ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市の池の平湿原では、秋の野草のリンドウの花はほとんど枯れています

2013年10月05日 | 旅行
 長野県東御市の湯の丸高原の山麓を上るとたどり着く、標高約2000メートルの池の平湿原に行って話の続きです。

 10月上旬になった池の平湿原は、野草のほとんどが枯れている雰囲気で、秋真っ只中という景色です。





 当ブログの2013年7月19日編でご紹介した時には、池の平湿原の鏡池近くでは、清楚な感じのゴゼンタチバナの花が多数咲いていました。

 鏡池近くは現在、野草の枯れ野です。秋真っ只中の風情です。

 いろいろなトンボが鏡池や枯れ野の草原の上を飛んでいます。近くの石の上に留まったアキアカネ(たぶん)です。



 透明な羽根がなんとかみえます。

 夏に濃いピンク色の美しい花を咲かせていたヤナギヤンは、秋になって白い綿毛をつけた実を多数つけています。



 ヤナギヤンの茎の先端に咲いた花は、一度さや状の穂をつけ、この穂が開くと、綿毛をつけた実が多数でて、風に飛ばされていきます。

 8月下旬から薄紫色の美しい花を咲かせていたマツムシソウも、乾燥してドライフラワー化しています。


 
 9月中旬には多数咲いていたと思われるリンドウは、先端の花の部分が残って咲いている感じです。



 この先端に青紫色の花をつけたリンドウを見つけたハイカーたちは、「池の平湿原にもう1週間早く来ればよかった」と悔しがります。標高2000メートルの池の平湿原は秋の到来が予想より早い感じです。