Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

オスカー予想2022 早刷り版

2022-02-11 00:10:00 | コラム
映画の祭典、米アカデミー賞のノミネーションが発表されました。
授賞式は、日本時間で3月28日(月)のお昼に開催。

というわけで、例年どおり「当たらないと評判の(^^;)」予想を展開していきましょう。

本日は「早刷り版」として前哨戦の結果を無視、主に「取ってほしい作品や人物」に「◎」をつけてみました。
観ていない作品が多く、よく分からない部門は直感で。

そして式前々日あたりに、最終版として「それなりに分析した予想」を展開してみようかと。


話題の『ドライブ・マイ・カー』は、必ず「なにかしら」取ると思われます。

無冠に終わった場合は、「なにかしら」の責任を取りたいと思っています(^^;)

では23部門、一気にどうぞ!!


(1)作品賞…正直これだ! みたいな、頭ひとつ抜きん出ている作品はない。ので、『ドライブ・マイ・カー』も充分にあり得る。
自分が『コーダ』にしたのは、最もポピュラーで万人に愛されるであろうから。対抗馬は、カンピオンの『パワー・オブ・ザ・ドッグ』だと思う。



『ベルファスト』
『コーダ あいのうた』◎
『ドント・ルック・アップ』
『ドライブ・マイ・カー』
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『ドリームプラン』
『リコリス・ピザ』
『ナイトメア・アリー』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『ウエスト・サイド・ストーリー』

(2)監督賞…濱口さんにも取ってほしいが、PTAに敬意を!!

ケネス・ブラナー『ベルファスト』
濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』
ポール・トーマス・アンダーソン『リコリス・ピザ』◎
ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
スティーヴン・スピルバーグ『ウエスト・サイド・ストーリー』

(3)主演男優賞

ハビエル・バルデム『愛すべき夫妻の秘密』
ベネディクト・カンバーバッチ『パワー・オブ・ザ・ドッグ』◎
アンドリュー・ガーフィールド『チック、チック…ブーン!』
ウィル・スミス『ドリームプラン』
デンゼル・ワシントン『マクベス』

(4)主演女優賞

ジェシカ・チャステイン『タミー・フェイの瞳』
オリヴィア・コールマン『ロスト・ドーター』◎
ニコール・キッドマン『愛すべき夫妻の秘密』
ペネロペ・クルス『パラレル・マザーズ』
クリステン・スチュワート『スペンサー ダイアナの決意』

(5)助演男優賞

キアラン・ハインズ『ベルファスト』
トロイ・コッツァー『コーダ あいのうた』◎
ジェシー・プレモンス『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
J・K・シモンズ『愛すべき夫妻の秘密』
コディ・スミット=マクフィー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

(6)助演女優賞…なかなかのキャリアなので、もう取っていいのでは、キキさん。



アリアナ・デボーズ『ウエスト・サイド・ストーリー』
ジェシー・バックリー『ロスト・ドーター』
ジュディ・デンチ『ベルファスト』
キルステン・ダンスト『パワー・オブ・ザ・ドッグ』◎
アーンジャニュー・エリス『ドリームプラン』

(7)長編アニメ映画賞

『ミラベルと魔法だらけの家』
『あの夏のルカ』◎
『Flee』
『ミッチェル家とマシンの反乱』
『ラーヤと龍の王国』

(8)短編アニメ映画賞

『Affairs of the Art』
『Bestia』
『ボクシングバレー』
『ことりのロビン』◎
『The Windshield Wiper』

(9)脚本賞

ケネス・ブラナー『ベルファスト』
ポール・トーマス・アンダーソン『リコリス・ピザ』
アダム・マッケイ、デヴィッド・シロタ『ドント・ルック・アップ』◎
ザック・ベイリン『ドリームプラン』
ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト『The Worst Person in the World』

(10)脚色賞…濱口さん、ここで取るのでは?

シアン・ヘダー『コーダ あいのうた』
濱口竜介、大江崇允『ドライブ・マイ・カー』◎
ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
ジョン・スペイツ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、エリック・ロス『DUNE/デューン 砂の惑星』
マギー・ギレンホール『ロスト・ドーター』



(11)撮影賞…あのモノクロームの映像美を観てしまうと。



グレイグ・フレイザー『DUNE/デューン 砂の惑星』
ダン・ローストセン『ナイトメア・アリー』
アリ・ワグナー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
ブリュノ・デルボネル『マクベス』◎
ヤヌス・カミンスキー『ウエスト・サイド・ストーリー』

(12)美術賞

『DUNE/デューン 砂の惑星』◎
『ナイトメア・アリー』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『マクベス』
『ウエスト・サイド・ストーリー』

(13)音響賞

『ベルファスト』
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』◎
『ウエスト・サイド・ストーリー』

(14)編集賞

ハンク・コーウィン『ドント・ルック・アップ』
ジョー・ウォーカー『DUNE/デューン 砂の惑星』
ピーター・シベラス『パワー・オブ・ザ・ドッグ』◎
パメラ・マーティン『ドリームプラン』
マイロン・カースタイン、アンドリュー・ワイスブラム『チック、チック...ブーン!』

(15)視覚効果賞

『DUNE/デューン 砂の惑星』◎
『フリー・ガイ』
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

(16)歌曲賞

「Be Alive」『ドリームプラン』◎
「Dos Oruguitas」『ミラベルと魔法だらけの家』
「Down To Joy」『ベルファスト』
「No Time To Die」『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
「Somehow You Do」『Four Good Days』

(17)作曲賞

ニコラス・ブリテル『ドント・ルック・アップ』
ハンス・ジマー『DUNE/デューン 砂の惑星』◎
ジャーメイン・フランコ『ミラベルと魔法だらけの家』
アルベルト・イグレシアス『Parallel Mothers』
ジョニー・グリーンウッド『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

(18)衣装デザイン賞

ジェニー・ビーヴァン『クルエラ』
マッシモ・カンティーニ・パリーニ、ジャクリーヌ・デュラン『シラノ』
ジャクリーン・ウェスト、ロバート・モーガン『DUNE/デューン 砂の惑星』
ルイス・セケイラ『ナイトメア・アリー』
ポール・タゼウェル『ウエスト・サイド・ストーリー』◎

(19)メイク・ヘアスタイリング賞

『星の王子ニューヨークへ行く2』
『クルエラ』
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『タミー・フェイの瞳』
『ハウス・オブ・グッチ』◎

(20)国際長編映画賞…対抗馬は、どう考えても『ブータン』です。

『ドライブ・マイ・カー』(日本)◎
『ブータン 山の教室』(ブータン)
『Flee』(デンマーク)
『The Hand of God』(イタリア)
『The Worst Person in the World』(ノルウェー)



(21)短編実写映画賞

『Ala Kachuu - Take and Run』
『The Dress』◎
『The Long Goodbye』
『On My Mind』
『Please Hold』

(22)長編ドキュメンタリー賞

『Ascension』
『Attica』
『Flee』
『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』◎
『Writing with Fire』

(23)短編ドキュメンタリー賞

『オーディブル:鼓動を響かせて』
『私の帰る場所』◎
『The Queen of Basketball』
『ベナジルに捧げる3つの歌』
『When We Were Bullies』

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明日のコラムは・・・

『靴下を履いて寝る』
コメント (2)
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