3年位前からちょくちょくやって来るT男さんは 認知症です。
私の叔父と同級生ということで 子供の頃この場所で遊んだ話を よく聞きます。
父の下で働いていた頃の昔話も 楽しそうに話します。
実年齢は76才 体は丈夫 どこまでも歩ける脚力は素晴らしい!
昔とは大変身のここの景色と話し相手がいるということで 週に2回来ることもあります。
今年初めて来た時には いつも以上ににこにこして 言いました。
「おねえさん 今年も面倒見てやって下さい。頼みます。」
昔 草刈りや木の剪定をしていたこともあったようで 一昨年少し手伝ってもらいました。
それがいい気分だったのでしょう。
去年は 私が裏の道を作っている間に ブルーベリーをジャンジャン切ってしまいました。
「植木が伸びていたから 切っといてやったよ。」
「ガビーン! ショック!」 でもしょうがない。
「私が自分で出来るようになりたいから いない時には切らないで。お願い!」
ばあちゃんと相談して ハサミを見える場所に置かないことにしました。
何と今年もまた 私達がいない間に切ってしまいました。
ハサミが見えなかったので 小さい鎌を使って たくさーんバッサリ 大変だったとは思います。
見つけたばあちゃんが 「植木と違うから 実がなるように伸ばしていたんだよ。」と言うと
「それじゃあ 切っちゃまずかったかね。切ったらくっつかないね。」
私達が喜ぶように 何か手伝ってやりたい その思いでやっているのです。
しかし 新しい情報は入りにくいので 失敗はすぐに忘れてしまう。
認知症の人にはたくさん会ってきたので よーくわかるのですが
大事に育てているブルーベリーが小さくなると 内心むっとしてしまうのも事実。
でも 斜面の道を作りながら 思いました。
T男さんにとって 「ちょっと元気になれる かもしれない処」になっているんだから いいんじゃない?
今日もお茶畑の間をスイスイ歩いて来る T男さんに会いました。
トラックに乗っている私に ニコニコ顔で敬礼するT男さん
私も 思わず笑顔で 手を振りました。
私の叔父と同級生ということで 子供の頃この場所で遊んだ話を よく聞きます。
父の下で働いていた頃の昔話も 楽しそうに話します。
実年齢は76才 体は丈夫 どこまでも歩ける脚力は素晴らしい!
昔とは大変身のここの景色と話し相手がいるということで 週に2回来ることもあります。
今年初めて来た時には いつも以上ににこにこして 言いました。
「おねえさん 今年も面倒見てやって下さい。頼みます。」
昔 草刈りや木の剪定をしていたこともあったようで 一昨年少し手伝ってもらいました。
それがいい気分だったのでしょう。
去年は 私が裏の道を作っている間に ブルーベリーをジャンジャン切ってしまいました。
「植木が伸びていたから 切っといてやったよ。」
「ガビーン! ショック!」 でもしょうがない。
「私が自分で出来るようになりたいから いない時には切らないで。お願い!」
ばあちゃんと相談して ハサミを見える場所に置かないことにしました。
何と今年もまた 私達がいない間に切ってしまいました。
ハサミが見えなかったので 小さい鎌を使って たくさーんバッサリ 大変だったとは思います。
見つけたばあちゃんが 「植木と違うから 実がなるように伸ばしていたんだよ。」と言うと
「それじゃあ 切っちゃまずかったかね。切ったらくっつかないね。」
私達が喜ぶように 何か手伝ってやりたい その思いでやっているのです。
しかし 新しい情報は入りにくいので 失敗はすぐに忘れてしまう。
認知症の人にはたくさん会ってきたので よーくわかるのですが
大事に育てているブルーベリーが小さくなると 内心むっとしてしまうのも事実。
でも 斜面の道を作りながら 思いました。
T男さんにとって 「ちょっと元気になれる かもしれない処」になっているんだから いいんじゃない?
今日もお茶畑の間をスイスイ歩いて来る T男さんに会いました。
トラックに乗っている私に ニコニコ顔で敬礼するT男さん
私も 思わず笑顔で 手を振りました。