Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

1本でも2本でも^^

2022-02-03 05:32:40 | コラム
団地の自転車駐車場、自分のチャリの横に停めてあるマウンテンバイクのことが、ずっと気になっていた。

後輪のスポークが、1本折れているのね。




乗っているのは同じ棟に住む女子中学生。
ときどき顔をあわせるが、ほれ、時代が時代だし、自分も立派なおじさんだし(^^;)、勘違いされてもアレなので、このことはスルーしていたの。

でも気になる。
気になり過ぎる。

で、偶然彼女のお母さんを団地前で見かけたので話しかけてみる。

「余計なお世話かも…なんですけど、娘さんの自転車の後輪、あれ修理に出さないんですか」
「壊れてます?」
「壊れているというか、のちのち壊れると思います」

沢山のスポークは、それぞれがきちんと機能してタイヤのバランスが保たれていること。
どこかに衝突とかしたわけではなく、単なる金属疲労であること。
しかしこのままだと金属疲労が加速し、2本3本と折れていくこと。
3本折れると回転に違和感が生じるであろうこと。

などなどを早口でまくし立てる。

「あんなに数があるのに、3本で、そんなことに…」
「1本でも2本でも危ないんですよ」
「あらー、じゃあ修理出そうかしら」
「よければ、自分がやりますよ」

親切心というよりか、
はっきりいえばチャリダーとして、そのまんま乗っているひとが信じられないというか許せないというか(^^;)

で、翌日に修理。
している最中に、親子でお礼をいいにきた。
(寒いので、チャリを抱えて階段をのぼり、室内で修理してたんですよ)

「ありがとうございます、お店ではおいくらぐらいになりますか」
「いや大丈夫ですよ、どうしてもというならお酒で」

これくらいのジョークをいえる程度の関係性は、築いていると思ったのでね。

で、いまそれでいただいたワインを呑んでます笑笑




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明日のコラムは・・・

『かーちゃんまで、あと1年。』
コメント (8)
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