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本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

科学的に運気を磨く3つの戦略とは?

2019-10-27 19:06:34 | 2019年始動。革命のスタート。
運気を磨く 心を浄化する3つの技法

★★★★★あなたは、世界であり,世界はあなたである。〜クリシュナムルティ(インドの思想家)273

人生を肯定する和の思想


根幹:
ゼロ・ポイント・フィールドと繋がる能力
心の世界を変える技法

0-0-2書き出し
★★★★★実は、世の中で「天才」と呼ばれる人々は,この「潜在能力」を、普通の人の何倍も開花させた人々に他ならない。それゆえ、我々も,もし心の中のネガティブな想念を消し,心をポジティブな想念で満たすことが十全にできるならば,同様の才能を開花させる可能性があるのである。117

★ ★★★★「運」が強いことは、究極の資質、究極の力量と言って良いほど、大切なものである。27
★ 一流の世界においては,「技術」や「能力」を超え、やはり「運の強さ」が極めて重要な条件になっていく。30

① この本。コンサルのイメージのある田坂さんが差真の科学的観点から語る運気の磨き方。
冒頭:潜在能力の開花のさせ方から始まり,下記人間関係での運気を磨く方法まで。
こころがふときれいになる一冊。
本書:それは、そもそも、ポジティブな想念とネガティブな想念という分離や対立を超えた「究極のポジティブな想念」を心の中に実現する方法である。19
どうすれば、我々は、心の中からネガティブな想念を消すことができるのか。
どうすれば、我々は、心の中をポジティブな想念で満たすことができるのか。18

◇ 運気の定義
◇ 運気を引き寄せる:この5つの世界にどう対応するか
5つの世界:
第一:個人的な意識の世界
第二:集合的な意識の世界
第三:個人的な無意識の世界

特に重要。

第四:集合的な無意識の世界
第五:超時空的な無意識の世界101
運気の定義:
1直感が閃くということ
2予感が当たるということ23
3好機をつかむということ
4シンクロニシティが起こるということ

◎ 集合的無意識
人々の心は,深い無意識の世界で,互いに繋がっている。57

◎ 超時空的な無意識 デジャヴ既視感
人間の「表面意識」の世界の奥深くにある「無意識」の世界が、我々の人生における「運気」に影響を与えている。48

5コンステレーションを感じるということ25
コンステレーション:星座
「コンステレーション」を感じるとは,人生で起こる、一見、無関係な出来事や出会いに,何かの「意味」や「物語」を感じ、その意味や物語に従って選択や行動をすると、良い方向に導かれること。25

【良い運気を引き寄せるただ1つの条件】
我々の心の状態が、その心と共鳴するものを「引き寄せる」
引き寄せの法則
★ ★★★★仏教においても、目の前にある世界は,自分の心が現れた者に他ならないということを意味する「三界唯心所言」という言葉が語られている。33


0-0-3書き出し①の後に、
★★★★★「感謝はすべてを癒す」という言葉があるが,その言葉通り、この「感謝」の言葉を用いる技法は,劇的にではないが,静かに、我々の傷ついてしまった人間関係を癒していく。そして,何よりも,我々の心を癒していく。177

「人生の習慣を改める」
「人生の解釈を変える」
「人生の覚悟を決める」

②-a世界の成り立ち★★★★★
◇ ゼロ・ポイント・フィールド仮説
◇ 色即是空、空即是色:宗教とのつながり
現代科学の最先端、量子科学の世界で議論されている。
核心:
宇宙のすべての場所に偏在するエネルギー場のことであるが,この場に,宇宙の過去、現在,未来のすべての情報が記録されているという仮説。76
その場に、宇宙の過去、現在,未来のすべての出来事が「波動」として「ホログラム的な構造」で記録されているという仮説。77

◎ 現代物理学の世界では,過去、現在,未来は同時に存在しているものとされている。79
◎ ゼロ・ポイント・フィールドに記録されている未来は、「可能性の未来」だからである。言葉を返れば,このフィールドに繋がることによって予見される未来は、無数にある未来の可能性の中で,最も起こりそうな未来である。83
◎ 我々の「心」がこの「ゼロ・ポイント・フィールド」と量子レベルで繋がっており、そのため、我々は「ゼロ・ポイント・フィールド」から情報を受け取ることができ,また、この場に情報を送ることができるという仮説でもある。85
◎ 1つの波動は,その波動と「類似の周波数」ものと「共鳴」を起こす。87

まずはネガティブな想念を消すことから始める。

②-b★★★★★
結論:
◎ 子供のように無邪気であること

◎ 邪気=ネガティブな想念がない状態。122
◎ 「無意識を変える方法」として最も大切なのは,
「ポジティブな想念」を抱く方法ではなく,
「ネガティブな想念」を消す方法なのである。127
心の性質=心の双極性:
表面意識にポジティブな想念を引き起こすと同時に無意識の世界にネガティブな想念が生まれる。

②-c★★★★★結論
結論:
<ネガティブな想念を消す方法>

第一:「無意識なネガティブな想念」を浄化していく技法:「人生の習慣を改める」

自然の偉大な浄化力に委ねる:自然の中に身を浸すこと
言葉の密かな浄化力を活かす

和解の想念の浄化力を用いる135
◎ すべての人と和解する162
◎ 感謝であって,誤ることでも,許すことでもない。170
:摩擦や葛藤,反目や衝突がある人と,心の中で,一人ひとりと和解していく技法160

ネガティブな言葉を使わない
ポジティブな日常言葉を使う144


第二:「人生でのネガティブな体験」を陽転していく技法:「人生の解釈を変える」
★ ★★★★【人生の解釈を変える】
★ この技法の最も大切な目的は、「自分の人生を愛する」ということである。189
★ 「ネガティブな体験」を1つ一つ振り返り,その「意味」を再考し、解釈することによって,それが,決して「ネガティブな体験」ではないことを明確にしていく技法であり、それは、言葉を変えれば
★ 人生の「解釈」を変えるという技法でもある。180

核心:★★★★★書き出し0-0-1
運の強い人間とは「自分は運が強い」と信じている人間だ。190
自分が「幸運」に導かれた体験を思い起こすことである。
なぜなら、実は、誰の人生にも「幸運に導かれた体験」がいくつもあるからである。
例えば,あなたは、人生において、次のように思える体験がないだろうか?
「あの人に巡り会えたことで、人生が拓けた」
「あの出来事が起こったことで,道が拓けた」192
彼らは,人生で与えられた「不運に見える出来事」の中にも、成長の糧を見いだし,歩んだのだろう。その事を通じて、「不運に見える出来事」を「幸運な出来事」に変えていったのだろう。208

第三:「究極でのポジティブな人生観」を体得していく技法:「人生の覚悟を決める」
▼5つの覚悟
1自分の人生は、大いなる何かに導かれている、と信じる
2人生で起こること,すべて、深い意味がある,と考える
3人生に置ける問題、すべて、自分に原因がある、と引き受ける
4大いなる何かが、自分を育てようとしている,と受け止める
5逆境を超える叡智は,すべて、与えられる、と思い定める225
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経験を超える思考とは?デリダ的脱構築とダニエルカーネマンがカギを握る。

2019-10-27 14:48:18 | 2019年始動。革命のスタート。
Chap5.Thinking outside experience
経験を超えて考える

①この章
関連:ビジネスエリートのためのリベラルアーツ 哲学

哲学:世界の有意味化30
デリダの脱構築100
脱構築:一から作り直すこと
構造物を解体し,構築し直しすという意味。単に解体するだけではなく,構築し直す。101

第5章は経験を超えて考えるには?
ということ。
ポイントは、類推力。
どことなく、デリダの脱構築にリンクする。
そして、ダニエルカーネマンを呼んでみたくなる、

0-0-0書き出し
★ ★★★★「よく整理された問題は、半分解決されたようなものである。」〜JohnDewey
よりよく問題解決を行うものは、戦略立案の前に,問題に秘められた深い耕造の把握から始める者である。115
幅広い思考が必要な世界においては,戦略を複数発見できる思考の源泉が必要であるということ。
そのためには、未知に直面したときに類推により決断をスタートさせるということが求められるということである。119
予期せぬことがまだ観ぬ広大な新しい世界への発見のスタートとなるということ。117
未知へ遭遇した時の類推力とはゆっくりとした経験によりなされるということ。119
◇ 経験が生かされない領域:wicked domain理不尽な領域
において、
ひとつの領域の経験に頼るということは可能性を制限するということだけではなく,大惨事を招きかねないということ。107


★ ★★★★抽象的領域,もしくは関係性における類似性を見いだすことが求められているということ。君がクリエイティブな存在でありたければあるほどこの類推思考が重要となってくるということ。104
★ 今を生きるということはそれほど簡単なことではない。過去の経験が役立たなくなっているからだ。
今までにであったことがない問題を解決するための戦略を練ることが求められているということ。


17世紀は挑戦の世紀であった。
宇宙というものは言い表しようのない精神により支えられた安定した地球の周りを回る天体であると捉えられていた。
17世紀にはポーランド人であるコペルにクスが実際は地球が太陽の周りを各天体が回っていると解いたがメジャーにはなっていなかった。
プラトン、アリストテレスの時代からこれは2000年も変わらぬ事実と冴えて来た。

しかし、カシオペアが新たな衛星を獲得してから、変わらぬ宇宙という幻想は打ち砕かれつつあった。
Keplerは惑星がヨーロッパの空を横切るのを目がけてアイデアを変えていこうとしていた2000年も変わらなかった。
やがて彼の運動もあり,コペルニクスの考えが支持されるようになって来た。
彼には新たな疑問が沸き上がって来た。

【ドイツ人宇宙学者Johannes Keplerの類推】
②-a類推思考とは?
◎analogical thinking類推思考
多様な領域の中に共通する概念を見いだすこと
表面的に違うように見えるものの中に共通点を見いだすこと。103

脱構築的考え:
表面的に違うように見える問題の根底に流れる共通の構造を見いだすこと。107

◎ 類推の力
◎ 類推力とは問題解決の燃料である。
3人集まれば文殊の知恵
3つの異なる分野からの類推で大きな問題解決に当たることで,問題解決の力はブーストする。106

relations 関係性を見いだすということが人間を人間たらしめていることでもある。

◎ think outside the box
⇒知っている領域の外への類推を働かせるということ。
Cfジョハリの窓

Keplerの類推からの蓄積が後に宇宙物理学の礎となった。
◎ 類推⇒論証⇒新しい類推
新しい疑問が浮かぶたびにこれまでの類推は容赦なく尋問し、あらたな類推を作り出すこと。101

◎ 惑星が動くことに対する類推analogy:
世界中から解き放たれ、かつどこにも存在せず、稼働可能なエネルギーがあるのではないか?という類推。100

Keplerはそれまで魂、スピリッツと神話的に捉えられていたものをパワー、力を物理学の世界に持ち込んだ。

結果として,重力という存在への興味を世間を向かわせた。

彼の仮説であった惑星は太陽からは馴れるほどゆっくり動くということは徐々に証明されていった。

「なぜ太陽から遥かに離れた惑星は太陽よりゆっくりと動くんだろう?
おそらく、太陽から離れるほど動きはゆっくりになるんだろう。
ではなぜ?」と。
Keplerの仮説は太陽から放たれるエネルギーは離れるほど弱くなるからではないか?というものであった。

②-bダニエルカーネマン 脱構築のプロセスとして★★★★★
◇ inside view outside view
ダニエルカーネマン
inside view「内なる視点」:経験から導き出される直感
⇒認知バイアス
詳しく知っていることほど、自ら想定する結果が起こると思ってしまう。110

核心:
詳細を分かったつもりでいるほど、過激な決断を下しがちになってしまうということ。110
知っていることに関しては,好意的な判断を下しがちになってしまう。

outside view「外からの視点」:直面する問題と別の問題の構造的な類似性を見いだす思考。
◎ 深い部分での共通した構造を見いだすということ。114

◎ アメリカでは理系の学際的つながりにより、これまで見えなかった別の分野感の共通点を探すという試みもされている。

◎ 慣れ親しんだ思考から幅広い思考へとスイッチを切り替える思考
◎ ネットフリックスレコメデーションの精度を上げるために同じくoutside viewを用いている。
多くの視聴履歴から何を次に進めるべきか?を分析する変わりに、視聴者がいいねをした結果からレコメデーションを行っている。
興味を示したカテゴリーから興味を示すであろうカテゴリーをAIが学習しているということ。111
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學び方を改革する。〜ニセモノんお生産性に惑わされない。

2019-10-27 08:47:25 | 2019年始動。革命のスタート。
Chap4.学ぶ。早く/時にゆっくりと。
“学び方”改革。学びの生産性とは?


これからあなたはイーグルスの試合を見に行こうとしている。いいね?
そこでのホットドッグはとっても美味だ。
ところでフィラデルフィアでは。
ところでこのホットドッグのコストはいくらかかっているだろう?

カリスマ的数学教師は言った。
彼女は問題を定義付ける際に身近な例から入る。

彼女は物事の本質が理解できるように取りはからっていた。

<Multiple-choice time:多くのたとえからひとつのことを理解する。>
核心:教える。教わるではなく、自ら答えを出すプロセスを大切にする。
わからないこと

seeking rules:法則性を探す。83
理解するのに必要な手掛かりは何か?どうすれば身近なことに置き換えられるか?
①★★★★★
chap4は学び方改革。学びの生産性を
◎ 「てっとりばやく」は問題であるという意識を持つこと。85
◎ 核心:望ましい困難さdesirable difficultiesとは?89

関連書籍『武器になる哲学』
ビジネスパーソンが哲学を学ぶ意味
1状況を精確に洞察する
2批判的思考のツボを学ぶ
3アジェンダを定める
4二度と悲劇を起こさないために

②-a★★★★★

◇Generation effect 85創造効果:
たとえ間違った回答でも自らの頭を使って答えを導き出すこと。

0-0-0書き出し★★★★★
★ ★★★★自ら考え挑戦し得た堪え難い失敗からの学びは最大の学びの機会となる。
★ ソクラテスは生徒に教えるときに答えを授けるのではなく,彼らが自らの答えを導き出せることに重きをおいた。85
★ 自ら考え抜き,自信を持って行動に移すそれによってもたらされる効果は計り知れない。


◇Hypercorrection effect86超修正効果:
間違った答えを自信を持って導き、その後正しいプロセスを学ぶほうが、学習効果は大きい。


◇ヒントがない状態で学ぶ
ヒントをキッカケに学んだことは長い目で見るとマイナスになる。

◇ spacing:時間を空けて試す
科学的にも証明されていること。学びは時間を経た後の方が生きるということ。

◎答えを出すことではなく,考えるプロセスこそが重要である。81
◎ 質問をし回答を考えるプロセスでゆっくり理解を積み重ねていく。80
あるものごとを抽象的な言葉から、具体的状況に置き換え中から理解を擦る。
創造から始める。
What if?


②-b方法★★★★★
【経験が通用しない問題に直面したときにどう対応するか?】
◎ 関係性を見いだす質問をすることから始める。

関連性を見いだす質問は教師と生徒という関係性からは生まれない。

◎システムとして観る。84
◇ わからないこと/理解できないこと/難しいこと
まずはものすごく身近なことに置き換えられないか?
ということから考え出してみる。
他に可能性はないか?
身近なところから始める。

<学びを促進する2つの質問>
1順序だった質問:using procedures questions:すでに知っていることの質問から始めるということ。

2関係性を発見させる質問:making connections questions:冒頭エピソードのように抽象的コンセプトから、今考えていることとの関係性を見いだす質問から始めるということ。

この質問をしたのちに、教師が何を行うかで結果の差に繋がる。
すぐに順序だった質問に映るのではなく,
◎生徒の中で混乱を生じさせることが重要であるということ。
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