MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

生きていた

2012-04-28 21:35:32 | 自然
去年の1月末に クリアランスセールで買って来た苗木を植えました。
ほとんど大斜面に植えたのですが 多分買った時点で 相当弱っていた上に
粘土質の土では 苦しくて生長できないと気づき 春に引越しをしました。

引っ越した中で 根の様子から デラウェアは枯れてしまったと思ったのですが
大きな鉢に移植したキウイの隣に 3%位の望みを持って植えました。
キウイはしばらくすると芽が出て来て よしよしという感じ。
デラウェアの方は 枯れ木が1本立ったまま 全く変化無し。

やっぱりだめね と思ったのですが 抜かずにおいたら 
先日 小さなアブラムシのような芽がついているのを発見しました。
思わず 「すごい!生きてたんだ!」と 感嘆の声をあげました。
 
 

ちょっとずつ伸びていくのが目に見えるというのは 嬉しいことです。
キウイにも 小さな蕾を見つけました。
取ってしまった方がいいのかなと思うのですが どんな花なのか見たいので
花が咲いたらよく見て とります。

残念ながら 枯れてしまったものもあります。
アルプス乙女とラズベリーは 大斜面より条件の良い場所に植えたのですが だめでした。
大斜面で去年の4月に 蕾から花まで大いに楽しませてくれた ネグエンドカエデも。

 

去年の大風で折れたコナラの枝に たくさんの新芽を見つけた時にも ビックリしました。
今は たくさんの花を咲かせています。

めげている人や一歩を踏み出せない人が見たら 何か感じるかもしれません。



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ウリ科ナス科

2012-04-25 22:26:23 | 
4月10日に種まきしてから 2週間が過ぎました。
マイトンネルの前に マイベンチを置き ビニルを持ち上げるのが楽しみです。
 


一番早く芽を出したのはキュウリ 次がマクワウリ そしてカボチャ スイカの順でした。
予想通り ウリ科の野菜の方が早く芽を出すことを 確認できました。
胡瓜 真桑瓜 南瓜 西瓜 日本語は親切です。



一方 ナス科は なかなか芽を出しません。
やっとミニトマトのアイコが 10分の5 芽を出しました。
そして今日見たら ナスも 10分の5 小さな双葉を広げ始めました。
一番遅いのはピーマンですが よーく見たら 芽を出す寸前だったので 明日が楽しみ。

当たり前かもしれませんが ウリ科もナス科も 仲間同士の芽は良く似ています。
ジャガイモもナス科なので 種をまくとあんな芽が出るのかなあ。

ウリ科は早く芽を出し 実がなるのも早いが 枯れるのも早い。 
ナス科はゆっくり芽を出し 冬の手前まで生きて実をつける。
中には 例外もあるでしょうね。
売っているような苗の大きさになるのは いつ頃? 
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感謝の日

2012-04-22 23:30:03 | komako
この花桃は ばあちゃんがここへ来た60年位前に 
今は亡き ばあちゃんのお兄さんが 苗を植えたものだそうです。
長い間 竹やぶの陰にかくれていたのを 竹を伐ったことで姿を現したというわけです。
見つけた時 太い幹は中が枯れ 押すとぐらぐらしていて 終末も時間の問題だと思いました。 
思い切って 伐ってしまおうかとばあちゃんが言ったのですが
小さな枝が1本だけ出ていたので その枝に花が咲いてからにしようということにしました。

あれから 5年か6年たちました。
まさかの 復活です。
 


ぼろぼろぐらぐらだった幹が しっかりしてきたのです。
枝もどんどん数を増やしたので かなり剪定もしましたが こんなに咲きました。
以前富士見の桃とか 不死身の桃と言いましたが 本当でした。

桃の向こうの大斜面に去年作った道を 今年は拡幅工事しています。
今は一番下の段に 新しく道を作っていますが 手に出来た豆を見ながら思いました。
草刈り機でカヤを刈るために ひたすら 道の無い所に道を作っている自分。
私の人生そのものって感じかなあ。

今日は ばあちゃんの一番上のお姉さんの50回忌でした。
修善寺の天桂寺での法要は シトシト雨の中 とてもいい雰囲気で
お坊さんのお経の声が とても心地良く感じられました。
良いことも悪いことも 自分のしたことは自分にかえる お坊さんはそう話されました。

帰ってきたら 次男から 「誕生日おめでと!」のメールがきていました。
ほとんど連絡を取り合わない親子関係なので へぇーと思いましたが
覚えていてくれたのは やっぱり嬉しいし コメントにも 少々にやりとしました。

生まれてきたことに 感謝します。


 


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センチュウ

2012-04-18 11:10:35 | 
ばあちゃんの畑の一番下の部分は 長年 草を刈るだけで 野菜を作らずにきました。
笹が入り込み スギナがビッシリ生えていたのを 去年丁寧に草取りをし
時間をかけて管理機で耕して 里芋を植えたのですが
ばあちゃん曰く どうもセンチュウがいるらしい と言うのです。

ネコブセンチュウという言葉を知ったのは かなり昔です。
引き抜いたキュウリの根が ぼこぼこになっているのを見て
虫のような名前だけれど これは病気なのだ とずっと思ってきました。
なんとばあちゃんも 虫はいないし そこを耕した鍬でよそを耕すと センチュウがうつると言うから
私と同じように 病気だと思っていたらしいです。

ところが調べてみたら れっきとした虫 線虫だったのです。
1ミリ未満の透き通ったようなうなぎ型の虫だそうで 回虫も仲間だそうです。
小さくて透明では 見えるはずはありません。
センチュウが出す粘液が あのコブを作るらしいです。
 
対処法を調べたら ネマキングという緑肥が目に留まりました。
長泉で昔 その種を蒔き 冷蔵庫にまだ残っていたはず。
ありました。これこれ。古いけれど多分大丈夫でしょう。



センチュウのことを聞いてみようかと思い 農協の支所に寄りました。
この支所は 専業農家の中心にあります。
若い購買部の青年が教えてくれたのが 左のパンフレットにある農薬でした。
右側のしわしわ袋が 冷蔵庫から探してきたネマキングの種が入っている方です。
支所には 緑肥の種は置いてなくて 知識も無いようでした。

入り口にあった張り紙にも 先日の春の台風の後で 
畑の病気を防ぐための薬剤をすすめる内容が 書かれていました。

帰り道 猛烈な違和感を覚えました。
できるだけ 農薬や化学肥料を使わずに作物を作った方がいいということは
みんな思っているはず。
なのに それらをせっせと斡旋するのが農協?
これが世の中の仕組みなのだと知りつつも むっとします。

ばあちゃんは経験から 落ち葉や草をたくさんすき込めば センチュウも減ると言っています。
私も もともと農薬を使うつもりは全く無いので 草と緑肥で対応します。
緑肥はネコブセンチュウにもネグサレセンチュウにも効く と書いてあるので やってみます。

農薬は使うのをやめると センチュウがどっと増えるというのも なるほどなと理解できます。
力で無理やり押さえつけたものは その力がなくなったとたん 
息をひそめて隠れていたものが 待ってましたとばかりに エネルギーを爆発させるのでしょう。
これも 極めて自然なことです。

センチュウが虫だった それがわかって よかった!   
コメント (2)
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毎日元気

2012-04-15 22:28:30 | スーパーばあちゃん
大斜面の西側の土手にあった雑木は 去年土木やさんに伐ってもらいました。
土手にたくさん出ていた笹も ばあちゃんと二人で切ったのですが
1年経てば 当然またしっかり伸びています。

このままほっとけば すぐに元通り以上の笹薮になるはずです。
今年も私が草刈り機でジャンジャン刈り ばあちゃんが狭い場所を 小カマで刈りました。
コナラの新芽の向こうに すっきりした土手が見えます。



ばあちゃんも昔はいろいろ苦労があって 体のあちこちに不具合があったようです。
数年前から腰は曲がりましたが 膝や背中の痛みは無くなってしまったそうで
毎日朝から晩まで 元気に働きまくっています。
80才過ぎても 病院とは全く無縁の生活が続いています。

心と体がつながっていて 精神的なストレスが体に変調をきたすというのは
考えてみれば 極めて当然のことです。
しかしそれをはっきりと知ったのは 12年前に夏樹静子さんの腰痛の話を聞いた時でした。

苦労の無い人生なんて あるはずはないでしょう。
天才には天才の 大金持ちには大金持ちの 凡人には凡人の 苦労ありです。
苦労の合間にちょっとした幸せを感じるセンサー 大事にしたいです。

 


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