Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(72)クリストファー・リーヴ

2023-05-09 00:10:00 | コラム
52年9月25日生まれ・2004年10月10日死去、享年52歳。
アメリカ出身。

応援しているふたりのアーティストが居ます。

①強風により看板が倒れる事故が起き脊髄を損傷、両下肢完全麻痺となり車椅子の状態で活動を続ける地下アイドル、猪狩ともか。


②交通事故により、脳脊髄液減少症となった寝たきりピアニストの星野希望。


感動ポルノの類じゃない、
まぁ両者とも若い女性であったことでこころ動かされたところは否めないけれど、シンプルにすごいな強いなって思うし、応援したいなと。

リーヴが落馬事故により脊髄損傷を負ったニュース、かなりショッキングでした。

あの姿、忘れられない。
「あの、スーパーマンが!?」って。。。








<経歴>

ジュリアード音楽院卒業。

映画俳優デビュー作は、78年の『原子力潜水艦浮上せず』。

同年―クラーク・ケントのイメージにぴったりだとリチャード・ドナーに見初められ、『スーパーマン』でタイトルロールを演じる。
好評を受けて制作された3つの続編―『スーパーマンII/冒険篇』(80)『スーパーマンIII/電子の要塞』(83)『スーパーマンIV/最強の敵』(87)―にも主演しスターとなる。
ちなみに自分は、電子の要塞がいちばん好きです^^



もうひとつの代表作といえるであろうSFロマンス、『ある日どこかで』(80)。


ほかにも『デストラップ・死の罠』(82)、
『日の名残り』(93)などで印象的な演技を披露、しかし・・・・・・・・・・

95年5月27日―乗馬競争中に落馬、脊髄損傷により首から下が麻痺してしまう。

リハビリをつづけつつ、車椅子に乗りながら様々な活動を始める。オスカー授賞式に顔を出したのもその一環でしょう。



99年、テレビ映画『裏窓』に制作・主演しジェームズ・スチュアートが演じたキャラクターを好演する。
障害を負っても俳優としての可能性は失われない、、、そういうことでしょう。


2004年10月9日―。
自宅で心不全を起こし昏睡状態に。
翌10日、帰らぬひととなる。享年52歳、映画の遺作は95年の『光る眼』でした。


主人公の顔を「原作コミック以上に」思い浮かべてしまう実写映画の俳優さん―こんなひと、ほかに居なかったと思います。

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明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(73)クリストファー・ロイド』
コメント
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