ムクゲの花がブランターで先月くらいから咲いています。

一昨年でしたか、いけばな教室で「持って帰って、庭にさしておきなさいよ。いずれ使うことに
なるから」といわれて、家のプランターに棒状の枝をさしておいたものです。何本かさしたの
ですが、水もあまりやらなかったし、根づいたのはこの一本だけ。
ほかの流派のことは分かりませんが、私の通っている龍生派では生花(せいか)の方たちは
授業前にムクゲの枝を結んだ「しばり」を作ります。それを花瓶(という呼び方でないかも)の
口にとりつけ、そこに花材をさします。(今度デジカメで撮ってきますね。)
それで生花をやられている方のお庭には植えてあるものらしいのです。
今までムクゲがうちの庭に植えられていたことは一度もないのですが、花のない時期に次々と咲いて
いいものですね。花は一日花かと思っていたのですが、どうもちがうみたい。
子供のころ、ムクゲのことはハチスってよんでました。
畑と道の境なんかに植えてありました。男の子たちはムクゲの枝を長めに折って、下7センチ
くらいのところにナイフで切り込みを入れて、その上の方の皮を剥いだものを刀がわりにして、
チャンバラごっこをしていました。
女の子の私たちは葉っぱをぐちゃぐちゃにして、たしか水を足して、「油」を作ったなあって
記憶にあるのですが、葉を見ると油に関係のありそうにないです。でも、と思って、
今朝葉っぱをとって、もんでみました。葉をぐちゃぐちゃつぶしながらやっていたら、
ねばねば、ぬるぬるしてきて、ままごと用の「油」ができたのでした~。
ロシアにはあるかな? あります、あります。「シリアのハイビスカス」(これは学名のロシア語
訳)、あと「シリアのバラ」「木立性のハイビスカス」などとよばれてるようです。
ロシアの南部地域、クリミアなどでは野外で栽培できるとWikipediaにあります。室内はあまり
栽培されないのかな?
日本ではムクゲを種で殖やすひとはまずいないでしょうが、ネットを見ると、ロシアでは殖やす
には種蒔きか、挿し木とあり、種で殖やす方法が詳細に説明されています。
野外でも日本とは微妙に花や仕立て方などちがいますね。画像はこちら