何年振りだろうか岩手県北浄法寺の古刹「天台寺」へ足を運んでみた。
お袋がなくなって20年経つが、その母に青空法話を聞かせたくて、まだ参道を歩ける頃お邪魔した以来である。
ここ浄法寺地区は漆器の里としても有名である。今回の訪れた本当の目的はこの地区にある曹洞宗鳳林寺にあった。
先月はお袋のルーツの墓参り、今月は親父のルーツに関係する墓参りを兄と訪れた次第である。
今日は兄弟二人がガン首を並べて、生臭い商いの道に進んでしまったことを、鐵成叔父さんに深く詫びを入れた。
故瀬戸内寂聴さんが当時この寺の住職をなさって、青空法話ですっかり有名になった寺である。
平泉中尊寺より数十年前の728年の創建と伝えられているから、大和朝廷が東北に進出する以前のことである。
お袋がなくなって20年経つが、その母に青空法話を聞かせたくて、まだ参道を歩ける頃お邪魔した以来である。
ここ浄法寺地区は漆器の里としても有名である。今回の訪れた本当の目的はこの地区にある曹洞宗鳳林寺にあった。
ここの20世住職をしていた鐵成(てつじょう)さんは私らの父親泰家の弟にあたる方である。今日は叔父さんの45年振りの墓参りとなる。
先月はお袋のルーツの墓参り、今月は親父のルーツに関係する墓参りを兄と訪れた次第である。
本来、仏教寺に生まれた人間は住職になるのが自然である。兄は叔父の後釜になるのが親父の描く筋書きであったし、その次は自分が宗教関係の道に進むのが自然の流れであったのだろう。
今日は兄弟二人がガン首を並べて、生臭い商いの道に進んでしまったことを、鐵成叔父さんに深く詫びを入れた。
自分らが継がなかった寺には新しい住職が就いていた。
=おわり=
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