Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(413)

2022-04-29 00:10:00 | コラム
しと「う」→「う」ーばーいーつ

「たまたま」観たドキュメンタリー映画、『東京自転車節』が面白かった。


平成の時代までは・・・
「よほどのことがないかぎり不採用にはならない」交通誘導員がセーフティネット的な役割を果たしていた気がするのだけれど、
令和といえばこれだろうね、ウーバーイーツに代表されるフードデリバリーのサービス。

という自分は、ウーバーはユーザーとして登録はしているけれどいちども利用せず、専ら「出前館」を利用。
はっきりいってしまえば「どっちもどっち」な気がする、
「ちゃんとしている配達員」と「いいかげんな配達員」、どっちにも居る可能性はあるでしょう、、、というね。

ただ自分のなかのイメージが「より、よいほう」を選択しているに過ぎない。


現在公開中のルーマニア産『アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ』は、コロナ以後の世界を描いていて、登場人物のほとんどがマスクをしている。
「マスク着用の俳優演技」が増えていくであろうことが予想されるのと同じ意味で、フードデリバリーで生計を立てる映画キャラクターは、このあと数年で一気に増えていくような気がする。

現時点では、まだ・・・
『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)のピザ配達員とか、


「メッセンジャー」という職業を軽快に描いたツヨぽん主演作『メッセンジャー』(99)、


ジョセフ・ゴードン=レビットが好演、チャリダーを自称するひとには必ず薦めている佳作『プレミアム・ラッシュ』(2012)


などなど、「ウーバーっぽさ」を感じさせないデリバリーマン/ウーマンがメインですから。

「ウーバーっぽさ」とは、なにかね?

敢えてこういう表現をすると、それは「シロートっぽさ」でしょう。
それが、必ずしも「否定的な意味合いではない」ところ、それがつまり令和という時代なのだと思います^^


あすのしりとりは・・・
うーばーいー「つ」→「つ」やまさんじゅうにんごろし。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(414)』
コメント (4)
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