佐久市の東側にある、標高約1100メートルの佐久荒船高原は涼しい日々が続いています。
長野県佐久市側から、あるいは群馬県下仁田町側からと、毎朝どちらから霧が上ってきて、涼しさをもたらします。全面的に霧に包まれる日の早朝時は、少し寒いと感じる時があるほどです。
夏真っ盛りのため、昆虫は盛んに活動しています。ハチやアブ、チョウなどが夏の花に群がっています。カミキリムシやコガネムシなどが花の上にいることもあります。夜は明かりに向かって、ガが乱舞します。このガなどを狙って、クモ(蜘蛛)が大きな巣を張ります。
その生命活動を活発化させている昆虫の中で、クロアゲハ系の大型アゲハチョウが森の中を飛び回っています。そして、背丈数メートルのある低木の花に群がっています。今年は雨模様のせいか、数匹程度しか群がっていません。花からは、いい香りが漂ってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/af/11f64d74d5710b6c4b0d17f1c09de631.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/dc/c845e5269ba193d2e4a9176de8a09fe8.jpg)
数年前には10数匹が群がっていたこともあります。佐久荒船高原は野鳥が多いため、どのクロアゲハも羽根が少し傷ついています。静かで一見平和な高原ですが、その豊かな自然は弱肉強食の世界でもあるのです。
このクロアゲハ系が群がっている低木は“ウツギ”系と推定しています。ウツギ系とは総称でいろいろな種類の木があります。いろいろと調べたのですが、今回は名前が決められませんでした。
クロアゲハ系のアゲハチョウが群がる草もあります。濃い黄色い花を咲かせるオタカラコウ(雄宝香)です。キク科メタカラコウ属の多年草で、水場に近い所に群生します。今年はオタカラコウの花の群生地を見つけられませんでした。仲間のメタカラコウ(雌宝香)もあまり咲いていません。数年前はあちこちに咲いていたのですが。自然の営みは予想が付かないところがいいところです。人間の想像を簡単に超えて変化していきます。
佐久荒船高原には“高原の花”の“エーデルワイス”も咲いています。ウスユキソウ(薄雪草)という花です。エーデルワイスの1種です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/09/2eedfbf9b4452d64aa22f276e340a0c8.jpg)
意外と目立たない花です。以前に比べると、かなり減りました。山道を散策しない限りは気が付きません。スイスなどの欧州のエーデルワイスに比べて、花の幅が少し広いそうでうす。
逆に目立つのはツキミソウ(月見草)です。背丈の高く、濃い黄色の花を咲かせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/3e/34de6f0764ed36850be92f7de6010fe4.jpg)
このところは夜は曇りがちで、かつ現在は新月から上弦に向かっているため、月とツキミソウの組み合わせがあまり成立しませんでした。秋に向かって次第に月を眺める機会が増えそうです。ススキも大きくなってきます。四季の移り変わりは早いです。
長野県佐久市側から、あるいは群馬県下仁田町側からと、毎朝どちらから霧が上ってきて、涼しさをもたらします。全面的に霧に包まれる日の早朝時は、少し寒いと感じる時があるほどです。
夏真っ盛りのため、昆虫は盛んに活動しています。ハチやアブ、チョウなどが夏の花に群がっています。カミキリムシやコガネムシなどが花の上にいることもあります。夜は明かりに向かって、ガが乱舞します。このガなどを狙って、クモ(蜘蛛)が大きな巣を張ります。
その生命活動を活発化させている昆虫の中で、クロアゲハ系の大型アゲハチョウが森の中を飛び回っています。そして、背丈数メートルのある低木の花に群がっています。今年は雨模様のせいか、数匹程度しか群がっていません。花からは、いい香りが漂ってきます。
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数年前には10数匹が群がっていたこともあります。佐久荒船高原は野鳥が多いため、どのクロアゲハも羽根が少し傷ついています。静かで一見平和な高原ですが、その豊かな自然は弱肉強食の世界でもあるのです。
このクロアゲハ系が群がっている低木は“ウツギ”系と推定しています。ウツギ系とは総称でいろいろな種類の木があります。いろいろと調べたのですが、今回は名前が決められませんでした。
クロアゲハ系のアゲハチョウが群がる草もあります。濃い黄色い花を咲かせるオタカラコウ(雄宝香)です。キク科メタカラコウ属の多年草で、水場に近い所に群生します。今年はオタカラコウの花の群生地を見つけられませんでした。仲間のメタカラコウ(雌宝香)もあまり咲いていません。数年前はあちこちに咲いていたのですが。自然の営みは予想が付かないところがいいところです。人間の想像を簡単に超えて変化していきます。
佐久荒船高原には“高原の花”の“エーデルワイス”も咲いています。ウスユキソウ(薄雪草)という花です。エーデルワイスの1種です。
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意外と目立たない花です。以前に比べると、かなり減りました。山道を散策しない限りは気が付きません。スイスなどの欧州のエーデルワイスに比べて、花の幅が少し広いそうでうす。
逆に目立つのはツキミソウ(月見草)です。背丈の高く、濃い黄色の花を咲かせます。
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このところは夜は曇りがちで、かつ現在は新月から上弦に向かっているため、月とツキミソウの組み合わせがあまり成立しませんでした。秋に向かって次第に月を眺める機会が増えそうです。ススキも大きくなってきます。四季の移り変わりは早いです。