先週、同世代の映画好き男子2女子2で今年初の忘年会が開かれる。
近況報告は最初の30分だけ、あとは11時間ずぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、飽きもせず映画談義がつづく。
今年の、それぞれのベストテン発表だとか。
3D映画の未来だとか。
ミニシアターは死ぬのかとか。
やっぱりオオシマは凄かった合掌! とか。
3次会に入ると全員が酒に呑まれちゃったので、真面目な話が出来ない。
そこで、映画版の山手線ゲームもどきが始まった。
『男はつらいよ』『007』全作品を答えていくなど、お題はそれぞれ盛り上がったのだが、皆が早々と答えに詰まってしまったのが「1作目を超えた2作目の映画」というもの。
うん、確かに難しい。
4人で3周しか出来なかったし、挙げた作品によってはブーイングさえ起こったし。
と、いうわけで。
以前もコラムに載せた気がするが、アルコールが完全に抜けた現在の状況で選出する「PART2選手権」を展開してみよう。
※広義の意味における2作目とした
(1)『仁義なき戦い 広島死闘篇』(73)
シリーズすべてが好きだが、物語としていちばん面白いのはこれだと思う。
北大路欣也が、とっても熱い。
(2)『ロッキー2』(79)
誰がなんといおうと、オスカーを取った前作よりも優れていると思う。
スタローン、映画監督としての才能も馬鹿にしたもんじゃないよ!
(3)『ゴッドファーザーPART2』(74)
シリーズで最も長く、最も複雑な構成で、さらにいえば、最も感動的。
寂寥感を湛えたマイケルの表情に、やられた。
(4)『ターミネーター2』(91)
予算や制作規模が大きくなると、物語そのものはつまらなくなる―ハリウッドの定説のひとつだが、本作はそれを覆した。
同じ顔で前作は敵、本作は味方になる、、、という設定がユニークだった。
(5)『カノン』(98)
娘を守るために(勘違いから)男を殺した主人公の「それから」を描く。
前作は短編ゆえ「アバンギャルド」という評価しか出来なかったが、まさかこんなサイテーな男の物語で号泣するとは思わなかった。
(6)『スターウォーズ 帝国の逆襲』(80)
シリーズで最も躍動感に満ちているし、ストーリーテリングも滑らか。
水着姿は3作目だが、レイア姫がいちばん美しく捉えられえているのもこの作品のような気がする。
(7)『鉄男2』(89)
鉄男の「それから」ではなく、「もうひとりの鉄男」の物語。
彼が鉄男「化」するきっかけが強烈に過ぎ、劇場でひとり慄いたのだった。
(8)『エイリアン2』(86)
キャメロンの映画が2作ランクイン。
SFホラーにアクションの要素を加え、さすがの創りである。
(9)『ハスラー2』(86)
厳密には続編ではないが、だから広義の意味だって。
クールな不良ジジイのポール・ニューマンと、坊ちゃんトム・クルーズの対比。そして、スコセッシの映像マジック。
(10)『キル・ビルvol.2』(2004)
前作よりこっちのほうがいい―という意見は、じつは少数派。
香港アクション×マカロニウェスタン÷ロマンス、誰にも真似出来ないQTの世界がここにある。
ちなみに「前作に泥を塗ったPART2選手権」を展開すると100作は出てくるので、上記の映画がどれだけ凄いかっていう話なのだよね。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(58)』
近況報告は最初の30分だけ、あとは11時間ずぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、飽きもせず映画談義がつづく。
今年の、それぞれのベストテン発表だとか。
3D映画の未来だとか。
ミニシアターは死ぬのかとか。
やっぱりオオシマは凄かった合掌! とか。
3次会に入ると全員が酒に呑まれちゃったので、真面目な話が出来ない。
そこで、映画版の山手線ゲームもどきが始まった。
『男はつらいよ』『007』全作品を答えていくなど、お題はそれぞれ盛り上がったのだが、皆が早々と答えに詰まってしまったのが「1作目を超えた2作目の映画」というもの。
うん、確かに難しい。
4人で3周しか出来なかったし、挙げた作品によってはブーイングさえ起こったし。
と、いうわけで。
以前もコラムに載せた気がするが、アルコールが完全に抜けた現在の状況で選出する「PART2選手権」を展開してみよう。
※広義の意味における2作目とした
(1)『仁義なき戦い 広島死闘篇』(73)
シリーズすべてが好きだが、物語としていちばん面白いのはこれだと思う。
北大路欣也が、とっても熱い。
(2)『ロッキー2』(79)
誰がなんといおうと、オスカーを取った前作よりも優れていると思う。
スタローン、映画監督としての才能も馬鹿にしたもんじゃないよ!
(3)『ゴッドファーザーPART2』(74)
シリーズで最も長く、最も複雑な構成で、さらにいえば、最も感動的。
寂寥感を湛えたマイケルの表情に、やられた。
(4)『ターミネーター2』(91)
予算や制作規模が大きくなると、物語そのものはつまらなくなる―ハリウッドの定説のひとつだが、本作はそれを覆した。
同じ顔で前作は敵、本作は味方になる、、、という設定がユニークだった。
(5)『カノン』(98)
娘を守るために(勘違いから)男を殺した主人公の「それから」を描く。
前作は短編ゆえ「アバンギャルド」という評価しか出来なかったが、まさかこんなサイテーな男の物語で号泣するとは思わなかった。
(6)『スターウォーズ 帝国の逆襲』(80)
シリーズで最も躍動感に満ちているし、ストーリーテリングも滑らか。
水着姿は3作目だが、レイア姫がいちばん美しく捉えられえているのもこの作品のような気がする。
(7)『鉄男2』(89)
鉄男の「それから」ではなく、「もうひとりの鉄男」の物語。
彼が鉄男「化」するきっかけが強烈に過ぎ、劇場でひとり慄いたのだった。
(8)『エイリアン2』(86)
キャメロンの映画が2作ランクイン。
SFホラーにアクションの要素を加え、さすがの創りである。
(9)『ハスラー2』(86)
厳密には続編ではないが、だから広義の意味だって。
クールな不良ジジイのポール・ニューマンと、坊ちゃんトム・クルーズの対比。そして、スコセッシの映像マジック。
(10)『キル・ビルvol.2』(2004)
前作よりこっちのほうがいい―という意見は、じつは少数派。
香港アクション×マカロニウェスタン÷ロマンス、誰にも真似出来ないQTの世界がここにある。
ちなみに「前作に泥を塗ったPART2選手権」を展開すると100作は出てくるので、上記の映画がどれだけ凄いかっていう話なのだよね。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(58)』