7月29日から4日間東京を離れていて思ったこと:
往路は2時間弱、東名高速道路を勿論西に向かって走っていたのだった。と言っても、これまでに何度も述べてきたように、私は車の運転は出来ないので(免許を取得したことがないという意味)、愚息の車に乗っていただけのこと。道中「案外だな」と感じたことは、下りの方向に何台もの関西以西のナンバープレートを付けた大型のトラックやコンテイナー(「コンテナー」というアホなカタカナ表記は勿論採らない)が大袈裟に言えば、無数に我が方を追い抜いて疾走していた点だった。即ち「物流は活発に動いているじゃないか。これは良いことじゃないか」との感想である。
他に感じたことは、高速道路を走っている乗用車(と呼んで良いのだろうか)の中では軽自動車が目立ったことと、後部を真っ直ぐに切ったお世辞にも格好が良いとは言えないような、我が国独得のデザインの車が異常に多かった風景だった。私の感性では「ダサいな」としか思えない車が圧倒的に多く、走行中の所謂「4ドア・セダン」の乗用車はほとんどがドイツ車なのである。極端に言えば、古き良き日本語に言う「流線型」のようなデザインの車は概ねベンツかBMWという惨状。自動車に疎い私は「何ででこうなるのかなー」と思わせられた2時間の移動だった。
箱根山よりも西に行った訳でもないが、移動中に見えた車のナンバープレートは神奈川県以西のものが多かった。だが、東京都内の車も結構走っていたし、ホテルの駐車場にも東京都内の車はいた。また受け入れ側も「東京都民のお出ではお断り」などという雰囲気もなかった。確かにチェックインの歳には恭しく検温もあったし、館内ではマスク着用が求められていたのは当然の処置だろうと受けとめて、遵守していた。風呂場の衣類の入れる籠の置き場も一つ置きに封印されていたし、注意書きも徹底していた。こういう点を除けば平時と何ら変わるところはなかった。
滞在中はただひたすら、家に閉じこもっていた生活を続けてきた生活で衰えた体力を何とかして取り戻そうと入浴と食べることに専念していたので、体重も少しは戻ってきたし、新聞すらも読まず、テレビも見ず、PCにも触れない生活だったので、持参した高齢者用の目薬のお世話にもならず、静養に努めていた。お陰様で物思う時間が十分に取れたので、第二波の襲来の如き感染者の増え方の原因というか責任の所在を考えていた。
私は事ここに至れば、20と30歳台を中心に感染者が増加傾向にあるのは、新型コロナウイルスが変異したと言うよりも「人災」ではないのかと考えている。それは橋下徹氏自身が責任がない立場で言うがと、再三指摘し続けてきた特措法改正の遅れ(と言うか不実行)も一因だろう。それ以外に責任ある立場におられる西村康稔経済再生担当大臣、加藤勝信厚生労働大臣、小池百合子都知事の無知と無策に加えるに、格好を付けるだけで責任を回避している姿勢が大きな原因であると思っている。
彼等は決して無能ではないのだ。だが、このような世界中の誰にとっても未知のウイルスが引き起こした重大な難局に直面すれば、為す術を知らないのは当然だろうと思う、それでも対応すべき地位にある以上、徒に専門家会議に依存して責任を負わせたり、自らが管轄する役所が出して指示を「誤解だ」とほざいたり、格好付けるだけのプラカードを乱造したかと思えば、万人に解って貰える訳でもないカタカナ語を乱用して、如何にも「やっている振り」を見せているだけの連中が指揮を執っていたのでは、こうなってしまったのは当然だと思って嘆いている。
特措法による「要請」だけでは立ち行かないと分かっているはずなのにで、それ以上のことを推し進められずにいるのは職務怠慢である。評論家や一部の先生方が、橋下徹氏が声高に唱えていたように「特措法の改正の為だけでも国会を開いて」という声に一向に反応できないのは何故かと奇異に感じている。奇異に感じるという点では西村康稔大臣と私は書くが、テレビの音声では「西村康稔経済再生大臣」と呼んでいるのは何故か。安倍総理は一思いに彼を「新型コロナウイルス制圧対策大臣」に任じられたら如何と思う。即ち、「人災」となったことの究極の責任者安倍総理も負われたら如何かという事。
無責任という意味では、与野党を問わず国会議員たちも無為無策に過ぎる。東京女子医科大学病院では看護師さんたちに賞与を支給しないといって大問題化していたではないか。(結局は支給されるとなったそうだが)そのように医療従事者というか新型コロナウイルス感染者の治療に奮闘しておられる病院が経営的危機に直面しておられるこの時に、賞与まで貰っている国会議員たちの不甲斐なさは何も今に始まった訳ではないが、連中は余りにも仕事しなさすぎる。野党だってと言うか、枝野などは国民民主党との合流に偉そうに振る舞っている時期かという事。見ちゃいられない様だ。
政府も若き馬鹿者たちの行動を制限するくらいの事を言いだして誰が無謀だと非難するだろうか。外食業や外飲業界を自粛させるくらいの決意が何故出来ないのかと思う。補償をする方法だってあるという声だってあるが、彼等に補償や救済をするなら病院が先だろう。デイビッド・アトキンソン氏のように中小企業の保護は疑問だという外国人だっているではないか。この時期にやるべき事の優先順位も付けられないような政府では困るのだ。頭脳明晰な者たちの集団だったはずの中央官庁は何をやっているのかと言いたい。
安倍総理の後継を目指している候補者たちも不甲斐ないと思う。「自分だったら、今はこういう風にして危機から脱出するのに」くらいのことが言い出せないのと思う。FM氏のようにただひたすら安全運転で失言か失点を避けているような人に後継になられてはどうかなと思ってしまう。危機に直面し、対処して初めて候補者に立候補の資格を与えたい思いだ。SIさん、貴方ならどうしますか。TKさん、この状況下で英語力を何処でどう活かしますか。
往路は2時間弱、東名高速道路を勿論西に向かって走っていたのだった。と言っても、これまでに何度も述べてきたように、私は車の運転は出来ないので(免許を取得したことがないという意味)、愚息の車に乗っていただけのこと。道中「案外だな」と感じたことは、下りの方向に何台もの関西以西のナンバープレートを付けた大型のトラックやコンテイナー(「コンテナー」というアホなカタカナ表記は勿論採らない)が大袈裟に言えば、無数に我が方を追い抜いて疾走していた点だった。即ち「物流は活発に動いているじゃないか。これは良いことじゃないか」との感想である。
他に感じたことは、高速道路を走っている乗用車(と呼んで良いのだろうか)の中では軽自動車が目立ったことと、後部を真っ直ぐに切ったお世辞にも格好が良いとは言えないような、我が国独得のデザインの車が異常に多かった風景だった。私の感性では「ダサいな」としか思えない車が圧倒的に多く、走行中の所謂「4ドア・セダン」の乗用車はほとんどがドイツ車なのである。極端に言えば、古き良き日本語に言う「流線型」のようなデザインの車は概ねベンツかBMWという惨状。自動車に疎い私は「何ででこうなるのかなー」と思わせられた2時間の移動だった。
箱根山よりも西に行った訳でもないが、移動中に見えた車のナンバープレートは神奈川県以西のものが多かった。だが、東京都内の車も結構走っていたし、ホテルの駐車場にも東京都内の車はいた。また受け入れ側も「東京都民のお出ではお断り」などという雰囲気もなかった。確かにチェックインの歳には恭しく検温もあったし、館内ではマスク着用が求められていたのは当然の処置だろうと受けとめて、遵守していた。風呂場の衣類の入れる籠の置き場も一つ置きに封印されていたし、注意書きも徹底していた。こういう点を除けば平時と何ら変わるところはなかった。
滞在中はただひたすら、家に閉じこもっていた生活を続けてきた生活で衰えた体力を何とかして取り戻そうと入浴と食べることに専念していたので、体重も少しは戻ってきたし、新聞すらも読まず、テレビも見ず、PCにも触れない生活だったので、持参した高齢者用の目薬のお世話にもならず、静養に努めていた。お陰様で物思う時間が十分に取れたので、第二波の襲来の如き感染者の増え方の原因というか責任の所在を考えていた。
私は事ここに至れば、20と30歳台を中心に感染者が増加傾向にあるのは、新型コロナウイルスが変異したと言うよりも「人災」ではないのかと考えている。それは橋下徹氏自身が責任がない立場で言うがと、再三指摘し続けてきた特措法改正の遅れ(と言うか不実行)も一因だろう。それ以外に責任ある立場におられる西村康稔経済再生担当大臣、加藤勝信厚生労働大臣、小池百合子都知事の無知と無策に加えるに、格好を付けるだけで責任を回避している姿勢が大きな原因であると思っている。
彼等は決して無能ではないのだ。だが、このような世界中の誰にとっても未知のウイルスが引き起こした重大な難局に直面すれば、為す術を知らないのは当然だろうと思う、それでも対応すべき地位にある以上、徒に専門家会議に依存して責任を負わせたり、自らが管轄する役所が出して指示を「誤解だ」とほざいたり、格好付けるだけのプラカードを乱造したかと思えば、万人に解って貰える訳でもないカタカナ語を乱用して、如何にも「やっている振り」を見せているだけの連中が指揮を執っていたのでは、こうなってしまったのは当然だと思って嘆いている。
特措法による「要請」だけでは立ち行かないと分かっているはずなのにで、それ以上のことを推し進められずにいるのは職務怠慢である。評論家や一部の先生方が、橋下徹氏が声高に唱えていたように「特措法の改正の為だけでも国会を開いて」という声に一向に反応できないのは何故かと奇異に感じている。奇異に感じるという点では西村康稔大臣と私は書くが、テレビの音声では「西村康稔経済再生大臣」と呼んでいるのは何故か。安倍総理は一思いに彼を「新型コロナウイルス制圧対策大臣」に任じられたら如何と思う。即ち、「人災」となったことの究極の責任者安倍総理も負われたら如何かという事。
無責任という意味では、与野党を問わず国会議員たちも無為無策に過ぎる。東京女子医科大学病院では看護師さんたちに賞与を支給しないといって大問題化していたではないか。(結局は支給されるとなったそうだが)そのように医療従事者というか新型コロナウイルス感染者の治療に奮闘しておられる病院が経営的危機に直面しておられるこの時に、賞与まで貰っている国会議員たちの不甲斐なさは何も今に始まった訳ではないが、連中は余りにも仕事しなさすぎる。野党だってと言うか、枝野などは国民民主党との合流に偉そうに振る舞っている時期かという事。見ちゃいられない様だ。
政府も若き馬鹿者たちの行動を制限するくらいの事を言いだして誰が無謀だと非難するだろうか。外食業や外飲業界を自粛させるくらいの決意が何故出来ないのかと思う。補償をする方法だってあるという声だってあるが、彼等に補償や救済をするなら病院が先だろう。デイビッド・アトキンソン氏のように中小企業の保護は疑問だという外国人だっているではないか。この時期にやるべき事の優先順位も付けられないような政府では困るのだ。頭脳明晰な者たちの集団だったはずの中央官庁は何をやっているのかと言いたい。
安倍総理の後継を目指している候補者たちも不甲斐ないと思う。「自分だったら、今はこういう風にして危機から脱出するのに」くらいのことが言い出せないのと思う。FM氏のようにただひたすら安全運転で失言か失点を避けているような人に後継になられてはどうかなと思ってしまう。危機に直面し、対処して初めて候補者に立候補の資格を与えたい思いだ。SIさん、貴方ならどうしますか。TKさん、この状況下で英語力を何処でどう活かしますか。
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