『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2021)
監督・脚本:エメラルド・フェネル
主演:キャリー・マリガン
年末企画、最終回です。
レイプ事件を苦に自死してしまった友人のことが忘れられず、大学を中退しヒトリミをつづけるキャシーの「世直し計画」とは―。
レイプを背景とする復讐物語は(表現としてはどうかと思うが)ひじょうに相性がよく「これでもか!」ってくらい量産されてきた、そのほとんどは最終的には胸のすく創り…しかしこの映画が放つメッセージと毒は、かなり強烈で、しかも最先端。
ポップな装飾と語り口は「観易いかも…」という思いを誘発させる仕掛けとなり得ている、
それを裏切っていく展開も見事なもので、公開時は「男の居心地が悪くなっていく」などともいわれたが、この映画の器の大きさは、その毒が女性にまで放たれているところ。
そりゃオスカー脚本賞も取るでしょう、っていうかコレ取れなかったらアカデミー協会も終わりだよ!というレベルです。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『「早ゆで」に「倍巻き」、これが進化というものか^^』
監督・脚本:エメラルド・フェネル
主演:キャリー・マリガン
年末企画、最終回です。
レイプ事件を苦に自死してしまった友人のことが忘れられず、大学を中退しヒトリミをつづけるキャシーの「世直し計画」とは―。
レイプを背景とする復讐物語は(表現としてはどうかと思うが)ひじょうに相性がよく「これでもか!」ってくらい量産されてきた、そのほとんどは最終的には胸のすく創り…しかしこの映画が放つメッセージと毒は、かなり強烈で、しかも最先端。
ポップな装飾と語り口は「観易いかも…」という思いを誘発させる仕掛けとなり得ている、
それを裏切っていく展開も見事なもので、公開時は「男の居心地が悪くなっていく」などともいわれたが、この映画の器の大きさは、その毒が女性にまで放たれているところ。
そりゃオスカー脚本賞も取るでしょう、っていうかコレ取れなかったらアカデミー協会も終わりだよ!というレベルです。
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明日のコラムは・・・
『「早ゆで」に「倍巻き」、これが進化というものか^^』