先日来の寒波で、再度降り積もった雪が残る島根県雲南地方。
今年のお花見は車で、予てより行きたかった木次の桜となった。
三刀屋川沿いに、およそ千本の桜が満開を迎えていた。
広島にはこんな大規模な桜の名所はなく、見てきた人のハナシで、
一度お目にかかりたいと思っていたが、想像以上に見事であった。
帰るのかと思っていたら、夫の運転はまだ先へと進む。
玉造温泉に流れる玉湯川沿いにも延々と続く千本桜があり、ここも満開。
温泉街でも、宿の一歩外は桜並木なので、今時分の泊り客は得した気分を味わえるだろうな。
桜の花を愛でながらの花見弁当はなかったけれど、
途中、飯南町で立ち寄った「一福」で出雲そばを頂いた。
割子そばは、はじめに黄身の入ったお蕎麦に出汁を入れて食べ、
次へ行くとき出汁とともに味がプラスされていく、このうまみがたまらない。
最近は、一般道にも「道の駅」なる休憩所があり、
トイレの心配がなくなって快適になったと思う。
「道の駅」には、お土産や特産品も販売していて、
セリの大きな束を110円で購入。
それで、今夜はセリ鍋というわけだ。