新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月29日 その3 私にとっては大朗報だった

2020-05-29 17:02:23 | コラム
永年お世話になってきたSクリニックが常態に戻った:

本日で前回の治療以降11日を経て、どうやら膝の痛みが少し辛くなってきたので、先ずは孤軍奮闘のS先生のご都合を確認してからと思って電話をすると、聞き慣れた女性事務員の声が聞こえた。「これはある程度期待したというか、予感があった彼女らが復帰したのだ」と解釈して喜び勇んで駆けつけた、いやトボトボと歩いて行った。実は、18日に伺ったときに無人のカウンターにアクリルの防壁が設置されていたので「もしかすると」との密かな期待があった。女性たちは4月10日で一斉に辞めていたのだった。

そこで恐る恐る入って行くと、2名の顔馴染みの事務員が、マスクにフェイス・シールドという言わば完璧な防備態勢で出迎えてくれたのだった。これは何と言っても永年お世話になって来たクリニックが元の状態に戻ってという事で、患者としても大朗報であり、S先生もさぞかしホッとされた事だろうとお察し申し上げていた。診察室を覗けば、看護師さんも先生の予言通りに復帰していたので、本当に安心した次第だ。4月上旬から毎週のように診て頂いては、診療代は言うなれば「ツケ」になっていたので心苦しかったが、この問題も解決できるだろうと思ったのだった。

膝の状態は薄紙を剥ぐような回復の状態であって治療して頂いたが、先生の指示は「これまで通りに階段の昇降は避けて、日頃の行動範囲を出るような距離を歩くのをなるべく避ける事」であり、10日か2週間後に再度来るようにとも言われた。勿論、負債は決済して帰ってきた。そこで、これで万が一の場合は安心してS先生に紹介状を頂いて、国立国際医療研究センター病院の新宿の(PCR)検査センターに行ける態勢は整ったという妙な安堵感も味わえた次第だった。

S先生に26日に国立国際医療研究センター病院が如何に閑散としていたかを報告した所「病院とは本来その程度の混雑であっても良いのである。それは多くの患者さんが来てくれるのに超した事はないが、誰だって一休みしたいときがあるもの」と言って笑われた。だが、「報道1930」で採り上げていた「病院や開業の先生方の医院やクリニックが赤字で経営難に陥りつつあるのは由々しき事態である」と述べておられた。私は「医療従事者方々に20万円の給付も結構だとは思うが、それよりも何よりも政府は赤字の補填に配慮すべきでしょう」と申し上げたが、特にコメントはなかった。



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