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持続的燃焼

くすぶっていれば、やがてメラメラ

キャブヒーターを切ってみた

2012年12月29日 | 2つの輪
一夜で雪国のように雪が積もって一面の銀世界になった。
せっかくなので、こういう高湿な日のデータを採るべくキャブヒーターの線を抜いて、エンストする条件を探ってみた。
横軸に気温、縦軸に湿度をとったグラフを示す。
基本的にヒーターを切った状態で走れるだけ走り、エンストが起きるまでは各気温ごとに湿度を記録した。
エンストが起きた時には、その時点の温度と湿度を記録し、一旦ヒーターをONにして調子が戻るまで走ってから再度OFFにしてエンストするまで走ってみた。

晴れて気温が上がっても残雪の中のたんぼ道では湿度が高いせいか、昼間でもエンストを起こすことはあるのだな。
車道からは雪が完全になくなった幹線道路では、多少湿度も低くなっており、ヒーター無しでも大丈夫なようだ。
昨日のように湿った雪がジャンジャカ降っている時は、測っていれば100%くらいだったのだろうか。
ちょっと反応も遅く湿度計の精度が高くないので、もっといろんな天候の日にデータ数を稼がないと正確な話はしにくいところだが、なんとなくの傾向を掴んでみるべく試してみた程度といったところだ。
まあヒーターをつないでおけば、それでエンストするようなことは無かったので、こんなのは実運用の上で不要な実験ではあるのだが。

考えてみればYBRの根城の目の前にある堰からは常に水の飛沫が発生して、車が腐るのも異常に早いほどの湿度であるにも関わらず、寒い日でもエンスト不調が起きたことはなかった。
もしこのキャブヒーターが湿度条件を超える能力を持つものだというのが本当であったとしたら、こんな小さなパーツ一つでえらく効果があるのだな。
確か昔パーツ検索したら2,500円程度のものだったような気がするので、日本人にとっては効果比で大して高いものでもないと思う。ついてないならサッサと着けるのが、無用な不満を言う時間の無駄を削減できるというものだろうなあ。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
グラフ (雷太)
2012-12-30 10:26:38
アイシングと湿度の関係が分りやすいグラフですね。
ヒーターの位置がスロー系統の噴射口に直近して設置してあるところを見ると、バルブの張り付きと言うよりスロー系の穴付近の凍結対策なのだろうと思います。

タオバオで「YBR125加熱器」で検索したら“魔改造キット”が出てましたw
ちょっと怪しい出店者でしたが、今度なにかのついでに買ってみようかと思います。
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怪製品 (まるはし屋)
2012-12-30 12:29:10
怪しい中華パーツ、ワクワクしますね。
私も未装着の変なモノをいくらか買い込んでるのを消化しなくちゃと、その内実装したら出していこうと思っています。

実際、凍結で操作が不能、開きっぱなし又は閉じっぱなしになったというのは、無印のVMキャブでもKのBSキャブでもこれまで無かったので、アイシングと言って良いのか迷うところですが、ヒーターオフでこれほどエンスト症状を人為的に起こすことができるとは、新しい発見でした。
ヒーターONにすることで全く起きなくなるのも対照的ですし。
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中華鈴木のヒーター (雷太)
2012-12-30 19:42:26
EN125用のセットが安心して注文できそうな構成の流用可能キャブヒーター部品セットみたいですね。

96元で揃えられるなら他の物のついでに入手しておくかな。
読者の中で実行したい人は参考にどうぞ。
id=21915060280
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