UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

暖かい日。

2008年01月09日 | 日記・エッセイ・コラム

今日の休みはほんとうにありがたかった。

年末から、休みの日とお天気がなかなか合致せず、お布団をずっと干せないまま年越し。シーツの洗濯だってそういうわけで、今日は全部まとめて、狭いベランダにシーツ類、毛布、掛け布団、ベットマットとズラ~っと総並べ。

暖かいから窓も朝から全開。

クローゼットもついでに一日中開けたままにして、乾燥。

すると、着るのを忘れていた「アクアスキュータム」のトレンチコートが目に入る。

新婚旅行のパリで、義母のくれた「お小遣い」で買ったイギリス製のコート。

オフィスビルで働いていた時は、それなりにオメカシして行っていたのでこれを着ることも多かったが、何となく流行から外れ、その間ダウンジャケットやウールのコートなどに替わり洋服ダンスの奥に追いやられていたが、またこの頃このトレンチが復活しているので着てみようかと思ったのだが。

ハンガーごと、物干しで一日虫干ししたら、なんか生地が生き返ったようで、明日着ていってみようかな。

こういう「着ない」もの、でも捨てられないもの=好きなブランドで買ったときの思い出が蘇るもの・・・スカーフがそのひとつ。

エルメスの派手な絵柄のものがカナリ・・・昔は毎日とっかえひっかえだったのに、今じゃするのも気が引ける。

ハンドバッグ・・・本店でイタリア語で形や色を指定してまで買ったけど、今の職場じゃ大事に置いておく場所もなく勿体無いからと持ち歩かず、でも気に入ってるからいつか・・・。

結局、どんなモノも「死ぬまで使える」とか「永久」なんてないのね・・・。飽きたり、流行が変わったり、環境の変化で持てなくなってしまう。

最近のワタシは物欲がなくなりました・・・食欲も、かな?何でもいいもんね。


スイスへ・・・。

2008年01月06日 | 日記・エッセイ・コラム

Dsc00154 年末に図書館でこんな本を借りて、政府観光局をネットで調べたりして、早や旅を楽しんでいる。

今日、仕事の帰り、バスを降りるときに私の前のご婦人の姿が山登りの格好。トレッキングシューズにストック、リュック。60代と思われるが、さて何処へ行かれたのか聞いてみたくなって、バスを降りたとき同じ方向だったので思い切って話しかけてみた。

案の定、色々教えてくださり、今日は宮島の弥山に登ったんだとか。その時もすごく薄着のその人は「今日はとってもお天気がよくて、これすら脱いでしまったんですよ」と何とも若々しい。

中学のときオリエンテーリングで走って上ったことがあるが、なかなかこれが大変な山。去年の秋に夫が会社の研修で宮島へ行ったときに時間があったので登ったら、とってもキツかったというくらいなので、こんな装備だったら楽しいだろうと思ってしまった。

話は続いて、「今度は雪山。深入山に登るんですよ。靴を替えて。」

新聞会社の主催で、きちんとしたリーダーがいるらしいのだ。

バスを降りてほんの5分。

全然知らない方なのに、いっぱいお喋りしてくださいました。


新年好、続き。

2008年01月03日 | 日記・エッセイ・コラム

元日は自宅で過ごし、2日は仕事。その帰りに夫の実家に一晩泊まり。

翌日は私の実家に。と、いっても、車なので飲めないからお茶して小一時間ほどの日帰り。

「亭主の好きな赤烏帽子」ならぬ「缶ビール」を沢山貰って、夫は上機嫌だ。

ところで、夫の実家のある広島県安芸郡熊野町は筆で有名で、たしか日本一の産地。

義母がここの出身で、親戚にも筆を生業にしているものがおり、町も至る所筆のモニュメントが立ち、お店も多い。

食べ過ぎたので帰る前に夫と2時間ほど散歩に出かけたのだが、町の中、学校の近辺の家々の玄関に「謹賀新年」とか「賀正」と筆で書いたものが貼り付けてあるのだ。よく考えてみればここは筆で有名な所。と、いうことは書道も盛ん。そうして見てみると「高一、○○」といった名前が書いてあって、それも達筆。お正月に向けて書いたものを各家へ配布しているようなのだ。

なるほど、面白い企画。さすが熊野町。

マンホールの蓋にも筆のデザインがなされている町。

これは今度カメラで撮ることにして・・・。

さて、我が家の新年恒例行事。

元日の朝のお茶。

Dsc00151 夫のお客さんからの頂き物で、ほぼ毎年下さる。縁起物なのでありがたく頂いている。

京都の有名なお茶屋さんのもの。

玄米茶である。

もうひとつ。

これも京都のもの。

毎年秋、デパートで催す「京都展」で買い求め、新年におろす。

前年のお箸は「ごくろうさま」と「とんど」で焼く。

Dsc00153 ここのお箸も有名で、塗箸は高価で手が出ないが、この竹箸は一膳が700円ちょっと。

見てのとおり、とっても細く折れそうなくらい。

でも、これがなかなか強くて長年使っているが、途中で折れたことはないのだ。

先がピシッと合い、滑らず、これだけ細いとお魚もきれいに美味しく食べられる。

箸使いの下手な夫でさえ、このお箸じゃないとというくらいで・・・。

以前、料理の先生におしえてもらって以来、ずっと使い続けているお箸。

今年もよろしくね。


新年好。

2008年01月01日 | 日記・エッセイ・コラム

大晦日の夜、紅白終わりまであと10分というところで、パジャマの上からジャージーを着、ダウンに帽子、マフラーで固めて準備完了。

降り続いていた雪もこの頃には止み、星空に変わっていた。

さて、そんなに面白くなかった紅白の白組の勝ちを確認して、イザ出発。

歩いて15分の真亀神社へ恒例の初詣へ。

足元が雪解けで悪い中、境内の階段で待つこと数分、真上に上がった花火の轟音とともに新年の幕開けだ。並んだ参拝客が少しづつ進み、お祓い、お神酒、甘酒をもらって新年行事終了。帰り道にはまた雪が降り始めた。

Dsc00144 元日の朝、すっかり雪景色。

気温はそんなに低くないので、道路には積もっていないが、銀世界が広がる。

Dsc00148 これまた恒例の「好」のおせち。

夫の友人のお店のもの。いつもは年末ギリギリまで仕事なので買い物も十分に出来ず、これに随分お世話になっている。

中華なのでペロッとあっという間。和風のおせちは、これから行く実家で頂くことにして。

お昼過ぎまで食べ続けていたので、もう胃がパンク状態だ。

今から少しウォーキングに出かけようと思う。雪も止んだし、車は少ないし、ポケットに小銭を少し、甘いものでもコンビニで買うことにして・・・。