K-POP 新感覚のメディア (岩波新書) | |
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岩波書店 |
『KPOP新感覚のメディア』
日本よりずっとグローバル化しているKPOP。
今はBOAの登場から始まったKPOPの第三時ブームが、2017年のtwice、blackpink,BTS,2NE1などに代表されるグローバルなK-POPブームの流れである。
Twiceがすごいのは、そのパフォーマンスももちろんだが、
トランスナショナルな音楽性、韓国、台湾、日本という之まで結びつきそうで結びつかなかった3国を韓国が結びつけたということだろう。
歴史的には、
KPOPのグローバル化を決定づけたのは、Psyの江南スタイルだったという。
K-POPの源流は日本的音楽の模倣×ブラックミュージック=ヒッポホップとの出会いから進化していったようである。
文化的にアメリカにコリアンタウンが在ることなども受容に影響しているようである。
著者である金 成玟は、KPOPは音楽、産業、社会という3つの次元から語る必要が在ると語る。
面白いのが、ヨーロッパ、南米などでは、KPOP、韓国ドラマと、日本のアニメは同じ店で扱われているということ。
アジアの1コンテンツと位置づけのようである。81
今のKPOPの特徴
1歌、ラップ、ダンス、スター性を含む綜合トレーニング
2ブラックミュージックの影響を受けたサウンドと韓国語ラップ
3派手なパフォーマンスと(★★カルグンム)
4視覚的魅力や物語性を極大化させたミュージックビデオ
5若者を代弁する社会性の高い歌詞
6海外出身のメンバーの存在
7献身的なファンダム
8海外での高い人気
⇒ダンス/真似し易さ/中毒性の高いリズムとメロディ93
<KPOPの感覚>
ポンキ=恨
:韓国人が好むメロドラマ的(感傷的•通俗的)な要素が強調されたメロディやリズム、歌唱法の感覚 107
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