Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

お楽しみはこれからだ^^

2022-02-17 02:16:38 | コラム
こういうネタは周期的に登場するが…

Twitterの映画垢で、「いまさら『観てない』とは言えない映画。」が話題になっている。

トップ画像ね。
これはたぶん、雑誌『BRUTUS』だよね^^
(書き写しせず、このまんまだと…ちょっと見難いか)


自分?
もちろん観てますがな、映画を学ぶ学生だったわけでね、どれも良質なテキストだし。

だからといってマウントを取るつもりはない。
本数や回数は自嘲的に笑うために駆使したほうが大人だと思うんだ、自分でいうと『グッドフェローズ』(90)みたいに。

100回だよ、呆れるでしょ? みたいな。。。


延々と新作が発表されるわけだから、若ければ若いほど過去作に触れていくのは難儀になる。

このリストのなかでは、とくに『怒りの葡萄』(40)とか、


『捜索者』(56)あたりは、


映画が好きというだけでなく、映画史を学んでみようという意欲がないと手が出ない、、、かもしれない。

そういう意味では、若いひとでも積極的に観ようとする『ブレードランナー』(82)って、やっぱりすげー! よなぁ。


『怒りの葡萄』はたいへん感銘を受けた。
弱者であることを自覚し、そのなかで戦おうとするヘンリー・フォンダにね。
(まったく関係ないが、一部で引退したブリジッド・フォンダの体型が話題になっている。自分も驚いたが、引退したわけだし、現在はダニー・エルフマン夫人だし、本人が幸福であれば巨漢化してもかまわないよね。もっといえば、最近パソコンを初期化したのでIME(=入力方法編集プログラム)がバカになり、鰤ジッド・フォンダと変換された(^^;)

ただ、あくまでも個人の感想であることを強調しておくけれど、『捜索者』はピンとこなかった。

スコセッシが推しているし、米映画史のなかでも重要な作品とされているものの、フォード&ウェインの映画であれば、『黄色いリボン』(49)や『静かなる男』(52)のほうが「はるかに」良質だと思った。


ともあれ。
観ていないから恥ということは、もちろんない。

むしろ、これらの映画を初体験出来る楽しみが残されているわけでしょう。

羨ましいですよ、ヘンな意味でなくてね。




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明日のコラムは・・・

『映画スタッフ別10傑(49)ジョエル・シルバー』
コメント (2)
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