工場は稼働していませんが見せてくれます
小さな入り口を入ると
原料を混ぜてコウジカビを種付けする工程
でっかいタンクが縦回転するのだそうです
無造作に置かれたファイルに
何やら記録が残されている
使い込んだ温度計が意味深げに置いてあります
発酵が始まった原料は樽に移されます
昨日の樽を下から見たところです
熟成したもろみを布で包んで機械でプレスすると
醤油がにじみ出てきます
完全に絞りきった布を開けてみると
香ばしい絞りかす
マイムが内緒でかじってみたら…
香ばしいのだがしょっぱ過ぎる
牛の飼料になるのだそうだ
そう言えば牛は塩好き
というか飼育に塩は必需品だと聞いたことがある
居酒屋の入り口に盛り塩があるのは
客が乗った牛車を引き寄せる為のものだしね
仕込の水は
工場前に流れるわき水
昔はそれを使ったのだが
今は深井戸でくみ出しているとか
気をつけて、のぞき込むと危ないよ
ミニ絞り器でもろみを絞ります
絞りたての醤油を味見します
う、うまい!
火入れしていない、無濾過、生醤油
本物の生はいいねぇ(日本酒もビールも、生って言ってもなんちゃって生が多いもんね)
ま、それはまたの機会に述べるとして、、
醤油だけなめて、はいさようならってわけにはいかないでしょう
つづく