庭でジンチョウゲが咲いています。
ロシアの森で早春(ロシアの早春花といったら四月ですが)に咲く花といったら、木ならハンノキとハシバミ、草ならスノードロップ、ユキワリソウ(ミスミソウ)、ヤブイチゲ、シラー・シビリカなどです。
では灌木は? 去年、早春に咲く森の灌木をストリジョフというひとの『ロシアの自然カレンダー』という本の中で見つけました。
「(早春に)森のトウヒのかげでは「森のライラック」と呼ばれるヨウシュジンチョウゲが芳香のする藤色の小花を咲かせている。」
日本の正式な名は「セイヨウオニシバリ」
学名を見たら、” Daphne mezereum” あら、ダフネ属ですって。
では日本のジンチョウゲもそうかしら?とネットで見たら、そうでした。
” Daphne odora" 多分「 いい香りのダフネ」ってことでしょうね。
ロシアの森のダフネもいい香りがするそうです。花も藤色というかピンクですてき。
こんなダフネを一度みたいです。
でも真っ赤な実はけっこう強い毒をもっていて、ロシアの正式名は
「ヴォルチェヤーゴドニク・アビィクノヴェンヌイ(ふつう種のオオカミの実の木」)
ちなみに英語では、”February daphne”とか ”mezereon”とよばれているようです。
「森のライラック」もいいけれど、私は ”February daphne” がいいなぁ。
”February daphne”というからには、イギリスでは今ごろ咲いているのでしょうね。
見てみたいです。
この記事をUPしたあと、「ヨウシュジンチョウゲ」の苗木が日本で売られているかしら?
と検索してたら、タイトルは違いますが、この「2月のダフネ」とほとんど同じ内容のことを
書いてこのブログにUPしてありました 植物のことで忘れるって、以前にはなかった
ような気が・・・・ 大丈夫か、私?(笑)