MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

蜜蝋作り

2012-06-30 21:48:10 | おもしろい
叔母さんの家で蜜蝋を作るというので 見学に行ってきました。
どんな風に作るのか 見せてもらうつもりだったのですが 結局私が作ることになりました。

まず 蜜を採った後のミツバチの巣を 玉ねぎのネットに入れてぐつぐつ煮ます。
熱いうちに 一度こすと 大分きれいになります。



鍋に入れたままさますと 表面が固まってきます。
自然にさませば良かったのですが 作り方を教えてくれた人が 早く出来るようにと水を入れたり 
他のボールに入れ替えたりしたので ロウがくっついて大変でした。

固まった蜜蝋を取り出すと 鍋の中には水と不純物が残ります。
蜜蝋の裏側をタワシでこすってきれいにし 再びお湯を沸かして蜜蝋を溶かします。
 


二日間 溶かして 固めて きれいにして また溶かし・・・ それを繰り返しました。
出来上がった蜜蝋を 今日は湯せんして溶かし アルミの入れ物で固めました。

3日がかりで初めて挑戦した蜜蝋作りは 修行のようで面白かったです。
蜜蝋の強力なワックス効果で 手はしっとりきゅっきゅと音がします。
この貴重な蜜蝋の利用法 考えて実行しなくては!  
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糖度81

2012-06-26 22:48:50 | 食べる
住職さんが仲間を連れて 蜂蜜採りに来ました。
先に 竹林の端に置いた方から始めたのですが 「やられちゃったな。」という声。
先日の台風4号の翌日は大丈夫だったのに 分蜂されてしまったそうです。 
つまり 逃げられてしまったということ。
日本ミツバチは 逃亡癖が強いのです。
数日前に比べ相当蜂の数が減ってしまったと 残念がっていました。

 

甘夏の木の下の方は 蜂がたくさんいて 良かった。良かった。
私もネットをかぶってすぐそばで見ていましたが 恐い感じはしませんでした。

こちらの箱には このような板状のものが入っていて これに蜂達は巣を作ります。
まさしく職人技です。

 

出来た巣を数枚取り出して 新しい板と交換した後 巣箱にはびっしり日本ミツバチが集まっていました。
これは とてもいい状態なのだそうです。

軒下喫茶店の前で 蜂蜜を集めるのを見ました。
黒いヘラで巣を壊していくのは ちょっとショックです。
 
 

細かいザルの下に布を敷き こすようにしたのですが 布からしみてきません。
布にたまった蜜をタッパーに入れると 次々にミツバチが集まって来ます。
糖度を測ると81という数字に 住職さんもびっくり。

花粉が混じった蜂蜜をなめると 花の香りと酸味が口の中にひろがりました。
ティースプーン1杯が ミツバチ1匹が一生で集めた蜜だと思うと ありがとうの味です。
きれいに透き通った蜂蜜とは違う 野生的な味 私にぴったり?
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箱根湿生花園

2012-06-23 21:20:17 | komako
昨日は 最初に勤めた場所で出会った先輩達と 仙石原のリ・カーヴ箱根に泊まりました。
大先輩(ふた回り上) 中先輩(ひと回り上) 小先輩(2才上) そして私の4人です。
ここはバイキングの食事がとても美味しくて 露天風呂が快適です。

今日は 箱根湿生花園に寄って来ました。
灯台下暗し 近くなのに一度も来た事がなかったので 広さに驚きました。

 

この時期 咲いている花が多いというほどではありませんが 
山で見かける雑草に名札が立ててあって 知り合いに会った気分でした。 

 

シモツケソウは あちこちで見かけました。
コマクサに会うのは久し振りで 白い花も見つけました。

 

コウホネの黄色い花が鮮やかでしたが 時期は少し遅かったようです。
細いのに 名前が「フトイ」 面白いです。

 

暑からず寒からず 湿地の中の木道は広くて歩き易く いい気持ち!
入り口には 様々なアジサイの鉢植えが売られていて どれも魅力的でした。

遠くに行かなくても まだまだ近くに 知らない所がいっぱいです。
帰りに寄った御殿場のアウトレット近くの 茶房「はな」もいい所でした。
たまにはこういう一日も いいものです。 
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6月の台風

2012-06-20 22:34:23 | 自然
昨夜の台風4号の大風は テレビの予報通りでした。
すごいと言うけれど そう心配することもないだろうと思ってしまったのが 失敗の元。
夜中の猛烈な風の音と 何かが飛ぶような音 雨戸が揺れる音に 
朝どうなっているんだろうと ハラハラしました。

やはり いろんな物が飛ばされ 折れた木の枝が あちこちに散乱していました。
屋根に上って 壊れた雨樋の応急処置をし 浮き上がったトタンを打ちました。
日本ミツバチの巣もひっくり返ってしまったので 連絡をしました。

一番ショックだったのは キウイフルーツの雄の木が折れてしまったことです。
大斜面から助け出し グングン伸びて 花も咲いたのに・・・。



幹を支柱にひもでしばっておいたのですが ゆるんでいたのかもしれません。
枝が何本も出て 葉っぱもたくさんだったので 上が重くて耐えられなかったのでしょう。
鉢植えにしてあったので 軒下喫茶店の方にいれておけば 良かったのに。

駐車場の端に植えたしだれ桃も 倒れてしまいました。
こちらも上が重くて 風の強さに 太い根が切れてしまったのです。
花が終わった後で 枝をすいておけば 大丈夫だったかなあ。

自然が相手なので しょうがないよね と言いつつ
オオカミ少年の話 笑えないと肝に銘じました。


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コンニャク教室

2012-06-17 22:19:46 | スーパーばあちゃん
ばあちゃんが作ったこんにゃくが美味しかったから 作り方を教えて欲しいということで
友人が母上さまと一緒に やってきました。
ばあちゃんも この時期にコンニャクを作ったことはないらしいですが
去年の秋に掘ったコンニャクイモの保存の仕方が良かったので 作ってみようということになりました。

コンニャクイモ(1キロ)をきれいに洗って 水を入れた鍋の中におろします。
昭和5年と6年生まれのWスーパーばあちゃんの手の 何と何と大きくて たくましいこと!



鍋に水を増やして火にかけ 弱火で煮ていきます。
焦げないように常にかき混ぜ 水も加えながら 鍋がぷつぷついうまでじっくり混ぜます。
精製ソーダ 25~30グラムを入れたら 素早く混ぜて 火から下ろします。



水の加減で コンニャクの硬さは 自由自在。
ゆっくり煮るのが ばあちゃん流かな。

コンニャクが出来上がって 軒下喫茶店でひと休み。
お土産に頂いた手作りのおまんじゅう 美味しかったです。
 


固まったら しっかり茹でて ショウガ醤油で頂きました。
しかし 現実は厳しい!

昔は何でも無かったのに ここ数回 コンニャクでアレルギー反応が出始めたので
今日はどうかなと思いつつ 食べてみたら・・・やっぱりダメ。
唇の内側がザラザラしてきて ピリピリ痛くなりました。
あー残念。
 
マンゴーアレルギーがきっかけで アレルギースイッチが入ってしまったのかもしれません。
自然界はもちろん 体にも心にも 不思議なことが起こります。 
コメント (4)
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