ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市の池の平湿原は、野草の一面枯れ野の秋の風景になっています

2013年10月04日 | 旅行
 長野県東御市の湯の丸高原の地蔵峠から山麓を上るとたどり着く、標高約2000メートルの池の平湿原の入り口の兎平に行き、また池の平湿原を歩いてみました。

 浅間山山系の一番西側に位置する山系にある池の平湿原は、標高約2000メートの高山直物などの宝庫です。数万年前に三方ヶ峰火山が噴火してできた火口原が時間をかけて高層湿原に変化したところです。

 池の平湿原は、野草のほとんど枯れ野という雰囲気で、秋真っ只中という景色です。





 当ブログで2013年7月18日編でご紹介した時は、夏の野草の野アヤメ(ヒオウギアヤメ)などが群生する夏真っ盛りの景色でした。

 10月初めになると、ウスユキソウ(日本のエーデルワイス)は開花したまま、乾燥している感じです。



 標高2000メートルの厳しい湿地帯の地面を這(は)うように生えている、ツツジ科のクロマメノキは青く黒みがかった小さな実をつけています。直径が6ミリメートルから7ミリメートルぐらいです。一見、ブルーベリーのようにみえます。



 6月から7月ごろに、小さな可憐な白い花を咲かせています。花の形はスズランに似ています。

 クロマメノキの実に似たような小さな赤い実を、コケモモが実らせています。



 池の平湿原を囲んでいる周囲の森は少し紅葉し始めています。



 標高2000メートルの池の平湿原は、静かに秋の景色を深めています。そして急速に秋が過ぎていきます。