Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

ありがたいけど早過ぎる、からくりが分からんし(^^;)

2022-02-02 00:10:00 | コラム
自分がガキのころ、テレビで流れる映画のCMに「公開後1年はビデオ発売されません」なんていう惹句を用いた作品まであったんだよね、それが集客効果につながったというか。

そんな映画史を踏まえれば、まさに隔世の感。

去年10月に公開されたリドリー・スコットの力作、『最後の決闘裁判』が早くもWOWOWに登場。

ありがたい。
とってもありがたい。

ありがたいから、録画した。
録画した…けれど、あまりにも早過ぎないかい??

と思ったら、今度は『マトリックス レザレクションズ』の配信が開始されるときたもんだ。


12月公開だぜ、12月!!

ありがたい。
とってもありがたい。

ありがたい…けれど、あまりにも早過ぎるとちがう?

どういうからくりなんだべか。

なんとなくは想像出来るよ。
配信時代への移行が加速している、
そこへきてコロナショックにより「平時であれば10入る客が7くらいしか入らない」状態がつづいていて、

ならば早いとこ打ち切りにして、とっととレンタルや配信、CSや地上波で流したほうが結果的に儲かると。


映画館至上主義の柱となるものが、けっこうな強度で揺らいでいる。

「あの」岩波ホールも閉館だしなぁ。

映画狂としてありがたがりつつ、なんともいえぬ不安感に襲われるのであった……。






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明日のコラムは・・・

『1本でも2本でも^^』
コメント (2)
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