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第四章~一生通用するサバイバルできるパーソナル・キャリアの作り方
目指すべきは「会社に捨てられても大丈夫な人」「会社に捨てられる前に、会社を捨てられる人」。
【パーソナルキャリアの特質】
①パーソナルキャリアは意識しないと作れない。
どの山に登るかを自分で決め、道なき道を歩いていくつもりなので、ほうっておくと蓄積されない。
大事なことはパーソナルスキルを作ろうと常に意識し、自分のスキルは何かを突き詰めること。
②パーソナルキャリアに定年は無い
何歳になっても、攻めの姿勢で蓄積していけるのが、パーソナルキャリア
③「パーソナルキャリア=収入」ではない
パーソナルキャリアを造る第一の目的は自分の付加価値を高めること。イコール起業でも、収入でもない。
④パーソナルキャリアはひとつに決めるものではない。
可能性のありそうなこと、自分が興味を持ったことはとりあえずやってみる。いくつか試しているうちに、長続きしないことは淘汰され、結果として自分にとってのパーソナルキャリアが残る。
【パーソナルキャリアを作る3つのステップ】
ステップ①
勉強-自分の実態価値をあげる
すぐにお金に結びつかない、一見、ただの趣味や遊びに見えるものも、パーソナルキャリアを豊かにしてくれる。
ステップ②
打診-このアウトプットにバリューはあるか?
お金になるなら無いより、自分がインプットしたことを情報として発信し、不特定多数の人にどのように評価されるかを図ったほうがいい。
ステップ③
事業化-収入を一本化させるのはリスク
第二ステップで打てば響くというような反応を期待するのではなく、長期的にあせらずたゆまず発信続けること。
【パーソナルキャリアのタイムテーブル】
20代:コーポレートキャリアを中心にインプット
仕事にせよインプットにせよ、まずは効率を度外視して、大量のタスクをこなすことも20代では大切。
全力投球で、徹底的に、時には長時間労働もいとわない構えで大量のインプットをする。
20代でのコーポレートキャリアのポイントは、
A.お金を払ってでもやりたい仕事にチャレンジすること
B.いい先輩いへばりつき、勉強をさせてもらうこと
C.愚痴を言わないこと
30代:パーソナルキャリアの種をまく
30代では20代で足腰を鍛えた後の仕組み化、実績を上げるためのインプットとアウトプットをする。
20代後半から30代にかけては、パーソナルキャリアの糧となる転職をしてもいいでしょう。逃避型の転職が許されるのは、何もわからず就職に失敗した20代だけです。(136P)
以下省略