Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

じつに喜ばしい、、、けれど(^^;)

2023-05-29 00:10:00 | コラム
第76回カンヌ映画祭が閉幕、

パルムドール(最高賞)にはジュスティーヌ・トリエによる『Anatomy of a Fall』(フランス)、
審査員特別グランプリにはジョナサン・グレイザーによる『The Zone of Interest』(アメリカ・イギリス・ポーランド)、
審査員賞には常連アキ・カウリスマキの『Fallen Leaves』(フィンランド)、

監督賞には『The Pot Au Feu』のトラン・アン・ユ ン、
※あっ、ポトフってこう表記されるのか!!^^

女優賞には『About Dry Grasses』のメルヴェ・ディズダルが選出された。


日本・日本人も脚光を浴び、

脚本賞は是枝裕和による『怪物』のホンを担当した坂元裕二が、


男優賞はヴィム・ヴェンダースの新作『Perfect Days』に主演した役所広司が受賞。



じつに喜ばしいこと!!

なのではあるけれど!!!

やはりここは、なにはなくともスコセッシでしょうよと。

コンペ外なので受賞とは無関係であるが、期待に違わぬ傑作だったらしい。

以下、市川遥氏による批評を引用。

「スコセッシ監督は『アイリッシュマン』に続き本作を3時間半近い大長編にしたものの、今回、無駄や冗長なシーンは一切ない。複雑な背景の説明、アーネストをメインに据えたおかしくもグロテスクなストーリー、生と死で鮮やかな対比があるオセージ族の姿をパズルのように見事に組み立てたさまはまさに巨匠の技で、意外性のある演出のラストまで観客の注意を引き付けて離さない。劇場の大スクリーンで観るべき新たな傑作が誕生した。」

あぁ、はやく観たい。
尿意とは無関係に、おしっこちびっちゃう傑作の気がしてきましたよ(^^;)

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明日のコラムは・・・

『日本女優別10傑(57)武田梨奈』
コメント
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