まいぺぇすの自然塾を卒塾したじゅんちゃんが、家族で会いに来てくれました。
高校を卒業した時にも来てくれたっけ、その時も河津桜と写真を撮ったよね、
ブログで確認したら、2015年3月27日、何と同じ日でした。
あれからちょうど7年、卒塾記念で河津桜を植えてから10年です。
河津桜もじゅんちゃんも、大人になったんだなぁ、感慨無量です。
写真を撮る時だけマスクを外しましたが、表情が見えないマスク生活は、
シャイなじゅんちゃんも私も、何となく気軽に話せないような感じでした。
じゅんちゃんと一緒に、よく畑仕事をしたばあちゃんの畑に行って見れば良かったなと、
駐車場でさよならしてから思いました。
この10年でMAMMAも大きく変貌しましたが、じゅんちゃんも様々な経験をしてきたでしょう。
この先もお互い頑張ろうね。
ばあちゃんの話では、美智子様ご成婚の時に、記念の桜の苗木が5本、ばあちゃんの実家から届き、
その中の1本が白之進で、現在あと2本が残っています。
カーブの1本は巨木になっていたのを、20年以上前に根元から伐ったそうですが、
その根元から伸びた新しい幹が、もうかなり大きな木になっています。
もう1本は、先日枝をバサバサ切った裏の桜です。
これも絶やすつもりで根元から伐ったらしいのですが、生き延びているので、
大きくしないように、これからも管理していこうと思っています。
この2本にも名前を付けようと思っていますが、まだ思いつかない・・・。
どちらもバッサリ伐られて復活した桜、これも運命でしょう。
3年前にまいぺぇす自然塾を旅立ったじゅんちゃんが、家族みんなでやって来ました。
じゅんちゃんの卒業祝いでしょうか、初島への家族旅行の帰りだそうです。
背は伸びましたが、恥ずかしがり屋のじゅんちゃんはまいぺぇすの時と同じでした。
河津桜はソメイヨシノのように短期間でグングン大きくはならず、じっくりとたくましく生長します。
今年は花もたくさん咲かせて、二人の卒業を祝ってくれたようです。
農園を眺めていた私の隣にじゅんちゃんが来て、「まいぺぇすでまた勉強したいです。」と言いました。
久しぶりに聞く「まいぺぇす」という言葉、じゅんちゃんとしばらくの間、思い出話をしました。
昔と変わらぬ穏やかで優しいじゅんちゃんに会えて、よかったあ・・・。
4月1日から仕事に行くとのこと、じゅんちゃんのペースで、ガ・ン・バ・レ!
3年前「記念樹は何がいい?」と聞かれて、河津桜と八朔をお願いしました。
ひょっとしたら、二人は今日が卒業式かも? 昔とは違うかな?
雨の中で植えた八朔も大きくなって、今年初めて実をつけてくれました。
大きな実が6個、小さいのが1個、途中で落ちることなく3月を迎えました。
「花も実もある人生を」という想いで見てきましたが、河津桜と八朔に想いが通じたようで嬉しいです。
二人は高校を卒業し、これからいろんな経験をするはずですが、強く優しく生き抜いて欲しいです。
取り返しのつかないことをしてしまった17歳と18歳の少年、13歳で人生を強制終了された少年、
ニュースを見ながら、暗澹たる気持ちになるばかりです。