アメリカの弱体化の原因はオバマ大統領率いる民主党政権にあり:
畏友佐藤隆一氏は私が昨日の「米中首脳会談の結果」の中で引用した「政治・経済・外交・軍事等々の素人で、上院議員を1期勤めたとはいってもその半分の2年間は選挙キャンペーに費やしていた人物を大統領に選んだ言わばアメリカの失敗」に続いて
<オバマの失敗がISISを作りました。プーチン大統領がシリア国軍とともにISISを駆逐すると演説しましたが、是非はともかく、現時点では正解です。オバマ大統領はアサド大統領を退陣させ新しい人物を立てた上でISISを一掃すると言っていますが、これは現実的ではありません。反政府軍に統治能力などありません。ここでもまた、ミスを重ねています。> との厳しい意見を寄せられました。また同じく畏友の尾形美明氏は
<オバマ大統領の大失策がISISを誕生させ、根付かせることになったシリアでの失敗です。オバマ大統領は最初、アサド政権の非道なやり方に反対し、「毒ガスを使用したら、アメリカは許さない」と通告していました。ところが、アサド政権が毒ガスを使用したら、「議会と相談する」、と腰砕けしたのです。
そこで勇躍、躍り出たのがプーチン大統領です。結局、プーチンの活躍で全てはうやむやにされてしまいました。この後は、シリア内戦は悪化の一途でした。ISISも誕生しました。シリア国民2200万人の内、400万人が海外に避難、700万人が難民化しています。
ロシアのアサド政権への軍事支援は強化されています。9月15日の日経の報道によれば、ロシア軍はシリアに戦車揚陸艦や輸送機を派遣、100人超の海軍歩兵部隊を派遣するするなど、急速に軍備増強を支援しています。ロシア外務省はアサド政権への軍事顧問の覇権を認め、「テロとの戦い」の為に追加支援を検討するとしています。
ケリー米ン国務長官は5日と9日の2度にわたりロシアと協議し、「シリア情勢を一段と不安定にする」との懸念を伝えたとのことです。オバマ大統領のへっぴり腰を見ている、ロシアがアメリカの警告に耳を傾ける筈がありません。いや、それどころか、ISISが誕生すると、米国はアサド政権を非難しなくなって
います。これじゃ、シリアもロシアも、更にはイスラエルやサウジなどもアメリカを頼りに出来ない、と考えるのは当然です。
オバマ大統領は、アサド政権が毒ガスを使った段階で大規模な空爆に踏み切り、アサド政権の打倒を目指すべきでした。もう、遅すぎます。中東はどうしようもない混迷状態です。オバマ政権はイランとも融和した為にイスラエルやサウジなどともギクシャクし始めています。>
と更に厳しかったのでした。私の上記に関する言わば纏めは
<私はオバマ大統領が誕生した頃に元の上司や多くの同僚と友人知己の意見を聞きましたが、元々が共和党派のW社の社員からは支持するようなな意見が出てくるはずもありませんでした。 しかしながら、何人かは「今回は(共和党を棄てて民主党に賭けてみた」と言う者もいましたが。
この大統領を選んでしまったアメリカの7年間の有形無形の損失は莫大で、今から取り返すのは容易ではないでしょう。だが、将来これを取り返すべき立場になるかも知れぬ共和党からは未だにこれという候補者が見つからないのも”bad news”以外の何ものでもありますまい。私はヒラリークリントンは年齢の問題以外でも、民主党であるだけでも願い下げにしたいのです。
更に、オバマ大統領が権限を与えられたTPP等はこれまでの彼の実績から考えても容易に纏まらないと見ています。これが我が国にとって”bad news”か否かの見通しは不明では?>
でした。そこに、オバマ大統領のプーチン大統領との首脳会談での不手際も沈み行きかけているアメリカの実態を悲しいほど伝えていましたし、リベラル派の民主党政権の無力さを立証していました。共和党の奮起にも期待したいのですが、安倍総理の活躍にも期待します。
畏友佐藤隆一氏は私が昨日の「米中首脳会談の結果」の中で引用した「政治・経済・外交・軍事等々の素人で、上院議員を1期勤めたとはいってもその半分の2年間は選挙キャンペーに費やしていた人物を大統領に選んだ言わばアメリカの失敗」に続いて
<オバマの失敗がISISを作りました。プーチン大統領がシリア国軍とともにISISを駆逐すると演説しましたが、是非はともかく、現時点では正解です。オバマ大統領はアサド大統領を退陣させ新しい人物を立てた上でISISを一掃すると言っていますが、これは現実的ではありません。反政府軍に統治能力などありません。ここでもまた、ミスを重ねています。> との厳しい意見を寄せられました。また同じく畏友の尾形美明氏は
<オバマ大統領の大失策がISISを誕生させ、根付かせることになったシリアでの失敗です。オバマ大統領は最初、アサド政権の非道なやり方に反対し、「毒ガスを使用したら、アメリカは許さない」と通告していました。ところが、アサド政権が毒ガスを使用したら、「議会と相談する」、と腰砕けしたのです。
そこで勇躍、躍り出たのがプーチン大統領です。結局、プーチンの活躍で全てはうやむやにされてしまいました。この後は、シリア内戦は悪化の一途でした。ISISも誕生しました。シリア国民2200万人の内、400万人が海外に避難、700万人が難民化しています。
ロシアのアサド政権への軍事支援は強化されています。9月15日の日経の報道によれば、ロシア軍はシリアに戦車揚陸艦や輸送機を派遣、100人超の海軍歩兵部隊を派遣するするなど、急速に軍備増強を支援しています。ロシア外務省はアサド政権への軍事顧問の覇権を認め、「テロとの戦い」の為に追加支援を検討するとしています。
ケリー米ン国務長官は5日と9日の2度にわたりロシアと協議し、「シリア情勢を一段と不安定にする」との懸念を伝えたとのことです。オバマ大統領のへっぴり腰を見ている、ロシアがアメリカの警告に耳を傾ける筈がありません。いや、それどころか、ISISが誕生すると、米国はアサド政権を非難しなくなって
います。これじゃ、シリアもロシアも、更にはイスラエルやサウジなどもアメリカを頼りに出来ない、と考えるのは当然です。
オバマ大統領は、アサド政権が毒ガスを使った段階で大規模な空爆に踏み切り、アサド政権の打倒を目指すべきでした。もう、遅すぎます。中東はどうしようもない混迷状態です。オバマ政権はイランとも融和した為にイスラエルやサウジなどともギクシャクし始めています。>
と更に厳しかったのでした。私の上記に関する言わば纏めは
<私はオバマ大統領が誕生した頃に元の上司や多くの同僚と友人知己の意見を聞きましたが、元々が共和党派のW社の社員からは支持するようなな意見が出てくるはずもありませんでした。 しかしながら、何人かは「今回は(共和党を棄てて民主党に賭けてみた」と言う者もいましたが。
この大統領を選んでしまったアメリカの7年間の有形無形の損失は莫大で、今から取り返すのは容易ではないでしょう。だが、将来これを取り返すべき立場になるかも知れぬ共和党からは未だにこれという候補者が見つからないのも”bad news”以外の何ものでもありますまい。私はヒラリークリントンは年齢の問題以外でも、民主党であるだけでも願い下げにしたいのです。
更に、オバマ大統領が権限を与えられたTPP等はこれまでの彼の実績から考えても容易に纏まらないと見ています。これが我が国にとって”bad news”か否かの見通しは不明では?>
でした。そこに、オバマ大統領のプーチン大統領との首脳会談での不手際も沈み行きかけているアメリカの実態を悲しいほど伝えていましたし、リベラル派の民主党政権の無力さを立証していました。共和党の奮起にも期待したいのですが、安倍総理の活躍にも期待します。