本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

響く文章を書く核心。アートとしての文章術とは?

2019-06-18 20:43:13 | 2019年始動。革命のスタート。
読みたいことを,書けばいい。


Austin日本語版と言ったイメージか。

元電通コピーライターが書いた本。
文章を書くということの根本の考え方が学べる本。
SNSなどで情報発信をすることにもつながる一冊。
書きたいことを徹底的に調べぬいて,自分だけの視点に仕立て上げて発信してきた著者が語る書くということ。情報発信をするということの核心。

②核心
★ ★★★★最初の放心が間違っている。その前に方針という感じが間違っている。出発点がおかしいのだ。偉いと思われたい、おかねが欲しい。成功したい。目的意識があることが結構だが,その考え方で書くと,結局人に読んでもらえない文章が出来上がってしまう。34

自分がおもしろいと思えるように書けばいい。139

★★★★★「わたしが言いたいことを書いている人がいない。じゃあ、自分が書くしかない」読み手として読みたいものを書くということは、ここが出発点なのだ。103読み手など想定して書かなくていい。その文章を最初に読むのは、間違いなく自分だ。自分で読んで面白くなければ、書くこと自体がムダになる、99

原理:自分が読みたいことを書けば、自分が楽しいという原理。4
伝わらなくてもいい。すでにそれを読んでいる自分が楽しいのだから。自分が面白くない文章を他人が読んでもおもしろいわけがない、だから、自分が読みたいものを書く。それが読者としての文章術だ。6
自分が楽しくなるというのは,単に気持の持ちようが変わると、気に食わない現実をごまかす、ということではない。書くことで実際に「現実が変わる」のだ。7
▼ ★★★★★
「好きなことを書いても、この書き手は一次資料に立脚している」という理由。
一次資料とは,
「ここがその話の出所で行き止まりであるという資料。案外簡単に見つかる。152

◎ 巨人の肩に乗る:「ここまでは議論の余地がありませんね。ここから先も話をしますけど」179

③★★★★★
書く時のスタンス
◎ 「私が愛した部分を、全力で伝える」という気持で書く必要がある。183
◎ 自分が最も心を動かされた部分だけをピックアップして,後は切り捨てる「編集」をする。193

0-0-0書き出し
★★★★★「書けば、人生なんか、ある日、パッと変わるんや」261書くことはたった一人のベンチャー起業だ。文章を書いて人に見せるたびに、「それは誰かの役に立つか?今までになかったものか?」と考え抜けば,価値のある意見には必ず値段がつく。236

前提:書きたい文章は「文書」=目的があるビジネス文書であるはずがない。

文章の定義:★★★★★
書きたい人がいて、読みたい人がいる(かもしれない)、それが文章なのである。

◎3-2★★★★★根拠ある想いを語れ。
前提:ネットで読まれている文章。人が読みたい文章の9割は随筆である。

随筆:
事象とはすなわち見聞きしたことや,知ったことだ。世の中のあらゆるモノ,コト、ヒトは事象である。それに触れて心が触れて心が動き,書きたくなる気持が生まれる、それが「心象」である。55
▼ 核心★★★★★
人間は、事象を見聞きして,それに対して思ったこと考えたたことを書きたいし,また読みたいのである。55
⇒事象より:ジャーナリスト
 心象より:小説家、詩人59

◎ 趣味 の定義:
手段が目的とすりかわったこと62
※ 切手の例

客観的な姿勢で対象に接すること、対象について調べて発見すること。対象を愛せるポイントを見つけること。伝えることを絞って短い文章にまとめること。そしてなによりも自分がおもしろいと感じられないものは他人もおもしろくないという事実。93


◎ 書くということ
他人の人生を生きてはいけない。書くのは自分だ。だれも代わりに書いてくれない。あなたはあなたの人生を生きる。その方法のひとつが、「書く」ということなのだ。115

◎ 物書きは「調べる」が9割9部
⇒★★★★★今の時代に求められる情報
書くという行為において最も重要なのはファクトである、ライターの仕事はあまず調べることからはじめる。そして調べた9割を棄て、残った1割を書いた中の1割にやっと「筆者はこう思う」と書く。148

1次資料に当たる。150

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