、美紀さんの出番は少ないですけれど。。。

『アナザー・ウェイ ―D機関情報―』(88)、『ガラスの中の少女』(88)、

初主演を果たした『のぞみウィッチィズ』(90)…原作漫画は有名ですが、映画は忘れられた珍作ですね。でも嫌いにはなれません。




『わが愛の譜 滝廉太郎物語』(93)、『女ざかり』(93)、『ねじ式』(98)、『SADA 戯作・阿部定の生涯』(98)、
『ムルデカ17805』(2001)、『草の乱』(2004)、『日本の青空』(2007)、『ふみ子の海』(2007)など。

『ムルデカ17805』はインドネシアの独立運動を扱った知られざる力作、
兵士たちの物語なので美紀さんの出番は少ないですが、現時点における代表作といっていいかもしれません。

最近、映画はご無沙汰。
何遍もいっていることですが、同世代~の俳優さんたち(とくに女性)が主役を張るような映画がどんどん創られる世の中になってほしいです。


※1日べつのコラムを挟んで、列伝もうひとり展開します、次回は藤谷美和子さん。

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明日のコラムは・・・

『家にこもって観戦、でもお酒は吞みません。』
コメント
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