老いぼれジョガーの最後っ屁(^-^; Ⅱ

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家族

2011-03-13 17:52:00 | ノンジャンル
タイトルは1970年の松竹映画、山田洋次監督作品です・・・となると主演は倍賞千恵子さん・・・41年前ですから綺麗と言うか可愛いです。

今日もテレビは直視できない被災状況が流され続けていて、無力さを思い知らされるだけなので、申し訳ないと思いながら撮り貯めた映画を見ていました。

大まかなストーリーは九州長崎の炭鉱で暮らしていた家族が北海道の開拓村へ移住する話で、今なら飛行機であっという間なのを鉄道を延々と乗り継いでの様子を描いているのですが、当時私は中学3年生、大阪万博が開催された年で物語の舞台にもなっています。
当時は車内検札で車掌が行き先を大きな声で喋ったりしてそれを話題に乗客同士が話をするとか、タバコを平気で吸っているとか今では信じられない光景が繰り広げられています。弟が住む広島県福山でのエピソード、万博会場でのエピソードを織り交ぜながら新幹線で東京へ出るのですが、無理がたたって赤ちゃんが死んでしまうというエピソードもあります。

東京からは上野から東北本線~青函連絡船~現地とエピソードは続きますが、現地で落ち着いたと思ったら父親が死んでしまうという展開で、最後は牛の子が産まれ、妊娠が明らかになって・・・というハッピーエンド・・・本当に厳しいのはこれからだろうにと思うところで話は終わりました・・・今では考えられない冗長とした展開・・・右肩上がりの元気な日本を見ることもできましたし、濃厚な隣人関係など今では考えられない当時の社会・・・何となく懐かしくもありました。

地震のニュースはますます悲惨な状況が明らかになってきて、被害者が万人のオーダーになりかねない状況・・・何もできないですが、昨日も書いたように義援金を送らせていただくことで少しでもお役に立てればという気持ちと、日本中が一丸となった救出・復興支援で1人でも多くの方の命が救われることをお祈りしています。

平成12年9月の東海豪雨のときに被災者支援で何日も動いたことがありますが、疲れた顔をしていたら被災者の方々から逆に励まされ、缶コーヒーを差し入れてもらって恥ずかしい思いをしたことを思い出しました。きっと今回の被災者の方々も力強く立ち直っていただけると信じていますし、政府は被災者の方々の復興支援に万全の体制をひいていただきたいですね。
コメント
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