晩白柚(ばんぺいゆ)にアゲハが卵をうみつけて、それが幼虫になったことは5月6日にUPしました。
何匹幼虫がいたのかは忘れましたが、残ったのは2匹でした。
減ってしまった理由はハチでした。私はハチが晩白柚のまわりを飛んでいるのしか見たことがないのですが、姉はハチがむしゃむしゃと幼虫を食べている現場を見たそうです。姉の家のレモンの木の幼虫は10匹くらいいたのに全部食べられてしまったといいます。ハチはスズメバチくらいの大きさで色も黄色と黒の縞で脚が長いのです。でもこんな大きなアシナガバチはみたことありません。
残った2匹のいる枝にビニールをかけました。
ネットでアゲハの幼虫を襲うハチは何者?と調べてみたら、アシナガバチの女王蜂だと分かりました。
春に目覚めた女王蜂は巣をつくりながら、卵をうみつづけ、卵は幼虫になり、1か月後にはつぎつぎと羽化して働き蜂となります。この時期 女王蜂はチョウやガの幼虫を餌として自分の子供の幼虫にあたえなければなりません。子供たちが成長し、働き蜂となったあとはひたすら卵をうみつづけます。
うちの庭のアゲハの幼虫を襲っていたハチは、巣づくり、産卵、給餌をたった一匹でやっている真っ最中だったわけです。そういえば、晩白柚のまわりを飛んでいたハチは戦闘的で気迫に満ちていました。
28日風雨がつよくなるというので、ビニールをはずしました。そのときはまだ黒っぽかった幼虫は、
29日には緑色になっていました。
女王蜂はまだチョウやガの幼虫狩りをしているのでしょうか。
ビニールをかけたほうがいいでしょうか。