ファクトフルネス
①
スウェーデン特集③
世界の正しい見方。
事実に基づく世界の味方。
スウェーデンらしい:著者とその息子と、奥様で書かれた本。
世界に希望を持つために、正しい事実を見つめ,世界を観るための本。
著者は意思であり,研究者であり,TEDを初めとする講師でもある。
公衆衛生学の教授。
【方向性】
世界それほど希望に満ちあふれている訳でもないが.それほど絶望に満ちあふれている訳でもない。
2項対立ではなく,事実に目を向ける。
最新の事実に基づく世界の見方。315
Q.世界の人口内、極度に貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょうか?
答え:半分になった。
◉世界には健康と所得のレベルが様々に違う国があることと,そのほとんどは中程度だということを子どもたちに教えよう。315
答え:
★ ★★★★時を重ねるごとに少しずつ、世界は良くなっている。何もかもが毎年改善する訳ではないし,課題は山積みだ。だが、人類が大いなる進歩を遂げたのは間違いない。これが、「事実に基づく世界の見方」だ。
0-0-0書き出し↑
★ あなたは、次のような先入観を持っていないだろうか。
★ 「世界では戦争、暴力、自然災害、人災、腐敗が絶えず,どんどん物騒になっている。金持ちはより金持ちに鳴り,貧乏人はより一層貧乏になり,貧困は増えつづける一方だ。」20
★ ★★★★世界は世界のことを知らなさすぎるといういらだつ私をよそに,オーラとアンナは冷静に分析を続けてくれた。3何も知らないというより,みんなが同じ勘違いをしているといったほうが近いかもしれない。16
◉世界は変わり続けていることと,死ぬまでずっと知識と世界の見方をアップデートし続けなければ鳴らないことを教えよう。316
◉何よりも謙虚さと好奇心を持つことを子どもたちに教えよう。316
③-a核心 取り上げたい。★★★★★
【求められるマインドセット】
◎ 可能主義者に。楽観主義者でも、悲観主義者でもなく。
◎ 可能主義者のわたしは「人類のこれまでの進歩を見れば,さらなる進歩は可能なはずだ」と考える。88
根拠のない希望を持たず、根拠のない不安を持たず,いかなる時も『ドラマチックすぎる世界の見方』を持たない人のことを言う。88
▲
◎
わたしは「世界は良くなっている」とは言っているが.「世界について心配する必要はない」とは言っていない。90
【とはいうものの、心配すべき5つのグローバルリスク】301
・ 感染症の世界的な流行
・ 金融危機
・ 世界大戦
・ 地球温暖化
・ 極度の貧困
◇ 間違った見方が広まる理由
A. 二項対立思考
「世界には極度の貧困そうもいれば,億万長者もいる」という話は伝わりやすく,「世界の大半は、少しずつだが良い暮らしをし始めている」という話は伝わりにくい。51
B. ネガティブ本能
暗い話はニュースになりやすいが,明るい話はニュースになりにくい。64
C. 考えずに感じているだけ87
★★★★★メディアは現実を映し出す鏡にはなれない。事実に基づいた世界の見方をメディアに教えてもらおうなどと考えるのは,友だちの撮った写真をGPSの代わりに外国を観光するようなものだ。彼らは知識不足なだけで,悪気がある訳ではない。嘘をついているわけでもない。270
★★★★★本当の意味での明るい話とは,数えきれないほどの「小さな進歩」が世界で起きているということだ。世界は思っているよりずっと良いと知れば,なんだか元気も湧いて来る。66
<先進国、発展途上国というニ文法の間違い>
◎世界の人口の75%は中所得の国に住んでいる。39
いまや、世界のほとんどの人は中間にいる。「西洋諸国」と「その他の国々」「先進国」と「途上国」、「豊かな国」と「貧しい国」のあいだにあった分断はもはや存在しない。38
【きちんと情報を理解できない仕組み】
◉323ページを見ながら。
わたしたちの頭の中と,外の世界のあいだには、「関心フィルター」という、いわば防護壁のようなものがある。この関心フィルターは、わたしたちを世界の雑音から守ってくれる。
▲
関心フィルターには10個の穴が空いている。
「分断本能の穴」:話の中の分断を示す言葉に気づくこと。
「ネガティブ本能の穴」:ネガティブなニュースに気づくこと。
「直線本能の穴」:グラフはまっすぐになるだろうという思い込みに気づくこと。
「恐怖本能の穴」:恐ろしいものには、自然と目がいってしまうことに気づくこと。
「過大視本能の穴」:ただひとつの数字が、とても重要であるかのように勘違いしてしまうことに気づくこと。185
「パターン化本能の穴」:ひとつの集団のパターンを根拠に物事が説明されていたらそれに気づくこと。213
★★★★★
「宿命本能の穴」:いろいろなもの(人も、国も,宗教も、文化も)が変わらないように見えるのは,変化がゆっくりと少しずつ起きているからだと気づくこと。宿命本能を抑えるには,ゆっくりたおした変化でも、変わっているということを意識するといい。236
「単純化本能の穴」:ひとつの視点だけでは世界を理解できないと知ること。259
「犯人探し本能の穴」:誰かが見せしめとばかりに責められていたら、それに気づくこと。282
「焦り本能の穴」:いますぐ決めなければならないと感じたら、自分の焦りに気づくこと。いま決めなければならないようなことはめったにないと知ること。307
①
スウェーデン特集③
世界の正しい見方。
事実に基づく世界の味方。
スウェーデンらしい:著者とその息子と、奥様で書かれた本。
世界に希望を持つために、正しい事実を見つめ,世界を観るための本。
著者は意思であり,研究者であり,TEDを初めとする講師でもある。
公衆衛生学の教授。
【方向性】
世界それほど希望に満ちあふれている訳でもないが.それほど絶望に満ちあふれている訳でもない。
2項対立ではなく,事実に目を向ける。
最新の事実に基づく世界の見方。315
Q.世界の人口内、極度に貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょうか?
答え:半分になった。
◉世界には健康と所得のレベルが様々に違う国があることと,そのほとんどは中程度だということを子どもたちに教えよう。315
答え:
★ ★★★★時を重ねるごとに少しずつ、世界は良くなっている。何もかもが毎年改善する訳ではないし,課題は山積みだ。だが、人類が大いなる進歩を遂げたのは間違いない。これが、「事実に基づく世界の見方」だ。
0-0-0書き出し↑
★ あなたは、次のような先入観を持っていないだろうか。
★ 「世界では戦争、暴力、自然災害、人災、腐敗が絶えず,どんどん物騒になっている。金持ちはより金持ちに鳴り,貧乏人はより一層貧乏になり,貧困は増えつづける一方だ。」20
★ ★★★★世界は世界のことを知らなさすぎるといういらだつ私をよそに,オーラとアンナは冷静に分析を続けてくれた。3何も知らないというより,みんなが同じ勘違いをしているといったほうが近いかもしれない。16
◉世界は変わり続けていることと,死ぬまでずっと知識と世界の見方をアップデートし続けなければ鳴らないことを教えよう。316
◉何よりも謙虚さと好奇心を持つことを子どもたちに教えよう。316
③-a核心 取り上げたい。★★★★★
【求められるマインドセット】
◎ 可能主義者に。楽観主義者でも、悲観主義者でもなく。
◎ 可能主義者のわたしは「人類のこれまでの進歩を見れば,さらなる進歩は可能なはずだ」と考える。88
根拠のない希望を持たず、根拠のない不安を持たず,いかなる時も『ドラマチックすぎる世界の見方』を持たない人のことを言う。88
▲
◎
わたしは「世界は良くなっている」とは言っているが.「世界について心配する必要はない」とは言っていない。90
【とはいうものの、心配すべき5つのグローバルリスク】301
・ 感染症の世界的な流行
・ 金融危機
・ 世界大戦
・ 地球温暖化
・ 極度の貧困
◇ 間違った見方が広まる理由
A. 二項対立思考
「世界には極度の貧困そうもいれば,億万長者もいる」という話は伝わりやすく,「世界の大半は、少しずつだが良い暮らしをし始めている」という話は伝わりにくい。51
B. ネガティブ本能
暗い話はニュースになりやすいが,明るい話はニュースになりにくい。64
C. 考えずに感じているだけ87
★★★★★メディアは現実を映し出す鏡にはなれない。事実に基づいた世界の見方をメディアに教えてもらおうなどと考えるのは,友だちの撮った写真をGPSの代わりに外国を観光するようなものだ。彼らは知識不足なだけで,悪気がある訳ではない。嘘をついているわけでもない。270
★★★★★本当の意味での明るい話とは,数えきれないほどの「小さな進歩」が世界で起きているということだ。世界は思っているよりずっと良いと知れば,なんだか元気も湧いて来る。66
<先進国、発展途上国というニ文法の間違い>
◎世界の人口の75%は中所得の国に住んでいる。39
いまや、世界のほとんどの人は中間にいる。「西洋諸国」と「その他の国々」「先進国」と「途上国」、「豊かな国」と「貧しい国」のあいだにあった分断はもはや存在しない。38
【きちんと情報を理解できない仕組み】
◉323ページを見ながら。
わたしたちの頭の中と,外の世界のあいだには、「関心フィルター」という、いわば防護壁のようなものがある。この関心フィルターは、わたしたちを世界の雑音から守ってくれる。
▲
関心フィルターには10個の穴が空いている。
「分断本能の穴」:話の中の分断を示す言葉に気づくこと。
「ネガティブ本能の穴」:ネガティブなニュースに気づくこと。
「直線本能の穴」:グラフはまっすぐになるだろうという思い込みに気づくこと。
「恐怖本能の穴」:恐ろしいものには、自然と目がいってしまうことに気づくこと。
「過大視本能の穴」:ただひとつの数字が、とても重要であるかのように勘違いしてしまうことに気づくこと。185
「パターン化本能の穴」:ひとつの集団のパターンを根拠に物事が説明されていたらそれに気づくこと。213
★★★★★
「宿命本能の穴」:いろいろなもの(人も、国も,宗教も、文化も)が変わらないように見えるのは,変化がゆっくりと少しずつ起きているからだと気づくこと。宿命本能を抑えるには,ゆっくりたおした変化でも、変わっているということを意識するといい。236
「単純化本能の穴」:ひとつの視点だけでは世界を理解できないと知ること。259
「犯人探し本能の穴」:誰かが見せしめとばかりに責められていたら、それに気づくこと。282
「焦り本能の穴」:いますぐ決めなければならないと感じたら、自分の焦りに気づくこと。いま決めなければならないようなことはめったにないと知ること。307
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