最近、最寄りの駅の周辺は東南アジア系の男女の若者たちでいっぱいだ。
ほとんどが日本語学校の生徒である。休憩時間になると学校近くのコンビニ外の灰皿は彼らに囲まれ、彼らの周辺は煙がたなびいている。大げさによけていくひともいる。(元喫煙者の私は平気 ですが)
彼らと私たち近所の日本人はお互いに話しかけることがないので、ほとんど口をきかない。
それで、あの子たちは日本語がうまくしゃべれるようになっているのか?学校を終えたら、いったい
彼らはどうなるんだ?わるい道に踏み込む誘惑はないのだろうか?などなど、日ごろ、姉と私は
<老婆>心ながら心配しているのでありました。
少し前になりますが、いけばな教室に行く時、日本語学校の女の子たちが授業を終えて一緒の電車にのりこんだので、すぐ隣にいた子に話かけてみました。
「どこの国からきたんですか」タイだったかな、インドネシアだったかな。
「日本人としゃべることある?」 「ほとんどない。」
「バイトでしゃべるでしょう?」 「しゃべってると怒られちゃう」(なるほどね)
「大勢日本語学校に生徒がいるけど、卒業したら、みな、どうするの?」 「大学に行ったり、専門学校に行く」
「あなたは?」 「美容(って言わなかった?今風のいい方だった)関係、マニキュアとかペディキュア、エステ
・・・」
おー、日本語うまいぞ! それに、卒業後の進路がしっかり考えられているようで、近所の老婆心のおば(あ)さん
は、一安心したのでありました。
彼女が「どこへ行くんですか?」と私に質問。こういう質問は外国人ならではですね。日本人の生活に興味があるんでしょう。「いけばなを習っているので、お教室に行くの。いけばなって知ってる?」「知ってます。」
わずか一駅、3分間でしたので、ここまでで「さようなら」。
さっそく姉にも彼らの進路を話してあげました。