まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

ロシア風キノコの酢漬け

2013年02月28日 | ロシア
24日会のあと数名で軽く一杯(?)
食べ物の話になって、12月に招待でロシアにひとりで行かれた、80歳のN先生がロシアでキノコをたくさん食べた話をされました。ペリメニ(ロシアの水餃子)とキノコの壺焼きをごちそうされたとき、「どちらも大好物」と言われたら、その情報があっという間に拡散されて、行く先々でペリメニとキノコの壺焼き攻勢を受けたのだそうです。

出発される前日の先生のメールには「目下、モスクワでは、最低ー15度、最高ー12度だそうで、年寄りの冷や水には最適の状況のようです」とありました。私も冷や水に飛び込んでゆく老人を目指そうと思います! 

以前、先生から『ロシア料理』(昭33)という本をおかりしたことがあります。著者の長屋美代さんは第二次大戦後、ご主人とともに生活の糧を得るためにロシア料理の店『ロゴスキー』を始めた方です。
そこに出ていたキノコの酢漬けのレシピを私流にアレンジしたものをご紹介します。
ロシアでは野菜の漬け物は塩漬けの方が好まれるようですが、長屋さんはさすが長年日本でロシア料理にたずさわってきただけあって、日本で塩漬けは変質しやすく、酢漬けの方が味が変わらないので、お店ではもっぱら酢漬けだと書いています。
本ではマッシュルームを使っていますが、私はシメジで作ります。マッシュルームはさっとゆでるそうです。

材料 しめじ 酢 塩 砂糖 唐辛子 ニンニク 月桂樹の葉 粒のブラックペッパー 粒マスタード ティルシード ディル

作り方
(1)シメジは適当な大きさにさいて、ゆで、ざるにあけて水きりしておく。
(2)酢1に水3の割合で、塩、砂糖少々、月桂樹の葉1、2枚をほうろうなべで煮たたせ、火を止める。そこへ唐辛子、ニンニク、ブラックペッパー、マスタード、ディルシードを入れる。 唐辛子とディルシードは多すぎないように。
(3)ガラス容器に1を入れ、ディルをのせ、(2)の液をさましてから注ぎ入れる。

2日後くらいから食べらます。冬は室温で置いておけますが、夏は液が濁ってくる前に、キノコだけ引き上げ、冷蔵庫で保存します。
酢1水3がポイントです。この方法で生のキャベツ、ニンジン、カブなども漬けることができます。梅酒を漬けるおおきなびんにキャベツ1個をざく切りにして、(2)の液の少し温かいのを注ぎ入れたものもおいしいです。
ニンニク多めにディルを入れるとロシアっぽくなるのです。
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愛護センターレポート

2013年02月27日 | 全体
今日UPされた2月26日訪問の 愛護センターレポート
4日目の部屋に


多頭飼育場から収容された21頭の犬たち。
ジュリアに似た子もいます。


選定作業はこれからで、なるたけたくさん選んであげたいけれど、譲渡先も場所も足りないとセンターの職員さんは言われているそうです。

収容頭数が日本の中でも上位にある千葉の愛護センター、敷地は広々として公園のようですが、センターの建物は驚くほど狭いのです。

 譲渡先・預かり先を募集しています。

問合せ先 korotarouhs★nifty.com(★を@にかえて下さい)

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マイのセーター

2013年02月27日 | マイ


今年は寒いので、毛が細くうすくなって寒そうなマイには服を着せています。
このセーターは、ずっと大井競馬場でちばわんがフリマをしていたころ、買ったものです。
ちばわんのいぬ親さんの手編みで、何枚かあった中から選びました。
散歩で会う知り合いから「すてきね。わたしもこういうのがほしい」とよく言われます。
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Snowdrop

2013年02月26日 | 植物
ネットで駅の反対側に"snowdrop"という美容室があることを知りました。
歯医者に行ったついでに、ちょっと探したら、

ありました~。

たまに前を通っていたのですが、まるで気づきませんでした。
日本語の文字でスノードロップと看板にあったら、意識しなくても目に入ってきますが、英語は入りづらい?
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お茶の水辺り

2013年02月25日 | 全体
1月雪の降った日に沈丁花の枝が折れました。固いつぼみがついていたので、
花びんにさしておきました。


気づいたら咲いていました。
ロシアの花ずきの女の人もこれをやります。折れてしまった枝ではなく、
ぼきっとね(笑)
自然から収穫を求めるのは、自然近くにいることでもあります。
ロシアは集中暖房のため家の中は暖かいので、水あげさえうまくゆけば、
咲くのでしょう。
ロシア人は日本の冬は寒い、寒いといいます。

毎月第4日曜は集まりがあるので、出かけました。
早めに家を出て、お茶の水駅近くのニコライ堂に寄ってみました。


ロシア正教会ではなく、日本正教会の聖堂です。


10年前、ニコライ堂の復活大祭に来たことがあります。
夜中の12時まえから翌日の明け方まで立っていて、
最後は頭がもうろうと・・・・
今年の正教の復活祭は5月5日。新教やカトリックは3月31日だそうです。
採用されている暦がちがうのです。今年は随分おそいなー。

すずらん通りのロシア料理の店「ロシア亭」。
昔毎日すずらん通りを通ったときにはなかったけれど、
けっこう年期入りですね。


岩波ホール。
創立45周年記念の「八月の鯨」が始まったばかりです。


本日のわんなしのショート散歩は終わりです。
道をちょっと変えただけでも、楽しめますね。
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道路工事終了

2013年02月24日 | めぐ
たしか去年の11月から始まった、家の脇の道路工事がやっと終わりました。



何度掘っては埋め、掘っては埋めを繰り返したことでしょうか。
最後に舗装する前に平らにしたときは、築35年以上のわが家が壊れるかと心配しました。

工事の間、ブルドーザーで掘り返している横を通って散歩しました。
めぐはこわがりながらも、立ち止まって動かなくなるようなことはなかったです。ほんとにえらかったです。芯の強い子ですね。
マイはまったく動ぜずでした。おとなしいけれど、大物です(笑)

工事中、ジュリアの散歩練習はできませんでした。
ガードレールがなくなったので、ちょっとこわがるかもしれませんね。
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木瓜

2013年02月22日 | 植物
矢沢バレエスクール・ガーデンで木瓜が花を咲かせていました。もちろん、白です。



ロシアでは木瓜をヤポンスカヤ・アイヴァ(日本のマルメロ)とよんで、ダーチャに植える木として人気があります。90年代、通訳をしていた友人から「ロシア人からほしいと頼まれたのだけど、ヤポンスカヤ・アイヴァって何だか知ってる?」と聞かれたことがあります。私はモスクワの植木市で売り子のお姉ちゃんに教えてもらったことがあるので「ボケ」だと知っていました。
友人が頼まれたのは、日本なら本場ものが手に入る、ということでしょうね。

ヤポンスカヤ・アイヴァの画像です。

木瓜はこんなにたくさん実がなるのでしょうか。
実がなって収穫できるものがロシア人は好きですから、そのようにロシアで品種改良したのかもしれません。
日本では木瓜にたくさん実がなるようにと改良することはないですものね。

実はジャムにしたり、薬用にも使うようです。
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スノードロップ

2013年02月21日 | めぐ
散歩でときどき通るお家の前に置かれた植木鉢にスノードロップが咲いていました。



清楚で、雪が降っても咲く強さがあって、すてきな花です。

めぐちゃんと似てるかもね。

 
    

     
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黒パンジー

2013年02月20日 | 植物
いつものように夕方の散歩で<アモーレ・フィオーレ>に寄りました。
マイとめぐはおやつがお目当てですが、私は花を見るのが楽しみです。
今日目にとめたのは、黒パンジー。
思わず2個買いました。1個105円。


ほんとに真っ黒です。
黒いパンジーなんて、どんな人が作出したのでしょうね。

店主のアヤコさんが、めぐに「大きくなったね~。」
「それにおとなしくて、いい犬だね。」

そうなんです、最近がっしりしてきて、立派です。むだにさわがず、びびりはびびりですが、
根はおちついた子です。わが家では一番の食いしん坊ですけどね。

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また雪です

2013年02月19日 | めぐ
今日もみぞれのような雪の日でしたね。

     窓からのぞくと、


     窓のすぐ下の沈丁花にもうっすらと積もっています。



先週の金曜日に今年初めて娘が来ました。
ジュリアが大歓迎。ジュリアは大きな体で感情を一番素直に表します。
めぐはおくれてだけど、あいさつにやってきました。
マイは、たしか、ベッドに寝たまましっぽを振っていた。あっ、寝たきりになって、立てなくなったわけではないです。これがマイ流の歓迎スタイル。

娘は1月の残業が150時間だったとか。猛烈サラリーマン(古い!)ばりの生活を送っているようです。働き者ですし、働くのが好きです。でもほどほどにしてほしい。そういえば、娘をふくめ、家族が「疲れた」というのを聞いたことがありません。私だけですね、いうのは。
娘は今までずーっと家から通学、通勤でしたので、新生活は「すべてが新鮮」だそうです。

ひと月おくれの誕生日プレゼントをもらいました。

花束と日本酒。

先月、私は70歳になりました
それもありまして、ブログも日常のちょっとしたことや関心のあることを好きに書きながら、
めぐちゃんのいぬ親さんを探していくことにしました。

ひきつづき、めぐちゃん、飼い主さん募集中でーす! いい子でーす 

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いろんなことになれてきました

2013年02月19日 | めぐ
めぐは去年いつごろまででしたか、外トイレだけでなくシートも使っていました。
それが、最近まったく使わなくなりました。散歩前に済ませるのはよい習慣だったのですが・・・・。
その代わりに散歩途中でときどきマーキングするようになって、よそのお宅の玄関先でもしたことがあったので、もちろん、これはやめさせるようにしてます。あっという間にちょこっとしちゃう。水で流すのですが、ちょこっとがたくさんしたみたいに見えるのが困ります。



いろんなことになれてきたんでしょうね。なでてもらうのも大好きです。
散歩でいつも会う方たちがマイをなでると、ぐーっとマイにはりついていって、お尻を向けて、立ちんぼして、なでてもらうのを待っています。かわいいですよ。

夜、マイに「おしっこにいこう」というと、ジュリアが喜びの一言とともに跳び起きて、ついてきます。庭を熱心にチェックしてます。
一昨日でしたか、気づいたら、囲いをくぐって、姉の畑に侵入して、ふかふかに耕した畝の上で(わざわざ)おしっこしてました(汗) 夫には話しましたが、姉には内緒です。
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おねしょ

2013年02月17日 | マイ
最近マイは寝ているときにおもらしをします。
夜の12時前後に庭でおしっこをさせますが、それでも1,2回はしてしまうので、ベッドにシートをしいています。
また冷えないよう、夜には湯たんぽをしています。

省エネ犬だから括約筋が鍛えられていないのだろうと推測してます。
動物病院で先生にいったら、お薬があるそうです。
でも薬が効き過ぎて、出なくなるのも体によくないですね。
自然に任せて、そろそろおむつでしょうか。



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ロシアの雪割草

2013年02月17日 | ロシア
「四月の花は雪を割る」(ロシアの言い習わし)

フキタンポポのように雪どけ直後に咲く春告げ花あるいは早春花のひとつに雪割草があります。この雪割草、はんとうの名はスハマソウ、ミスミソウ(葉先がとがっている)とよぶそうですね。


ここからおかりしました。
ほかにも画像がたくさん載ってます。


ビアンキというソビエトの児童文学作家は『森の新聞』のなかでこの雪割草のことを書いています。

「庭園や公園や庭ではフキタンポポの黄色い花が咲きました。町では森の春の最初の花束が売られています。花も香りもスミレとはあまり似ていませんが、売り子たちはそれを<雪割すみれ>とよんでいます。花の本当の名前は水色のミスミソウ。」

『森の新聞』は1930年前後に出されましたが、それからもずーっと町では主におばあさんたちが森から摘んできた小さな花束をひとつふたつ手にもって売り、人びとは森の香りのお裾分けにあずかるために買い求めるのは日常的は光景でした。

また人びともその時期になるとこぞって森に出かけていきました。そして
「四月の終わりには早春花の花束なしに家に帰るひとはだれもいない」とフェノロジストのストリジョフは書いてます。
群生地で両手でかかえきれないほど摘んで花束をつくり、家のテーブルに飾って、「森の贈り物」を楽しむのがロシア人は大好き。それに花輪を編むのもとても上手です。

でもロシアに長く滞在され、昨年帰国されたありょははさんによると、こうした植物を自生地で採るのは禁止されたようですね。
当然といえばそうですが、ロシアの街角から「森の贈り物」を売る人たちちが見られなくなったのはさびしいことです。

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フキタンポポ

2013年02月15日 | ロシア
ロシアで春告げ花といったらいろいろありますが、その一番手がフキタンポポです。
   ロシアのフキタンポポの画像 


 ロシアでは雪融けがきて、川がぼこぼこ音を立てて流れ出すと、雪の残る平原にいの一番に咲き出すのがフキタンポポです。
 日本でもフキタンポポの鉢植えが暮れからお正月にかけて園芸店に出回りますので、実際にご覧になった方もいらっしゃるでしょう。福寿草にちょっと似ているけれど、小さな丸い花芽をたくさんくっつけ合わせて、福寿草よりずっと庶民的な感じです。お値段も手頃。

 その花芽からタンポポに似た小さな鮮黄色の花がつぎつぎと咲きます。タンポポと同じように日の光がさしたときだけ花は開き、曇りや雨の日には閉じます。早春はそういう花が多いですね。
日ごとに鱗片のついた花茎がのびて、花は咲き終わると長い綿毛につつまれた、ふわふわの玉になります。

 以前ロシア北部の都市ヴォログダのさらに北にあるキリーロフ修道院というところを訪れたことがあります。そこへ行く途中、凸凹のあるどこまでもつづく平原を黄色い点々となってフキタンポポの花が咲き、南斜面は一面に綿毛で白く染まっていました。

 綿毛のあとは葉の出番です。フキタンポポのロシア名はちょっと変わっていて、「母とまま母」といいます。この名の由来についてチェーホフと同時代の作家コロレンコはこう書いています。
「フキタンポポはその緑白色の葉を風にぱたぱたさせていた。その裏は白く、母の手の感触のようにふかふかしてやわらかである。表は緑色で冷たい。これが「まま母」である。」

 葉の形から英語ではColtsfoot(若駒の足)といいます。ロシアでも「馬のひずめ草」「白ひずめ草」のよび名があります。「裏白」「ごぼう草」の名も葉に由来します

 フキタンポポは由緒正しい薬用植物です。この葉は古代から多くの国で呼吸器の薬として用いられてきました。5月末から6月初めにごわごわになる前の葉を集めて、乾燥させて使います。今でも煎じて去痰剤とし、肺疾患、発汗の薬剤にも入っています。
 ロシアの農民は葉だけでなく花も「緑の薬局」の常備薬として、呼吸器のほか、浮腫、肺結核、胃炎などに用いてきました。新鮮な葉はすりおろしたり、もんで傷やできものにあてます。それで「腫れ物の葉」とよんだり、また「痛風の草」の呼び名もありますから痛風にも用いたのでしょう。

 フキタンポポが咲くのはモスクワ郊外で平年4月13日。まだまだロシアの春は遠いですね。
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オオイヌフグリ

2013年02月13日 | めぐ
数日前川原でオオイヌフグリがこんなにたくさん花をつけていました。


私たちの散歩の時間は9時ころです。
花びらは「まだ寒いから開こうか、どうしようか」と迷っているようです。
風のない、暖かな日なら開くのでしょうか。

オオイヌフグリは春を告げてくれる花です。早くルリ色の花びらをぱっと開いて咲く、たくさんの花が見たいです。


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