UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

新年好、続き。

2008年01月03日 | 日記・エッセイ・コラム

元日は自宅で過ごし、2日は仕事。その帰りに夫の実家に一晩泊まり。

翌日は私の実家に。と、いっても、車なので飲めないからお茶して小一時間ほどの日帰り。

「亭主の好きな赤烏帽子」ならぬ「缶ビール」を沢山貰って、夫は上機嫌だ。

ところで、夫の実家のある広島県安芸郡熊野町は筆で有名で、たしか日本一の産地。

義母がここの出身で、親戚にも筆を生業にしているものがおり、町も至る所筆のモニュメントが立ち、お店も多い。

食べ過ぎたので帰る前に夫と2時間ほど散歩に出かけたのだが、町の中、学校の近辺の家々の玄関に「謹賀新年」とか「賀正」と筆で書いたものが貼り付けてあるのだ。よく考えてみればここは筆で有名な所。と、いうことは書道も盛ん。そうして見てみると「高一、○○」といった名前が書いてあって、それも達筆。お正月に向けて書いたものを各家へ配布しているようなのだ。

なるほど、面白い企画。さすが熊野町。

マンホールの蓋にも筆のデザインがなされている町。

これは今度カメラで撮ることにして・・・。

さて、我が家の新年恒例行事。

元日の朝のお茶。

Dsc00151 夫のお客さんからの頂き物で、ほぼ毎年下さる。縁起物なのでありがたく頂いている。

京都の有名なお茶屋さんのもの。

玄米茶である。

もうひとつ。

これも京都のもの。

毎年秋、デパートで催す「京都展」で買い求め、新年におろす。

前年のお箸は「ごくろうさま」と「とんど」で焼く。

Dsc00153 ここのお箸も有名で、塗箸は高価で手が出ないが、この竹箸は一膳が700円ちょっと。

見てのとおり、とっても細く折れそうなくらい。

でも、これがなかなか強くて長年使っているが、途中で折れたことはないのだ。

先がピシッと合い、滑らず、これだけ細いとお魚もきれいに美味しく食べられる。

箸使いの下手な夫でさえ、このお箸じゃないとというくらいで・・・。

以前、料理の先生におしえてもらって以来、ずっと使い続けているお箸。

今年もよろしくね。