故安倍晋三元総理の国葬はワシントン州では・・・:
入院中に元の同僚でワシントン州南部のLongviewに引退しているL氏から、下記のようなE-mailが来ていた。その内容は私には少なからず衝撃的だった。以下は私の訳文である。
「私は同じ国葬でも、こちらでは英国の故エリザベス女王と日本の故安倍晋三元総理のそれに対する弔意と敬意の表明に大きな差があったことに大変驚いている。即ち、全世界で故エリザベス女王に敬意を表しその死を悼んだのに対して、少なく当地では故安倍晋三元総理を悼む声は殆ど聞かれなかった。私が訊きたいことは「日本では故安倍晋三元総理に対して、彼の実績に相応しい敬意が十分に表されていたのか」という点だ。君の体調が健全であることを祈念して終わる。」
となっていた。
L氏は以前から「大統領制のアメリカでは、一般的に立憲君主国というか王様がいる国に憧れを持っているのだから、一時は元内親王だった真子さんの結婚に興味を示す者がいた。だが、矢張り我々の関心は英国王室のヘンリー王子の問題の方により多く集まっている」と指摘していた。上記は彼一人の見方なので、他の知人にも問い合わせてみようかと考えている。
余談だが、英語の講釈を。L氏のE-mailの結びの“Hope this question finds you well.”を「君の体調が健全であることを祈念して終わる」と訳したが、非常に苦労した。この形は英語独特の表現なので、無理に和訳することをせずに「こういう言い方もあるのだ」と覚えておく程度で良いと思う。