
桜の季節の移ろいは早く、花吹雪が舞うようになりました。
4月3日の「桜の森の満開の下」茶事を楽しみにしていらしたお客様、そして
ブログへのアップを待っていてくださっていた方へ心からお詫び申し上げます。

30日には半東Fさんとリハーサルや準備を済ませ、当日を待つばかりでしたので残念無念!ですが、
緊急の事態が起り、1日夜に中止を決めました。
4月1日(金)の13時頃、奥の細道会(奥伝の研究会)で大円之草を終わった時にくらくらと軽い眩暈を覚えました。
病状は回転式の眩暈、すぐに治ると思っていたのが夜になっても治まらず、救急車で脳神経外科病院へ搬送されました。
5年ほど前にやはりツレの眩暈で救急車で付添いの経験がありましたが、今回はその逆の役割です。
病院へ着いて、頭や手足動作などの診断の後
「このまま入院してもらいます」との医師の言葉でやっと茶事中止を決めました・・・

眩暈は薬の点滴で軽減されたのですが、せっかくの機会なので頭の精密検査(MRI、MRAなど)や
ブドウ糖負荷試験(GTT)などをしてもらったため、入院が長引きました。
検査の結果はまあまあ良好で(眩暈の直接原因は不明のままですが・・・)、
4月6日に退院し、今は自宅でのんびりしています。
たった6日間の入院なのに、やはり元に戻るには少し時間がかかりそうですが、
「身体がSOSの信号を送ってくれた」と素直に受け止めて、
来週から活動できるようにしばらくは家で静養中です。

このカップで紅茶を飲むと元気になる気がするので
「不思議なアリスのティ-カップ」と名付けています
やっと今朝になって、身体の隅々から活力が蘇ってくるのを実感しました。
まさに「春水満四澤」でしょうか。

少しおくての「わたしの桜」の花盛りに間に合い「ほっ!」

「桜の森の満開の下」茶事は毎年1回、桜の時期に・・・と思っておりますので
また来年の桜のころを楽しみにしてくださると嬉しいです。
来年リベンジできますように・・・



