英語で言えば:
暫く遠ざかっていた英語を思い出して、色々な表現の仕方を思いつくままに並べてみようかと思い立った。
Doubtとsuspect:
解説)どちらも何となく似ているように思うが、意味は異なると思う。ジーニアス英和ではdoubtは「〈人が〉〈人・事〉を疑う、信じない」とあり、suspectは「〈人が〉〈人・物〉を怪しいと思う、・・・に容疑をかける、・・・がしたのではないかと疑う」とある。微妙な違いだが、例文を挙げてみれば違いが見えてくると思う。Doubtでは Do you think Giants will win? I doubt it. という具合で「ジャイアンツが勝つと思うかい」「疑わしいね(=そうは思わないね)」となる。Suspectならば I suspect he did not tell me the truth. で「彼は私に真実を語らなかったと思う」という具合だ。疑っているのではなく、そうだったと思っている場合にsuspectを使う。
We were unable to find a home for those substandard products:
解説)「我々はその規格外品の処分する先を見つけられなかった」ということだが、ここで採り上げたかった表現は find a home for である。「~する先」と言うか「~を買ってくれる先」と言えば解りやすいかな。
Flip side of the coin was failure to win the deal.
解説)「その裏面(反対側)にあったのが、受注し損なったことだった」とでも言えば良いか。アメリカ人は「その裏側にある物は~」という意味でこのような表現を使いたがると思う。「物事には常に表裏があるもの」という二進法的な考え方が表れていると思う。
He got me wrong.
解説)「彼は私が言ったことを正確に理解できなかった」というような意味だ。反対に「正しく理解する」は I got it right. となる。1970年だったか、誇り高きEngland の営業部長さんと語り合った時に、「シェイクスピアは Frailty thy name is woman. と言ったが、女性の何処か弱いのか」と尋ねてみたら Shakespeare got it wrong. と言って大笑いした。「シェイクスピアは解ってなかったんだ」と言ったのだった。
Let’ s get the hell out of here.
解説)偶には swearword入りの文章も採り上げてみたくなった。そうでもしないことには「どれがswearwordかが解らないだろう」と考えた次第だ。これは強いて訳せば「急いでずらかろうぜ」とでもなると思う。本来は Let’s get out of here.で「ここから出て行こうぜ」となって十分なのだが、そこに the hellを入れて強調したのである。絶対に真似て欲しくない言い方である。
Give me a break.
解説)「休みをくれ」ではない。一寸口語的な言い方で、仲間内では日常的に出てくると思う。日本語にすれば「好い加減にしてよ」、「勘弁してしてよ」とでもなるだろうか。実例を挙げてみよう。本社の営業部長と工場長に会いに行った時のこと。部長が工場長の秘書に一寸きつい冗談を言った。そこで秘書が Give me a break, Bob. You are too much.と切り返した。「バッブ(アメリカには「ボブ」なんていう発音はない)、勘弁してよ。貴方は冗談がきついの」とでも訳せば良いかも知れない。
Get out of your way.
解説)「貴方の邪魔にならぬようにする」とでも言えば良いか。ある時、私が相談しようとした相手との間にあるテーブルの上に書類が散乱していた。それに気付いた副社長秘書が I will get those papers out of your way for you.と言って片付けてくれた。また、この言い方を Get out of my way.というように使えば「邪魔だ、どけ」となってしまう。
guy:
解説)Oxfordには「アメリカ語では略式」とあるが、通常では男、または男性を指し、「奴」などと訳すこともある。例えば Hey, you guys. のように呼びかけたりする。だが、最早アメリカ語では女性に呼びかける際にも guyが使われている。ジーニアス英和には「gentleman、manよりもくだけた語」とある。尤も、親しい間の呼びかけには You folksというように folksを使う時がある。Oxfordにはfolksは「(informal)a friendly way of addressing more than one person」とある。you guys よりは丁寧な感じがする。
暫く遠ざかっていた英語を思い出して、色々な表現の仕方を思いつくままに並べてみようかと思い立った。
Doubtとsuspect:
解説)どちらも何となく似ているように思うが、意味は異なると思う。ジーニアス英和ではdoubtは「〈人が〉〈人・事〉を疑う、信じない」とあり、suspectは「〈人が〉〈人・物〉を怪しいと思う、・・・に容疑をかける、・・・がしたのではないかと疑う」とある。微妙な違いだが、例文を挙げてみれば違いが見えてくると思う。Doubtでは Do you think Giants will win? I doubt it. という具合で「ジャイアンツが勝つと思うかい」「疑わしいね(=そうは思わないね)」となる。Suspectならば I suspect he did not tell me the truth. で「彼は私に真実を語らなかったと思う」という具合だ。疑っているのではなく、そうだったと思っている場合にsuspectを使う。
We were unable to find a home for those substandard products:
解説)「我々はその規格外品の処分する先を見つけられなかった」ということだが、ここで採り上げたかった表現は find a home for である。「~する先」と言うか「~を買ってくれる先」と言えば解りやすいかな。
Flip side of the coin was failure to win the deal.
解説)「その裏面(反対側)にあったのが、受注し損なったことだった」とでも言えば良いか。アメリカ人は「その裏側にある物は~」という意味でこのような表現を使いたがると思う。「物事には常に表裏があるもの」という二進法的な考え方が表れていると思う。
He got me wrong.
解説)「彼は私が言ったことを正確に理解できなかった」というような意味だ。反対に「正しく理解する」は I got it right. となる。1970年だったか、誇り高きEngland の営業部長さんと語り合った時に、「シェイクスピアは Frailty thy name is woman. と言ったが、女性の何処か弱いのか」と尋ねてみたら Shakespeare got it wrong. と言って大笑いした。「シェイクスピアは解ってなかったんだ」と言ったのだった。
Let’ s get the hell out of here.
解説)偶には swearword入りの文章も採り上げてみたくなった。そうでもしないことには「どれがswearwordかが解らないだろう」と考えた次第だ。これは強いて訳せば「急いでずらかろうぜ」とでもなると思う。本来は Let’s get out of here.で「ここから出て行こうぜ」となって十分なのだが、そこに the hellを入れて強調したのである。絶対に真似て欲しくない言い方である。
Give me a break.
解説)「休みをくれ」ではない。一寸口語的な言い方で、仲間内では日常的に出てくると思う。日本語にすれば「好い加減にしてよ」、「勘弁してしてよ」とでもなるだろうか。実例を挙げてみよう。本社の営業部長と工場長に会いに行った時のこと。部長が工場長の秘書に一寸きつい冗談を言った。そこで秘書が Give me a break, Bob. You are too much.と切り返した。「バッブ(アメリカには「ボブ」なんていう発音はない)、勘弁してよ。貴方は冗談がきついの」とでも訳せば良いかも知れない。
Get out of your way.
解説)「貴方の邪魔にならぬようにする」とでも言えば良いか。ある時、私が相談しようとした相手との間にあるテーブルの上に書類が散乱していた。それに気付いた副社長秘書が I will get those papers out of your way for you.と言って片付けてくれた。また、この言い方を Get out of my way.というように使えば「邪魔だ、どけ」となってしまう。
guy:
解説)Oxfordには「アメリカ語では略式」とあるが、通常では男、または男性を指し、「奴」などと訳すこともある。例えば Hey, you guys. のように呼びかけたりする。だが、最早アメリカ語では女性に呼びかける際にも guyが使われている。ジーニアス英和には「gentleman、manよりもくだけた語」とある。尤も、親しい間の呼びかけには You folksというように folksを使う時がある。Oxfordにはfolksは「(informal)a friendly way of addressing more than one person」とある。you guys よりは丁寧な感じがする。